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白様。7/11猫日記

サムネは兄。

※インターネットの片隅に殴り書いたやつだけど記念に残しとこと思って



兄がね、散歩から帰ってこなくて。
ドア開けっ放しで寝てて、まあそれはいつものことなので平気なんだが。
ネネとぽんちゃんも心配しているのか、なにかの物音に反応して走って外出てくから、ついていってみたらカナブンかーい!みたいなことが夜中に何度もあって寝れんくて、でも寝て。
3時にふと目覚めたらネネがいない。
ネネだけは、散歩に出しても(というかドアは開けっ放しなわけだが)アパート2階の共用部廊下から降りようとしないので、「居ない」は珍しい。
廊下にいるのかな?と見に行ったら、そこで座って1点を見つめてる。
なにを見てるのか、空想でもしてるのか、しばらく気付かなかったけど、視線の先に白い影をみつけた。
高貴なお稲荷さんみたいな、あるいはヌラっとしたエヴァンゲリオンのような、その美しい白い立ち姿は、たぶん河原の方に住んでる野良。
ここまで来るんだ。
白様とネネはずっと見つめ合って対峙している。出てきた僕に気付いてネネは足元に擦り寄ってくる。白様、なにかを教えようとしている?
階段を降りる僕。異変に気付いてついてくるぽんちゃん。白様は、ゆっくり、ゆっくりと歩き始める、まるで猫とは思えない大きめの草食動物のような動き。それはついて来いとか言ってる風でもなく、人間の僕と距離をとるように、しかしゆっくりと。
白様の距離に、僕が入ってしまったのだろう。踵を返して走りだす白様。と、それを追う黒い影。兄じゃん!

ありがとうございました。

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