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小説 桃太郎のケバブ振動数、まさに100!!!

とある村に、ゴビョービンとギャビベンビョーが住んでいた。
ゴビョービンはたくましい男、ギャビベンビョーはプレイメイトの経験があるセクシー美女だった。
二人は夫婦ではなく、家賃5000円の家をシェアして住んでいた。

ゴビョービンは山へ柴刈りに、ギャビベンビョーは「二軒目どうする?」のロケハンのため、東中野をうろついていた。

すると、東中野のケバブ屋から出てきたのは、石田純一のそっくりさん、岩田ゴンビョベだった。

「よお、ひさしぶり!!」

岩田ゴンビョベは、ギャビベンビョーに話しかけてきた。

たいした知り合いではないのに、なれなれしいな、とギャベビンビョーは思ったのだが、そこに突然、巨大な桃が空中を飛んできてパカッと割れた。

中から桃太郎が飛び出してきて、
「アンーマメーミヨエーポヒー!!」
と叫んだ。

犬、サル、雉は桃太郎の声を聴いて、異次元から飛んできて、

四人でワルツを踊っているところに、岩田ゴンビョベが、
「おれも仲間に入れてくれよ!!」
と叫んだ。

その叫びですべてのバランスが崩れ、

いつまでもいつまでも、オルゴールからフローラルの香りがまき散らされていたという。

おしまい

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