肉体を捨て、培養液の中でぷかぷかと浮かぶ、電脳世界に生きる俺は美空ひばり「川の流れのように」をこの世界が滅びるまで聴くだろう

 壮大な川の流れを想起させる鳥肌もんのイントロから、歌唱における人間が出せる表現能力の極みを打ち出してる美空ひばりの歌声、秋元康の最高のリリック、まさに日本を代表する名曲というのにふさわしいですよね。なんか秋元康作詞作曲だと思ってる人(と思ってた時期が俺にもありました)が多いけど、作曲は1980年代後半から秋元康とのコンビで多数のヒット曲を送り出した見岳章。
 なぜ唐突にこの曲をフィーチャーしたかというと、最近寝るときは大体Spotifyでポッドキャストか環境音みたいなのを流してて、その日は川のせせらぎの気分だったので、「川の」まで検索をかけたところたまたま出てきた「川の流れのように」を聴いたからなんですよね。

「川の流れのように」、、、最高!!!!!!

それでは歌詞を

歌:美空ひばり
作詞:秋元康
作曲:見岳章
発売:2005-09-22 15:26:21

知らず知らず 歩いて来た
細く長いこの道
振り返れば 遥か遠く
故郷が見える
でこぼこ道や 曲がりくねった道
地図さえない それもまた人生
ああ川の流れのように ゆるやかに
いくつも 時代は過ぎて
ああ川の流れのように とめどなく
空が黄昏に 染まるだけ

生きることは 旅すること
終わりのない この道
愛する人 そばに連れて
夢探しながら
雨に降られて ぬかるんだ道でも
いつかはまた 晴れる日が来るから
ああ川の流れのように おだやかに
この身をまかせていたい
ああ川の流れのように 移りゆく
季節 雪どけを待ちながら

ああ川の流れのように おだやかに
この身をまかせていたい
ああ川の流れのように いつまでも
青いせせらぎを 聞きながら

美空ひばり 川の流れのように 歌詞 (lyricjp.com)

てかシューゲイザーなんだよねこの曲

サビの盛り上がり、轟音のギターが鳴るところを想像してみてください…
ほぼRadioheadの"Creep"なんですわ…

…?


皆さんおなじみのbetcover!!が「珍走隊」という名前で毎年年末にカバー曲を演奏するイベントをやっているんですが、その締めにバンドサウンドで「川の流れのように」のカバーをしているじゃないですか!!

マジで良い

9歳にしてデビュー、彼女の輝かしいキャリアを締めくくる生前最後のシングルとして発表されたこの曲。日本人なら一度は耳にしたことがあるはずのこの曲だけど、この記事を読んだあなたにはぜひもう一度聴きなおしてみてほしい。




【地球グミの場合】
ああ 地球のグミのように

2024.01.27 ニトロ川涼介


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