241117(高尾、薄桜鬼、エクハ、オンゲキ)
ここ最近の出来事を書こうと思う。
高尾
高尾に行った。行ったのは今月の一日のことで、もう2週間以上も前のことらしい。
どこかにふらっと出かけるやつをやりたいな~と思っていたがなかなか動けずにいたところ、この間見たリステDDの舞台が高尾で、アニメ内では高尾の様子がそこそこ細かく描写されていて行ってみたいなという気持ちを刺激された。見た直後から行ってみたいなぁと思っていたが、そのときは都合が合わなかった。そのまま特に予定を立てることは無かったが、この日はたまたま前日に明日暇だしどこか出掛けようかな、そうだ高尾に行こう、と思いついて行くことになった。
フォロワーにヤマノススメを見ろ!と言われたので(誇張してます、すみません)前日の夜はアリス・ギア・アイギス Expansion第5話とヤマノススメ1期を見ていた。
ところで、元々行こうと思ったきっかけがリステDDなのと、前日に高尾山が舞台のアニメを見ていたしまさしく聖地巡礼といった感じだが、実際にはそういう意識はなかった。
カットを回収出来ると嬉しいという気持ちはあるが、それは進研ゼミで見たやつだ、と似た感情なのではないかという気がする。少なくとも俺はいつもそれぐらいの気持ちしか持ち合わせていないし、そういう感覚でおこなってもそこに作品への理解や思い入れというものを関連付けるのは無理があると思う。
みたいなことを常日頃考えているわけだが、実際にはこれは極論だと思うし、作品とその舞台によって個別に事情が変わってくるものだろう(というかこれは俺が、面倒で舞台探訪なんて真剣にやりたいと思っていないのでその言い訳みたいなところもあると思う)。そこがモデルとなった場所なんだと分かるぐらい細かく描いているならそれには何かしらの意味があるのだろうし、意図を読むという目的でも舞台探訪には意味があると思う。また、それ以外にもいろいろと行う理由はあるだろうし、何かしらを決めてちゃんとやれば価値があるものなんだろうな、という気はしている。
何の話をしているのか分からなくなったが、全く他人の行動にケチを付けたいわけではなくて、自分は軽いノリでしかやっていないということを言いたかった。
あともう一つだけ言わせてもらうと、アニメを見てその舞台に行きたくなる度合は、作品自体をどれくらい好きかというのとは、自分の場合あまり関係ない気がする。どのくらい共感されるのか分からないが、俺はアニメで街の様子が細かく描かれているとそれだけで嬉しくなる人間で、同時に散歩したいという気持ちも刺激されるので、結果としてその舞台に行ってみたいと思うようになる、という仕組みだ。
アニメそのものへの感想とは別の軸で、散歩欲をいかに刺激されたかというポイントがある気がするし、これをアニメへの評価に入れてしまっていることもある(意図してそう描かれている場合もあると思う)。思い返すとやくもはかなりそのポイントが高かった。
閑話休題、高尾に行った話に戻ると、あの日は高尾駅から高尾山まで歩いた。これは先人のリステDDの舞台探訪のブログ記事を見たら一番最初に高尾駅に訪れていたからなのだが、俺はここを第1話及びOPで式宮舞菜さんが利用している駅だと勘違いしていた。しかし実際にはそれは高尾山口駅で、ちゃんと読めば高尾駅は5話で月坂紗由さんが式宮舞菜さんの家に行く際に降り立った駅だとしっかり書いてあった。と言ってもあまり失敗だなとは思わなくて、もともと高尾の街を歩くことも目的にしていたのでそのまま歩き始めた。
正直なところ、高尾山を登ったことよりもこの高尾駅から高尾山へ向けて歩いているときの方が楽しかった。これは俺が住宅街を歩くのが好きだからなのだが、特に高尾は面白かった。遠景には山が見えるので(つまり"端"を感じられて)どこかこじんまりとした印象があったし、またその関係か急だったり緩やかだったりいろんな坂道がたくさんあるように見えた。時間があればもっとふらふらと、坂道に釣られてその先を確かめるということをやりまくりたかった。
そう時間についてだが、高尾駅に着いた時点で15時前で、そこから高尾山口駅までまっすぐ(と言っても山があるから少し"迂回"する道になっている)歩いても30分はかかる。さらにこの時は高尾の街を見ながら歩いていたので、高尾山口駅に着いたのは16時前だった。高尾山に登ることを目的としていたし、またかなりの軽装だったので、暗くなってしまうと危ないかなと少し不安に思いながらケーブルカーに乗った。
尻切れとんぼ気味だが、高尾山の道中を書くつもりはなかったのでこの話はここまでにする。
↓はフォロワーのブログに投稿した写真。特に最初のやつはかなり気に入っている。
薄桜鬼
薄桜鬼を見た。きっかけは秘密だけどいつものやつです。
各話の構成が良かったと思う。原作がある上で、それぞれの1話の中にテーマというか物語を入れている構成なんだけど、こういうのはかなり好みだなぁと思った。あと引きも毎回強い。
そして、そういうパキッとした視聴感が、幕末の京都でのさまざまな事件が起きてそして過ぎ去っていく忙しなさと、その中で新選組での日常(そしてこれも徐々に変化していく)をうまく感じられるように出来ていたと思う。
何というか、外連味の出し方がとても精霊幻想記を思い起こさせるなと思っていたが、最終回のOP中に手元のスマホで適当に監督の名前を検索したら、なんとずばり同じ監督だった。こういう体験は初めてで、なんかとても嬉しかった。
薄桜鬼はどうも結構人気のある作品らしく、アニメも3期まで作られているし、二部作の劇場版、ミニアニメが1クール、OVAが6つ、さらについ数年前に新作OVAも公開されたらしい。
dアニでは1期の最終回に2期の特報まで入っていて、かなり続きが気になるところで終わった(のとElder flower現象)ことによって相当なドカ湧きが出来た。
マジで面白いのでフォロワーにも見て欲しい、俺も精霊幻想記2期ちゃんと追いつくので。
エクハ
いろいろあって、エクハを見たい気分になったのでまた見ている。Blueskyで視聴報告をするつもり。
今のところ毎回泣いたと書いているけど本当に泣いている。
オンゲキ
オンゲキにだいぶハマっている。まさか自分がゲーセンに通うようになるなんて思わなかったし、それが音ゲーだということは割と自分でも信じられないことかもしれない。更にいうと、ソシャゲもあんまりちゃんとやったことがないので、ソシャゲっぽいゲームを腰を据えてやろうとしているのも初めてのことだと言える。
このゲームは音ゲー部分とソシャゲ(キャラゲー)部分に分けて考えることが出来て、俺の場合まず音ゲー部分にはゲーセンで筐体の前に座って物理ボタンを押すということに魅力を感じ、ソシャゲ部分には、元々曲がすごく好みだと思っていたが、実際にプレイしてみると筐体のデカいディスプレイにキャラクターが映し出されていることに魅力を感じた。また、うまく言えないがこのゲームのキャラクターの声が(演技が?)多分かなり好みの感じな気がする、一人のことだけじゃなくて。
このゲームはいわゆる鍵盤にあたる3ボタン×2の他に、画面上に表示される自キャラを動かすレバーと、"壁"と呼ばれるボタンが本当に左右の壁に配置されている。これらを駆使するのが本当に楽しくて、音ゲーはとても下手くそだという自信があった俺でもリズムに合わせるというか、音を出す楽しさを味わえた。いや、実際にはそれよりも腕をあっちこっちに動かす忙しさの方が楽しく感じられた気がする。特に、オンゲキを初めてやった日にプレイした、絶対にそのときからすると難易度が高すぎたハッピータイフーン(あのハッピータイフーンです)で壁を叩く楽しさを感じた記憶がある。
プレイ動画を見ても、知らない人はどうやって叩いているのか全く分からないはずだ。やってみないと分からないという言葉がここまで似合うゲームもなかなか無いと思う。
ちなみにオンゲキを遊んだ報告は主にMisskeyでやっている。