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推しメンの話1

これは僕の備忘録としての一面もあるので、気持ち悪いです。最初に言っておきます、でもこういう推しメンがいたんだな〜て思ってももらいたいので文章に起こします。


推しメンはもうグループを卒業して一般人になられたので、お名前を出すのは如何なものかな、と思うのでグループ名だけ言うのですが…charm*charmというリアル三姉妹で結成されたアイドルグループの次女が推しメンです。例え一般人になっても、好きなのは変わらないので現在形でお送りしますね。




初めて推しメンに出逢ったのはそのcharm*charmの前身となったグループ(こちらも解散している)でした。その時も三姉妹は一緒に活動していたので転生とかじゃないですよ。が、メジャーデビューして2枚目のシングルを出した時の関西でのリリイベで顔面が刺さってしまい…つまりは一目惚れしました。仲の良いゲームを通じて知り合った関東のオタクがそこのオタクで、推しメンが関西にリリイベ行くからお前とも遊びたいんやけど…みたいな”ついで”で見たグループだったのですが。まんまとついでに転がり落ちました。僕は当時、乃木坂や欅坂といった、所謂大手アイドルのオタクで地下アイドルは無知の無知無知。こんなに距離が近くて、可愛くて、初めて見るものに目を奪われました。大手では直近で5秒しか見れないご尊顔が分単位で拝める。大仏なんて写真でええやろ、の気分の人が奈良のドでかい大仏を見てヒェ…となるように、生で見るものの迫力や臨場感っていうかとにかく好きになっちゃったんです。顔が可愛い、のとギャアギャア騒がしく笑ってくれたのが堪らなくて。顔が可愛いだけなら大手で良いんですけど、分単位でご尊顔を拝みながらのトークがとても楽しくてハマりました。沼にハマったレベルではなく、崖から落ちたレベルだったので、その日のうちに推しメンのcheerz(画像投稿アプリ)のファンランキングをピーマンのアイコンで染めて困惑させました。ごめんね、好きな物はピーマンです。


けれども推しメンは関東、おれは関西。2つの地域は日本にあるけれど近くて遠い。当時、学生だったのもあり、シーズン1の推しメンでした。季節が変わるたびにどっちかが遠征して、遠征してくれて…そんなスパンじゃ絶対顔とか忘れてるやろwて思ってたんですけど意外と覚えているものなんですね。髪どれくらい伸びたね、とか髪色変えたね、とか細かいところを言ってくれたのはびっくりしました。オタクなんて覚えてなくて良いのにな…嬉しい気持ちと認知されたくない気持ちは表裏一体です。


後は僕を推しメンにハメたオタクが、定期的に今日の推しメンはこうだったよ、とか情報を共有してくれていたので推し止めるとかはなかったですね。それもまた、タイミングが良くって。僕がメンタルをやられて落ち込んでいる時に限って推しメンが、そのオタクに伝言だったり僕の話題をしてくれるのです。オタクは推しメンとお金を払って話しに行ってるのに僕なんかの話をするのは申し訳ないな、と思うのですが…人をネタに笑っていたそうなので、まあ、まあ。推しメンが笑顔になるなら何でも良いです。コンスタントに気遣われる経験がないのでシンプルに染みました。好き続けられた理由がこちらですかね。ありがとおたく。ありがあいどる。


現場に行けなくてもTwitterに絵を流してみたり、たまの会える時に推しメンを絵描いてキーホルダーを作って贈ってみたり、生誕祭で等身大イラストパネルを贈ってみたり。クリエイティブなオタクは何でもしてしまいます。僕がキーホルダーを贈った後に、公式グッズでキーホルダーが出たのでそこは、少し申し訳ない気持ちです。でも何か、推しメンがアイドルだった証みたいな物を残したくてあって欲しくて、色々しました。今はもう推しメンのTwitterもインスタも消えて、きっとチェキは色褪せてしまうし、何年経って物として残る物はCDぐらいになってしまうのでしょう。少し悲しくないですか?おじさんは推しメンのTwitterが消えた瞬間、めちゃくちゃ悲しかったです。物なんて推しメンが持ち続けるなんか分かりませんが、持ち続けてるって思えばそこまでで、僕たちが捨てなければ思い出になるという訳です。おたくのエゴの押し付けなんですけど、こうやって応援してくれてるおたくたちがいたって事実は残ってて欲しい…そこにそのグループがあったって事は忘れられないで欲しいなと思います。出来れば、芸能活動じゃなくても良いから目の届くところで何か動きが見れたら良いんですけどね…


推しメン、元気だといいな…

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