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僕と対人ゲーム

皆さんご存じの通り、2021年が終わります。
いろいろ考えさせられる1年でした。
わたくし、齢35。
そろそろ、自分の人生がどういうルートをたどるのか、
見積もりが立てられる年齢となりました。

さて、今年の振り返りです。
普段、できるだけ読んだ人に楽しんでもらえるように
記事を書いているつもりなのですが、
今日はなかなかそうはいかないかも。
頑張って書きます。

■思ったことを書く時は、結論を最初に

僕がどうして対人ゲームをやるか、というのが今年わかった気がします。
僕にとって対人ゲームはコミュニケーションツール、だな、
というのが、今年の大事な気づきでした。

僕、今実家に帰ってきてるんですよ。
両親と僕の3人でいるのですが、
両親ともにどうしようもないコミュ障夫婦で、
かたや自分が思ったことを言葉にしないけど行動がわがまま。
かたや言葉にはするけど自分の意思がない。
まぁそれでも二人は幸せそうにしているので、
勝手にしたらいいと思っています。

そんな両親から生まれた僕はどうかというと、それに輪をかけて
思ったことを言葉にしないし自分の意思もないわけです。
そもそも僕は人間が苦手、と言うのが今年わかった大事な要素です。

しかしですね、ここが重要なのですが、
別にコミュニケーションがとりたくないわけではないのです。
むしろ周りの人と仲良くしていきたいわけです。
なぜかって言うと、人間が群れを作る動物だから、みたいな、
そういう原始的な理由です。

つまり、
先天的には人間と仲良くしたいが、
後天的には人間が苦手、というのが、
まぁ、良い悪いは置いておいて、僕はそういう人です。
誰かと一緒にいるのもストレス。
孤独に暮らしていくのもストレス。

こんな精神状況で、どうやって心を安定させればいいのか!?

その答えが、僕にとってのゲームです。

そういう僕の、心の安定をもたらしてくれるのが、対人ゲームなんです。

■ゲームと対話

昨日、もう60歳を超える父と母がゲームを買ってきました。
ニンテンドーSWITCHと、
僕がおすすめした「世界の遊び大全51」と「脳トレ」。
夜、晩御飯を食べ終わったあとに、
3人で「世界の遊び大全51」で遊んだんです。

僕がおすすめした「マンカラ」というボードゲームをやって、
夫婦二人で勝ったり負けたりして、
時々僕が入ってボコボコにして、
その後「トイボクシング」でボコボコにされたりして。

めちゃくちゃ楽しかったんですよね。

いつも会話がない、
会話があっても噛み合わない、
噛み合っても意見の違いを楽しめない、
どうしようもないコミュ障家族なのですが、
ゲームをしている時間だけは、
お互いに共通の目的に向かって感情を露にできる、
お互いの気持ちを分かり合える、
家族で対話ができる、貴重な時間なんですよね。

対話が出来る貴重な時間、という意味では、
僕がひとりでオンラインゲームをやっているときだって同じで、
例えばAPEXをやっているとき、
チャンピオンになろうとしている仲間と
言葉が無くても行動で対話しているし、
僕を殺そうとしている敵と、
敵を殺そうとしている僕との中で、
鉛弾を介して、対話しています。

誰かと一緒にいるのもストレス。
孤独に暮らしていくのもストレス。
でも、ゲームを介している時だけは、
孤独ではなく、誰かと一緒にいることが嬉しい、
ストレスのない「快」な時間なんです。

■まとめ

と、いうわけで、今年僕がゲームに対して思ったことを
まとめて書いてみました。
こういう人もいるんだなぁ、と思ってもらえれば。

ゲームは、特に対人ゲームは、
僕にとっての、
良く言えば生きてゆく拠り所、
悪く言えば薬物のような存在です。
もう対人ゲームが無くては生きてはいけない体になってしまいました。
もちろん、オンラインゲーム、オフラインゲーム問わずね!

これが良いことか?悪いことか?
まぁ、一般的な感性で言うと、良いとは言えないと思います。
だけどそうでもしなきゃあ、
人生辛くて生きていかれないんだって!
ゲームをやっている時だけは、心から幸せだって言えるんです。

まだ僕の人生は多く見積もったら50年くらい残ってます。
その50年のほぼ全ての時間を、ゲームに使うのだろう。
そんな未来の見積もりを立てた、2021年でした。

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