髪の毛のデジタルイラストの塗りについて

さて深夜テンションシリーズのイラストについてのぼやきをしていこうかなと思ってるんですが(イラストを描くには目がショボショボしてかけないので)今回は髪の毛の描き方塗り方について話していこうかなと思います。ただ、このシリーズは低コスト最優先で書いているので案の定イラストを載せる高度なことはしません。申し訳ない。

影をアニメ塗りする。(通常)

濃影をつける。(乗算又は通常)

夕方、夜、朝のグラデーションをかける(不透明度は任意自分はかなり低めが多い、レイヤー効果は好み)

顔周りを肌色で適当に塗って不透明度を下げる。(通常)

不透明水彩で要所でグラデーションを意識しながら塗る
ぼかしもかけすぎないよう意識しながらかけていく

強い光の部分を描き込む(作品全体の色合いを見ながら描く)

大体完成

方法だけ見たい方はこんな感じなのでマネするかこんな描き方何だ「ふーん」みたいな感じで流してくれればおっけいです~。

細かいことなどの雑談は下に書いとくので暇な方は見てくれるとオタク冥利につきます。

早速入って行きますが(後述してる文字は先述してる部分より先に書いてるので違和感があるところがあると思いますがすいません)
 大前提としてイラストは見る人によって人の好みが変わるように描き方も人によってこのみがあります。ここで話す描き方は私の描き方なので参考にしたいとこだけ参考にしてこんなやり方違うだろという方は完全にスルーしてもらって構いません。一番いいのは尊敬している絵師の塗り方を真似することだと思うので話半分に聞いてください。
私がキャラクターの髪の毛を塗るうえで大事にしていることはただ一つ、影とそうじゃないところのメリハリです。少しわかりにくいのでわかりやすく言い換えると「アニメ塗りをすること」です。キャラクターも背景も同じことが言えますが書き込もうとするならきりがありません。極論デジタルイラストで言うなら一ピクセルごと描くことが出来ます。アニメ塗りはそういう細かく描くといったことをせずざっくり塗ることですが、これが侮れません。デジタルイラストを描く初心者がやりがちなことは不透明水彩やぼかしなどを多用してイラストレーターのようにグラデーション完璧に再現して書こうとすると思います(やりがちとかきましたがこれは私が最初にやろうとしたことです)。この描き方ももちろんいい作品ができると思いますし悪くはないと思います。ですが描く難易度が跳ね上がると私は思います。理由として2つ上げます。
1.本当の影の部分が曖昧になりわからなくなる。
不透明水彩などの水彩系はグラデーションをいい感じに描けるのでとても使いやすいのですがそれと同時にごまかしもかなり効きやすいです。はっきりした影は遠くから見たときに違和感がすぐに分かりますが、水彩を使うと多少違和感があってもよく見えてしまいます。なので作品が完成した時に始めて「へんじゃね?」となります(経験談)。
2,ぼかしはついつい使いすぎてしまう
ぼかしというのはとても便利です。水彩と一緒に使ったり、単体で使ったりしてもきれいなグラデーションをかけることが出来ます。これはとあるイラストレーターの方が言ってて心の底から納得共感した言葉ですが、ぼかしは使いすぎると作品全体をぼかしてしまいます。ぼかしいうツールは極端に言えば本当はそこに描かないといけない細かい部分をぼかすことでわからなくすることです。ぼかしは効果的に使わないと作品全体をぼかすことにつながるので気を付けましょう。

アニメ塗りはこれらを解決してくれます。アニメ塗りは影の部分、そうではない部分にわかりやすく分けてくれるので描く側も方針がはっきりしますし、見る側もここが影の部分と脳が勝手に認識してくれるのでやらないに越したことがないです。実際多くの絵師はアニメ塗りから各詳細な作業に入っているとメイキング当の動画をみると感じます。イラストを書くときに下書きを描いて設計図を描くように色を塗るときにも同じ工程になるのがアニメ塗りだと思います。
アニメ塗りを終えたらやることはあと一つです。それは色を増やすことです。アニメ塗りの欠点は使わせている色が下塗りの色とアニメ塗りで書いた影の部分の二色だけです。もちろんこれだけでもいいのですが色の情報を多く入れたほうがいいので入れていきます。

なんか1800文字も書いてきて書く順序が破綻して気がするので後はまたの機会にします。(言いたいことはかけたので)
色々書きましたがアニメ塗りというのは影の感覚をつかむ練習のかなりいい描き方だと思うので一回試してみることを推奨します。最近のゲームでもブルーアーカイブのようにアニメ塗りでも魅力的かけると証明されているのでぜひ使いましょう~
以上ゴールデンウイークで生活リズム崩壊中のニシキでした。

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