ハヤリガミ

事件のあらすじ
最新型の整備のされた大型総合病院、阿形総合病院の理事長、阿形宗介は自らの目的のためにエイボンの書を使い、この地にいるハヤリガミを呼び覚まし職員、患者たちから生気を吸い取り渋谷愛子を蘇らせようとしていた。
ひょんな事に病院に訪れた探索者へ待ち受ける運命とは…。

半シティ一本道シナリオ
シナリオ難易度 高
ロスト率 中 発狂率 高
KP難易度 高 PL難易度 中
プレイ時間 オンセで6〜8時間
推奨人数 4〜5人
KPもPLも少し慣れた方をオススメします。
全員初心者はオススメ致しません。

推奨技能
目星、聞き耳、図書館、心理学、医学、戦闘技能値、信用、説得、応急手当

探索者たちには自身の治療もしくは友人のために病院に来てもらいます。
ランダムで骨折させてもよいかも。
医者の場合は転勤などでも良いかも。

※阿形総合病院
一年前に開院された。日本の最先端の技術、設備が施された10階立ての病院。
1~2階は診察室、手術室などが集められている。
3~4階はスタッフルーム、娯楽室などがある。5~9階は病室、10階は理事長室
すべての分野のエキスパートを集め、この病院で治せない病気はないなどとも言われている。
理事長の名前は阿形宗介
※探索者に医師関係者がいる場合は出してもよい情報

病院内は入ってすぐ右が受け付け、左が待合ルーム
まずは受け付けなどで話をするだろ
う。話が終わった後に番号札を渡される。『この番号をスピーカーで呼びますのでそれまでご自由に院内を回ってください』などと言われます。
受け付けなどで目星をすると中のナースなどの様子が見れる。やけに疲れていて目の下に酷いクマができている。
話をしても忙しくて寝れないなどと言われる。
待合室ルームでは女の子(8歳)が熱心にスケッチブックに絵を描いている。
何を描いてるの?もしくは覗くなどの行動をすれば描いてる絵がみれる

※スケッチブックの絵
そこに描かれているのはすぐ側で患者さんと立ち話をしている医師だった。
何の変哲もない光景だが明らかに違うものが描かれている。
黒い影のような者がいる。一つ二つどころではない。ありえない数が医師と患者を包み込もうと集まっている。
SANc0/1

中身にきく、もしくはこの黒いのは何?と聞くと聞いた相手に対し指を指す。『そこにいるよー』とポカーンとした顔で言う。sanチェック1/1d3
もちろん振り返っても誰もいない。
絵を頂戴などというとくれるだろう。

しばらくするとお母さんと妹が来て帰るだろう。
※必ずスケッチブックを忘れさせること。

※スケッチブックの中身
探索者がスケッチブックをぺらりぺらりとめくっていくと病院の風景と黒い影のような物が描かれているのがわかるだろう。一番最後のページに人の形をしているが全身が真っ黒の口だけなついた得体の知れない何かが描かれていた。
探索者はそれ見て自然と体が震え、嫌悪感に襲われた。SANc0/1

スケッチブックは持って帰るか中のスタッフに渡すであろう。

絵をナースに見せたりすると顔をゾッとさせるが気持ち悪い絵ですね…などとしか言わない。心理学などあれば何か隠し事をしているのがわかるだろう

※ナースに心理学
→とても怯えていることがわかる。
信用、説得(もしくはRP)で話を聞くことができる。

※ナースの話
ここ最近、深夜番を担当していて夜の見回りなどをしていると黒い影のような物が霞んで見えることがあるんです。
などと答えるだろう。彼女もとても怯えているので聞かれた場合は連絡先は教えてくれる。

少し時間がたつと聞き耳ロールをふらせる。失敗した場合は周りがざわめいてる事に気づく。
成功すると誰かの叫び声が聞こえる
そこには老人が『愛子ぉー、愛子ぉー!』と誰かを探している素振りをしている事がわかる。
そうすると慌ててナースや医者などが駆け寄っていくだろう。
ここで目星成功で渋谷重蔵の日記を発見できる。

※渋谷重蔵の日記
◯月×日
独り身になって早10年、わしもとうとうこの日がきた。
ガンが全身に転移しているらしい
余命宣告までされた。でも、充分にわしは生きた。もう充分だ。
最後に願いが叶うなら愛しい愛しい愛子に会いたい。

○月×日
最新型の病院に移動するらしい。
あまり乗り気になれんが仕方がない。

○月×日
なんじゃ、この病院は通る人が全て黒いモヤのようなものがかかっている。
触れないし反応もせん。
地獄なのか、わしは地獄に来たのか…。

○月×日
愛子をみた。あれは間違いなく愛子じゃ

※探索舎が重蔵に追いついたとしても話しかけても全く話にならないようにしよう(KP情報)

探索者たちが日記を読み終えたタイミング。もしくは目星に失敗した時に尾舎部利太郎(精神科医)を出しペラペラと話をさせると良いだろう。

※尾舎部利の話
この老人の名前は渋谷重蔵。50年前に一人娘を亡くしている。この病院に来る前までは穏やかな老人だったらしいがここに来てからはあんな感じになったと。歳も歳だしボケてしまったのだろう
※彼は本当に娘を見ている。(KP情報)
老人の病室(5階の病室)を聞けば教えてくれるだろう。

阿形宗介について聞かれた場合
→阿形先生は内科も外科もできる天才だよ。それもあって忙しい方だからね、普段はここにはいないんだけどね
そういえば明日来られる日だったかな?
まあ、僕みたいな下っ端が会える相手ではないからねー
などと適当に話をさせると良いだろう。
※尾舎部利は昨日からここに移動してきたので深い内容などは知らない。

※渋谷重蔵の病室(5階)
行くと老人はいない。
1日目は基本的には何もないのだが日記を取り損ねている場合はここで出してあげよう。

※ベット付近に赤いリボンを出してあげよう。

※赤いリボン
探索者に女性がいる場合はアイデア3分の1、もしくは【歴史】でセーラー服のリボンだと気付かせよう。何処の学校の物かはわからない。

職員などにリボンのことを聞いた場合はおそらく渋谷さんの物だったかな?
はっきりとはわからないな。と言わせておけば良いだろう。

そうこうしているとアナウンスが鳴り、探索者が呼ばれている事にきがつくだろう。
指定された場所へ向かう(診断室)
向かった先では若い医者と70代くらいの人がいるのがわかる。
聞き耳ロールを成功すると老人が医者に怒鳴っている事がわかるだろう。

会話の内容
比良!この病院だけはダメなんじゃ!
このままだと比良も死んでしまうぞ?的な会話。
あなた達がそれの光景を目にすると医者が追い出すように老人を追い出す。
目星で保険証を見つける。

※保険証
先ほどのお爺さんの名前(只野源)と住所が書いている。

医者はあなたたちを見るとにっこりとして診断室の中に入れてくれる。
探索者が上手いRPや【説得】【信用】などを使った時に以下の情報を出してあげてください
比良の話
『あれは私の叔父でして、まだわたしが生まれる前の話なんですがね。この病院が立つ前に病院があったんです。
あなたたちもこの地域が疫病で昔、封鎖されていたのは知っているでしょ?
その患者を受け入れてたんですね。って聞こえのいい言い方か。。まあ、半ば強引に閉じ込めてたんです。患者が力つきるまで。未知の病だったから仕方がなかったんですよね
私の母もその被害にあって亡くなったのでそれもあるのでしょう』と元気が無さげに笑う
【目星】でこの比良も目の下にクマがあるのがわかるだろう。
診察結果はポッキリ折れている。一週間内にまた来て欲しいなどで良いだろう。

保険証を頼りに只野源の家に行くことが出来る。

只野源の家は阿形総合病院から徒歩10分の所にある一軒家である。

※只野源の家
→源は頑固親父なので探索者たちをはじめは毛嫌いする。
親身になって話を聞いてやったり信用、説得などを使えば話をしてくれるだろう。※2日目にハヤリガミによる痣を見せれば黙っていれてくれるだろう

部屋で【目星】などをしたらこの情報をだしてあげよう。
※お仏壇
お仏壇に若い女性の遺影がある。(これは奥さんの遺影)

※源の話
→『昔この地で外国から流行り病が来た事があったのはお主らも知っておるじゃろう。
しかし、それは違うのじゃ。
わしは聞いたんじゃ、確かに聞いたのじゃ。病院に国のお偉いさんたちが入って行くのを見て後をつけたんじゃ。そしたらそやつがこう言ったのを『残念だがここを放棄する事にした。腕の良いやつを1人送り込むから3日以内に立ち去れ』と
はじめは何の事か、わからんかったが次の日に急に病院が封鎖され、わしの嫁はそこで看護師をしていてそのまま疫病にかかり亡くなった。嫁の最後の時すら一緒にいれなかった』てきな感じで話してくれたらいいだろう
そして探索者たちに一冊の古い書物と写真を見せるだろう

※古い書物
未知の病がこの地に現われ
人々はどうしようもなく飲み込まれていった。
残された者にできる事はかかった者を隔離するしか残されていない。
かかった者たちの姿はどんどんやせ細り最後には死が訪れる。
皆、最後には口を揃えてこういう『黒い人の形をした靄をみた』と…
私たちはこれは神の仕業だと思った。いや、そう思わなければ耐えきれない。
人の形をした黒い靄のことを『ハヤリガミ』と名付けた。

だれが書いたまでは残されてはいないが昔の人々が書いたものだろうと源も言うだろう。

写真は奥さんの遺書と一緒に入っていたものだと教えてくれるだろう
※写真
若い女性がやせ細りながらも笑顔で写っている。
【目星】などで女性に青黒い痣があるのがわかるだろう
探索者がすでにハヤリガミによる痣がある場合は【アイデア】に成功でSANc 0/1

ハヤリガミつづき

1日目で出来ることの追加

病院の娯楽ルーム(何でもある場所)でパソコンで調べたりする場合。
【図書館】成功で以下の情報がでる。
※阿形宗介の事
阿形宗介は内科も外科も出来る天才医師。
神の手(ゴッドハンド)を持つと言われている。
目にも留まらぬ、速さで難しい手術をするらしい、彼に治せぬものはない
彼という存在が医学会の進歩に繋がると言われている。
そして一年前に渡中井町に阿形総合病院を設立した。
この際の費用を全て阿形本人が負担した。全国から各分野のエキスパートを呼び、日本最先端の治療を施している。
一年半前に父である阿形次郎が亡くなっている。

阿形次郎について調べる場合も【図書館】成功で以下の情報がでる。

※阿形次郎について
外科医で35という若さで渡中井病院の院長を務め、現役引退まで医学界のために尽くした。
美容にもきをつかっており見た目も年に対し、すごく若かった。
一年半前に、自宅で変死体として発見されている。
外傷なども無いことから捜査は難航している。
※渡中井病院は今の阿形総合病院の出来る前にあった病院

※渡中井病院について
今の阿形総合病院ができる前にあったぐらいしか情報がない。
スペシャル、クリティカルを出したらSNSでこの渡中井病院について情報を聞こうとしたりすると消されてしまうなどの情報出してあげましょう

1日目の夜
探索者たちが眠りに着くとイベント発生する。

※個別導入の方が面白い。

貴方が目を覚ますと自分は立っていて
辺り真っ暗なのがわかる。
少し先の部屋から光が漏れでて、通路の一番奥で非常用電灯がチカチカと光っていることがわかるだろう。
選択肢は2つです。【光が漏れ出す扉へ】【非常用電灯へ】
※持ち物はありません。
※KP情報
この時点で後ろを振り返っても漆黒の闇が続いています。探索者が行った場合はハヤリガミに捕まえさせ、パクパクさせてしまいましょう。SANcは高めにしてもかまいません
そこはお任せします。

扉の方に進んだり、当たりを目星した場合は以下の描写が入る。

あなたの視界に黒いもやのようなものが目に入り、それがこちらにゆっくりゆっくりと何かを呟きながら近寄ってきている事に気づく。
そして近づいてくるにつれておぼろげながら人の形を成している事がわかるだろう。
あなたはこの得体のしれない存在に言いようのない恐怖を覚えるでしょう
→SANC 1/1d3
そして貴方は気づくだろう。
それは一体、二体ではない事に
周りを見渡せば10~20はいる。
※四方八方にいます。
※話しかけても反応はしない。

探索者が【聞き耳】するといった場合は振らせる。

【聞き耳】
黒い靄は『痛い』『苦しい』などと言っている。

そして探索者には触れてない事(触れれない)にも気づく。
先に行こうとすれば簡単に通りぬけれる。そして何の害もありません。
扉を無視して非常電灯へ行った場合はシーン2へ

※扉(シーン1)
光が漏れでている先は病室なのがわかる。
ここで【アイデア】成功した場合は渋谷重蔵の病室だとわかるだろう(探索者が1日目に行っていた場合)
中の様子はベットにカーテンが覆われており、それ以外にとくに変わった事はない。

※カーテンをめくる
カーテンをめくるとそこには渋谷重蔵がスーッスーッと寝息を立てて、眠っているのがわかる。そしてすぐ側にセーラー服を着た少女がいる事がわかるだろう。少女は貴方に背きもせずに渋谷重蔵のベッドのそばで寝ている。
渋谷重蔵に【目星】をした場合は彼の枕の隣に赤いリボンが置いてあるのがわかる。(1日目にとってる場合はないよ!)

少女に声をかけたりした場合、少女は目覚めて一言『お父さん』と言います。
そこで探索者の方をみて、少し驚きながらも『私の事が見えるんですか?』と言います。

彼女への質問
Q.貴方は?
a.私は渋谷愛子です。
Qどうしてここに?
a.(重蔵の方をみながら)お父さんに会いに来てるんです。
Q.ここはどこ?
a.ここは…死者の世界のはずです。
Q.自分たちは死んでない。
a.そうみたいですね。貴方は今、魂だけの存在です。…もしかしたら引き寄せられたかもしれないですね。
Q.何に?
a.きっと知らない方がいいです。

ある程度、話が終わると彼女は首から簡単に作られたネックレスのようなものを取り出し『…差し上げます。貴方はこの先とても大変な事に巻き込まれていく。そんな気がするんです。この石には私の力を込めています。何処かで役に立つかもしれません』

※緑のクリスタルネックレス
MP5ポイントが入っています。使うと砕けてなくなります。

探索者にネックレスをかけてあげると『さあ、早くここから出ましょう。貴方がいるべき場所では…』といったところで彼女がふっと消えます。

探索者が一つ行動をしようとした時に以下の描写が入ります。

貴方がそうしようとした瞬間、猛烈な悪寒を感じる。そして自然と視界が動く。自分の事をそうさせている方へ
貴方の視界にゆっくりと這い出てくるどす黒い『何か』が映り込む。それは先ほどの者とは違い、はっきりと人の形をしており妙に立体的なのがわかる。
ゆっくり這い出た『何か』はベット越しに貴方と向かい合う。
貴方の脳から見てはいけないと危険信号を鳴らすが目を背く事が出来ない。
貴方を眺めていたそれはふと渋谷重蔵の方を見ると顔の口らしき所が裂けていき
、真っ赤な唇が現れ、ニヤァと笑う。
そのような視界に映り込む『何か』を目撃した貴方はSANC 2/1d8

渋谷重蔵を眺めていた『何か』は目にも留まらぬ速さで渋谷重蔵の心臓に当たる部分に手を突っ込む。
そしてズル、ズルと音を立て、白い塊の様な物を取り出すとそれをヨダレを垂らしながら丸呑みする。
先ほどまで聞こえていた寝息はピタリと止まる。
【アイデア】成功した場合は
渋谷重蔵が死んでしまったのではないかという事に気付き、SANC 0/1d3

美味しそうにゲプッと音を鳴らした後、貴方の方へ振り向き、ゆっくりと貴方へ手を伸ばす『何か』直後、病室に鳴り響くピーピーという音。
ここで貴方は我にかえるだろう。

ここで探索者の選択です。
【逃げる】か【闘う】ですが逃げる事をお勧めしてあげてください。(逃げる以外の事をした場合はハヤリガミに触られちゃいます)
※触れた場合はその場所に激痛が走り、青黒く変化します。(3ダメ)
その場所は動かなくなります。そしてそのままシーン5へ

ハヤリガミは逃げる探索者を追う事はなく、腕を伸ばしてきます。
探索者が通路までいき、様子をみてた場合は以下の描写をしてください

シーン2(扉へ行かず、そのまま非常用電灯へ行った人にはDEX10対抗)
※難易度をあげたい場合はここで普通に全員に対抗させてもよいかもしれない。

扉がバンッと開き、『それ』は床に張りつきながら四つん這いでキョロキョロしながら何かを探している様だ。
貴方の事を見つけるとニヤリと笑いながら物凄いスピードで追ってくる。

ここでどうするか確認してください。
逃げる場合は何処に逃げるか確認してください。

【逃げた場合】
目の前には扉がある事がわかる。
先は真っ暗です。
左手には上り階段と下り階段がある事がわかる。
どちらに行くか確認してください。
選択肢は3つです。非常用電灯の扉の先にいく。下り階段にいく。上り階段へいく。(少し緩くしたい場合は上り階段も正規ルートにしてもよい。その場合はDEX10と対抗させよう。)

【緊急用電灯の扉の先へ】シーン3
扉の先に出た途端に眩い光が貴方を包み込む。
目が眩む貴方へ誰かが手を差し伸べながら『こっちよ』と言っている。
手を掴む貴方はそのまま意識がプツリと切れた。

【緊急用電灯へ逃げる以外の行動した場合】シーン4
貴方が一歩踏み出した瞬間、反対の足を何かに掴まれると同時に激痛が走る(3ダメ)
貴方を掴んだのは紛れもなく、得体の知れない『何か』だった。SANC 0/1d3
引き剥がそうとした場合はstr対抗(30と)
失敗した場合は以下の描写へ
シーン5
引き剥がそうと必死になるが健闘虚しく、そのまま引きずられていく貴方は遠退く意識の中、グシャリ、グチャリと聞こえてくるだろう。
貴方はこう思うだろう。
『ああ、自分は食べられているんだ、死ぬんだと…』
ここで貴方の意識はプツリと切れる。SANC 1/1d4

ここで探索者全員合流

貴方方はハッとするように目を覚ましました。
びっくりするほど汗をかき、思い出すだけで吐き気をもどおす。
しかし、ちゃんと貴方の心臓はしっかりと鼓動をうっている。
※ミスリードへ進んだ探索者には1d3のSAN値回復
※ハヤリガミに触られた探索者のみ以下の描写が入る。
しかし、○○さん
貴方は(触れられた部分)が激痛が走る。
慌ててそこを確認するだろう。
なんと『やつ』に触られた部分が青黒く変色している事がわかるだろう。
そんな夢だったはずなのに確かにそこにはアザがあったSANC 0/1
そしてそこが動かせなくなっている事もわかるだろう
ここで痣がついた探索者全員に【医学】を振ってもらう。(初期値も)
【医学】成功で以下の情報がわかる。
一見ただのアザにみえるのだが内部まで侵食しており、進行形で腐敗が進んでいる。このままのペースでは2日で全身が腐敗してしまう事がわかる。
そして貴方の持てる医学的知識では原因がわからない。つまり、未知の病だという事がわかるだろう SANC 0/1
このままではアザがついた探索者には切断もしくは死が待っている

※看護師と連絡先を交換している人は着信が入っている。
聞くと怯えた声で『た…助けて…何なの…あれは…やめて!近づかないで!いや!』とここで電話が切れている。【アイデア】成功でもしかして彼女も自分達と同じ者を見てしまったのではないかと考えついてしまう SANC 0/1

※病院にいく場合
貴方は何とか病院にたどり着くが何だか騒がしい事がわかるだろう。
すると後ろから尾舎部利から話かけられる。
『昨晩、心肺停止し最善を尽くしたみたいだが助からなかったみたいだ』的な事を言わせたらOK
ついでに『受付の可愛いナースさんも倒れちゃうし大丈夫かなー、ここ』的な事を言ったらいい

※診断をおこなった場合も同じ事を言われる
そして精密検査をおこなわれるため、アザを見せた者は15時頃まで拘束されてしまう
※ちゃんとしたお医者さんに診てもらう事で安心感を得れるので 1d5のSAN値回復
ただし、17時頃に阿形宗介が病院に来る事を教えてくれる

2日目にできる事
※只野源に話を聞きにいく(今日の16時頃に阿形宗介が病院に来る事を伝えよう)

※阿形家の事を調べる。
ある程度調べ終わると【聞き耳】などを振らせ、近くの看護師に阿形宗介が来る事を教えたらいいだろう。

※待ち合い室へいきアケミちゃんと会う。

アケミちゃんは待ち合い室で一人で熱心に絵を描いている。
探索者達がアケミちゃんに話しかけた場合は以下の描写が入る。

アケミちゃんは貴方をじっと見つめてこう言う。
『お兄ちゃん(お姉ちゃん)大丈夫?』
『お顔に黒いのいっぱいついてるよ?』
これを聞いた探索者はSAN1減少

『アケミの妹もお顔に黒いのいっぱいついてて、きっとそれでいっぱい風邪ひいてるの。だから、大丈夫??』

『でもね、アケミね、今日夢見たんだぁ~
白いお部屋で優しいお姉ちゃんがアケミのこと撫でてくれてね、魔法のおまじないを教えてくれたの!』

『アケミがしてあげようか?ねえ??』とニッコリと笑っています。

アケミにおまじないをしてもらう探索者は以下の描写が入ります。

アケミちゃんは貴方の目の前に立ち。両手を広げて貴方の足をギュッと抱きつきます。そして『痛いの痛いの飛んでいけぇ~~』と言います。
※KPの腕の見せ所です。飛びっきり可愛いRPをしてあげてください。

アケミちゃんのおまじないを受けた探索者とそれを見ていた探索者達も心がぴょんぴょんします。1d3のSAN回復します。

アケミちゃんはその後はお母さんと元気になった妹と一緒に帰ります。
『バイバイ!アケミがおまじないしてあげたからもう大丈夫だよ!』

※中庭の慰霊碑へ行く。病院の内側の窓を覗いたりすると
こんな場所には似合わない石の置物なある【知識】に成功すると慰霊碑だとわかります。

※12時に車椅子や松葉杖を貸し出し、お昼御飯の休憩などを挟み、一度探索者達を合流させ、情報共有をさせてあげよう
ここで集中治療を受けている探索者はバックれ、探索へ行くことも出来る。

17時になると阿形が現れる。
以下の描写を入れよう。

病院内がざわつき始め、外に黒の高級車が止まる。
中から黒人スーツのSPと高そうなスーツで身を包んだ阿形宗介が現れる。
阿形が一歩一歩、歩くたびに周りから黄色い声があがる。
人が波のように別れ、阿形の道を作り出す。
そんな阿形へ慌てて只野比良がかけより耳打ちしている。
すると貴方方に気づき、只野の紹介で貴方方を紹介される。
すると阿形も『こんにちは、阿形宗介です。この度は大変でしたね。では早速診断を行います』とニッコリと笑う。
※探索者、一人一人の顔を見る。医学持ちの方もしくは医者がいた場合は『おや、同業者の方…ですよね?それも…中々、腕が良さそうだ。どうでしょう、私の病院で働く気は…おっとこんな話をしている場合ではないですね』などという。
『只野先生、患者様を私の控え室へ通してあげてください』と言いながら早速と10階へ向かう。
只野も貴方方をさあ、どうぞと案内されるだろう

阿形の診察室で診察が行われる。
『これは…』といいながら口を押さえ、考えている。(どうでもよい情報ですがニヤリと笑ってます)
ここで探索者達の質問タイムだ。
※探索者の質問に答え、それに探索者達が返答する度に心理学を振ろう(心理学95)
※阿形をRPする時のコツは『何処か余裕さを出す』『決して引かない』『探索者の事をエネルギー価値としてみているため特に感情的にならない』
探索者達が嘘をついているのを分かっても適当に返事をします。

探索者側が心理学などを振ってきた場合は彼に殺意に近い何かを感じると同時に貴方の心がすべて見透かされているように感じました。SAN1減少

Q.黒い靄などの話。
a.そんな話、初めて聞きましたね、ちなみにどなたからお聞きになりましたか?とニッコリと笑う

Q.痣について
a.はっきりいうとわかりません。未知の病ですね
簡単に説明すると箱があります。中に入っているものは開いてみないとわかない。つまり、そういう事です。とニッコリと笑う。

Q.じゃあ、どうすればいいのですか?などの質問
a.そうですね、10分ほどお時間くれませんか?近い症状のものの治療法などを組み合わせながら私が治療法を考えます。
それしかないと思います。
と言いながら、書類をだし、手術をする場合はサインをお願いします。
するか、しないか、選ぶのは貴方です。と言うだろう。

質問責めになると『では、そこまで心配ならご友人も立ち会いますか?』などという。
基本的に探索者のお願いは聞きます。(出来る範囲で)

ここで痣つき探索者の選択です。
『手術を受ける』『手術を受けない』
付いてない探索者の選択です。
『手術を立ち会う』『手術を立ち会わない』

手術を受けた探索者は全身麻酔をかけられ眠りにつきます。
手術に立ち会わない、受けない探索者は外で待たされる。

外で待つ探索者が院長室へ行きたいなどといった場合はいける

院長室は先ほどの黒服の黒人SPが二人立っている。
彼らに【英語】を使い話した後に【説得】などを成功させるとパスコードを入れてくれて中を少しだけ見せてくれるだろう(女性探索者の場合はAPPロールなどでも面白いかも)
中を見た場合は以下の描写へ

院長室の中には床には大きな魔法陣、そして何処からか匂うお香の香り。そして辺りに飛び散る水晶のような物と肉塊。…お香の香りで気づかなかったが室内は鉄の匂いで充満していた。それは貴方の正気を覆すには充分だった。 SANc1/1d6
ここで【クトゥルフ神話】に成功すると以下の情報がわかる。
この魔法陣は何かを召喚させようとしている事。そして水晶のエネルギー源が人間な事。相当大きな召喚呪文だということも。【クトゥルフ神話+5】
中に入ろうとしたりするとSPに止められてしまいます。

立ち会う探索者には以下の描写が入る。

阿形は『手術を開始します。ざっと…2時間くらいか』などと言う。
※手術を受けた探索者は神話的何かの呪いも怪我も治してもらえる。
ものすごい速さで手術をおこなう。(複数の探索者の場合は同時進行でおこなう)
ここで【医学】成功すると
阿形宗介の凄まじいスピードのオペを理解できます。この世の者とは思えませんが貴方はその知識を得ます。【医学10即時成長】
医学失敗すると
阿形宗介の凄まじいスピードのオペをみますが理解ができないのですが応用する事が出来るのではないかと思います。【応急手当5即時成長】
そして以下の描写が入る。

阿形がブツブツとつぶやいていることがわかる。
探索者は自然と聞き取れるだろう。
彼の呟く言葉が一つ一つが砂嵐のように脳内に流れる。
やがて、自分が何を考えているか何処にいたか自分が何者だったか
そんなことすら考える事ができなくなる。猛烈な吐きけと冒涜的な響きの演唱が脳内に流れ続ける。SANc 1/1d8 神話技能5成長

次に貴方が我に返った時、阿形宗介に肩をポンと叩かれていることに気づく。
『おや、顔色がよろしくないようだ。外で休まれますか?』と言う。
探索者には目の前にいる阿形宗介が人間の皮を被った化け物にみえるだろう。SANc 0/1d3

ここで探索者の選択です。
『残る』か『残らない』です。

残らない場合はそのまま外へ出ます。
残る場合はPOW10の対抗ロールです。

失敗するのその場で意識を失います。
成功すると貴方は強い意識を保つことができました SAN1d3の減少と神話技能3成長
そして呪文【治癒】を習得します。

阿形宗介は『手術成功です。無事に摘出出来ましたよ。それにしても私の手術を最後まで立ち会えるとは貴方は強い精神のお持ちのお方だ』と言う。
貴方は立っていられなくなり、その場に崩れ去る。
阿形は『後は、只野先生にお任せしますよ』といい、その場から去る。
外にいる探索者にも同じような事を言うだろう。

只野が手術受けた探索者を病室へ運ぶだろう。
只野は今晩は安静にしていただきたいので一日入院してくださいと言うだろう。
どうしても出たい場合は【説得】【信用】に成功させる必要がある。

※二日目の夢
貴方たちは眠りについた。
すると、夢をみた。
自分がセーラー服を着ている女性になっていて少し背が低くなっている事に気付いた。
そして木造の建物の二階にいる事にわかる。
さらに自分以外の探索者の意識あることも(一つの体に複数の魂がある状態)わかります。体は自由に動きません。
貴方方の視界には車椅子の人、松葉杖の人などがいる事からおそらく病院などではないかと思います。

※KPからの説明
この先よりセーラー服の女性の体を使って行動する事になる。
何か技能を使いたい場合はその度にPOW対抗が入ります。
探索者側のPOWは9です。そしてMPを皆さんで出し合って合計5点入れる事で探索者側のPOWが1ポイントずつ上がっていきます。(蓄積はされません)

説明が終わったら
彼女の体が動き出します。
廊下を真っ直ぐ進み、階段をくだろうとしています。
ここで後ろから呼びかけられている事に気づけるかどうかの【聞き耳】するための対抗です。

※車椅子の女性(POW9との対抗)
成功すると以下の描写

彼女は振り返り車椅子の女性のもとへ歩いていきます。
『愛子ちゃん、急に呼んでごめんね。
愛子ちゃんにお願いがあるの、聞いてくれる?』
彼女が頷くのがわかるだろう
すると車椅子の女性は懐ろから一枚の手紙を取り出す。
『愛子ちゃん、これを病院の先生に渡してくれる?』と言う
愛子が何か言っている事がわかるだろう
『愛子ちゃん、ありがとう。…でもね
私はもう長くないの、自分の体だもの自分が一番よくわかるわ』という
愛子の頬に何かがつたう
『あらら、私のために泣いてくれるの?ありがとう、ほんとにありがとう。愛子ちゃんはまだここにきて日がたってないじゃない?大丈夫よ、阿形先生ならきっと治療法を見つけ出してくれるわ』と言い、手紙を渡してくれる。
愛子は強く頷くのがわかるだろう。
『それじゃあ、愛子ちゃん。お願いするわね』といいながら、階段へおりる愛子へ手を振っているのがわかるだろう。

※階段の途中、学生服の少年(POW11との対抗)
階段を降りている最中に後ろから肩をポンとされる。
振り返ると学ランをきた少年が立っている。
『よ!愛子!どうよ!すっかり良くなってるだろ?おれ』と彼はニコニコしながら言うだろう
ここで探索者達はおそらく愛子の記憶なのだろうが何となく彼を知っている気がする。彼が誰かを思い出すための【アイデア】成功で彼が『阿形宗介』だと言うことがわかる。
彼はそのまま階段を降りていき、振り返りこう言う。
『俺がさ、父さんに愛子も治してもらえるように頼むからさ!…もし治ったらな、俺、愛子に言いたいことがあるんだ!だから、ちゃんと治せよ!』と言うと走り去ってしまう。

愛子はその少年の後を追うように階段を降り、入り口へ向かっている。
曲がり角を曲がるとそこには軍服を着た男が二人とその後ろに黒いフードを深く被った全身真っ黒の服で見を隠した男がいる事がわかる。
そのフードの男の片手には分厚い本が握られている事もわかる。

ここでは自由に技能を使い、2回調べる事がわかる(対抗11)

※男を見た場合
探索者がフードの男をよくみてみたところ
皮膚の一部が剥がれ、黒ずんでいる事がわかる。そして装飾品をたくさんつけている事もわかる(MP増加のアーティファクト)

※本を見た場合
本は真っ黒でタイトルが英語で書かれている事がわかるだろう。
【英語】成功でネクロノミコンだという事がわかる。※記憶共有しているのでみんなで振ってもよい
【クトゥルフ神話】成功で禍々しい本だという事がわかる。
みているだけで吐き気が込み上げてくる SANc 1/1d3

※軍服の男を見た場合聞いた場合
軍服の男は日本軍の人だとわかる【知識】の半分で成功するとかなり階級の上の人だとわかるだろう。
男の会話
『阿形君のところまで案内してもらおうか』などと言っている事がわかるだろう。

一通りみた後に以下の描写を挟んでください。

黒いフードの男に睨まれたのに気がつく。
その瞳はルビーの様に赤く、明確な殺意を感じ取れた。 SANc0/1
すると愛子の体が自然と身を隠したのがわかる。
しばらくすると軍服の男と黒いフードの男が奥へと行く事がわかるだろう。
探索者は院長室へ向かったのがわかる。
※KP情報
ここで探索者たちがそのまま院長室へ向かおうとした場合は代表一人に【アイデア】を振らせてください。
成功で手紙を届けることを思い出す。
手紙は病院の先生に渡せばよい事がわかるだろう。

※ここで探索者の中に医師がいた場合は同じ苗字の先生を出してあげたら面白いかも

手紙をわたすと先生はこう言う
『ああ、愛子ちゃん。手紙かい?
んー、愛子ちゃんも知っていると思うけど中々、送り主に届く事がないんだけどね。先生出来るだけ頑張ってみるから愛子ちゃんも希望を持って頑張ってね?』などと言って愛子の頭をポンポンとする事がわかるだろう。
※手紙をちゃんと届けた場合は全員に1d5を振らせて出た値分MPを回復させてください。

探索者は院長室へ向かおうとする。
ここでふと院長室へは近づいてはいけないと言われていることがわかる。(対抗は8.9.10と上がっていく)
3回【忍び歩き】に成功する必要がある
。※失敗しても時間がかかるだけである
3回成功で全て聞き取れる。
『いやー、本当に素晴らしいね。この本は。私の願いを全て叶えてくれる。
永遠の美と永遠の命。そのために多少犠牲になってもらわなきゃいけないけど、まあ仕方ない。
私の願いとあなた方の願いが合致してしまったからにはねえ?あは、あはははは!このまま薬品実験の隠蔽もできて一石二鳥!本当素晴らしいねー!うひゃ、うひゃひゃひゃひゃ』などと言っている。
※KPの腕の見せ所です。かなりゲスいRP頑張ってください。
失敗した場合はどこまで聞かせるかはお任せします。

ここまで聞き取ると以下の描写へ

あなた方は聞くのに夢中になっており気が付けなかった。
すぐ後ろに先ほどの黒いフードの男の立っていた。
赤い目を輝かせながらゆっくりと愛子へ手を伸ばす。ここであなた方の意志が途絶えた。

次に目を覚ました時
あなたたちは真っ白の場所にいることがわかるだろう。
目の前から白い靄が漂いながら近づいてきている事がわかる。
その靄の中から見知った顔の女性が現れた。
それは渋谷愛子だ。
愛子は驚いた顔であなた達を見つめながら
『どうしてここへ?』※ここで病院で愛子と会った人がいた場合はその名前を言い、『また引き寄せられてしまったのですね。安心してください、この空間は私が作り出した空間ですのであれは来れないはずです。』
そして探索者の方へ近づいて、アザ持ち探索者(阿形に治してもらっていても)を悲しそうな目でみつめ『あなた…呪いをかけられていますね。』という。
『私の力を使えばどうにか出来るかも知れません。ただしその場しのぎですが一時的に呪いの効果を消す事ができます。』
『完全に治すにはあの黒い怪物を封印するしかないです。』
『その方法は一つしかありません。阿形くんのお父さんが使っていたあの本を使うしかありません。あの本にきっと封印方法が書いているはずです。』
『私は何故こうなっているか、それはわからないです。あの日あの時にあの赤い目の人に私はきっと殺されたはず…なのに次に目覚めたらこんな風になっていました。きっと神様が私に使命を与えたのだと思います。だけど私は阿形くんに干渉することが出来ない。私が干渉する事が出来たのはあなた達ともう一人あの幼い女の子だけです。』
『阿形くんが何をしようとしているかはわかりません。だけど阿形くんのしている事は良くないことだってことはわかります。…阿形くんを止めてもらえませんか?』と彼女はお願いをしてきます。
※KP情報
ここでPL会議など挟ませてあげよう。

※探索者が協力してくれる場合
『本当ですか?本当にいいのですか?』と言い、涙を浮かべる。
『でも。命の危険があるかもしれないです。それでも良いのですか?』
『ありがとうございます。本当にありがとう…ござい…ます』とポロポロと泣きます。
『これは私が出来ることです』と言い、一人一人の頭を触れる。彼女から白い光が溢れ出しているのがわかるだろう。
『これで一時的に呪いを解く事ができました。』
そういうと彼女は両手を前に出す。すると眩い白い光が一点に集まり出し、一つの塊になる。それが(探索者の数だけ)わかれ、あなたたちの中へ入る。
『これは私からのお礼です。きっとあなた達を護ってくれると思います。』
『阿形くんは今、病院の最上階にいます。阿形くんにバレないようにそこまでの通路を作ります。』と彼女はいう。
『すいません、私が出来るのはそれくらいです』というだろう
『それでは病院のその通路までお送りしますね、皆さん、お願いします。』
と言い、彼女全身から眩い光が溢れ出す。探索者たちは気を失う。
※探索者たちが次に目を覚ますとしっかりと自分たちの体に戻っており、白い光を放つ階段の前にいる事がわかる。この階段をのぼっていけば最上階まで行ける事がわかるだろう。

※探索者が断った場合
『そうですか、そうですよね。そんな虫のいい話ありませんよね…。といい探索者の頭をポンと触る。
『一時的に呪いを解きました。私に出来るのはこれくらいです。…では元の世界に返しますね?』と言い、彼女から白い光が溢れ出す。それと同時に探索者は気を失う。
※普通に朝を迎えます。長いこと眠っていたみたいでもう夜になっている事に気がつきます。
もう一度彼女に会うには慰霊碑まで行き、リボンを持っていく必要があります。

白い光を放つ階段をのぼっていく探索者
5階までたどり着く。ここで【聞き耳】に成功すると以下の情報がわかる。

ふと何かの足音のような音が聞こえた。
それは水が滴り落ちた時のビチャビチャという音。
探索者は嫌でも聞き覚えがあるだろう。
それは四つん這いで口らしき所から大量のよだれを垂らしながらものすごいスピードで追ってきていることがわかる。 SANc1/1d3

探索者がすぐに逃げ出した場合は
無事に6階までたどり着く。
しかし、すぐにハヤリガミが追ってくるためDEX対抗になる。
ハヤリガミのDEXは一段上がる事に早くなる(9.10.11.12)
※難易度を上げたい場合は好きに調整してください
※掴まれても探索者一人一人に1度だけ渋谷愛子の加護があるので忘れないようにしてください。

失敗した場合はハヤリガミに掴まれる。
掴まれた箇所は青黒いアザができる(3ダメ)(体を使う技能−20)
※アザが出来た部分は痛むが辛うじて動かせる

探索者達が無事に10階までたどり着くと院長室が青白い光が漏れでている事がわかる。

※院長室
扉を開くと床一面に青白い光を放つ魔法陣。
周囲には何かの塊。それはよく見ると人間の死体である事がわかる。そして部屋の中心に阿形宗介の姿かあった。いや、それは『阿形宗介』だった人物だと貴方方は思うだろう。
顔の半分がこの世の生物とは思えない怪物になり、右腕には巨大な鉤爪がはえていた。
もう片一方の手には本を持ち、演唱を唱えている。彼は貴方達に気づく。
『お前たちやはり邪魔しにしたか。残念だったな!もう儀式は完成したんだよ!後は待つだけだ。…そうだな、それまでお前たちと遊んでやろう』
彼がそう言うと軋むような音を鳴らしながら完全な化け物へと姿を変えた
SANc 1/1d5

この先はクライマックスです。
探索者たちの声は届かず完全な化け物へ姿を変えた阿形とのラストバトルです。

阿形宗介(化け物)
STR20 DEX10 SAN25
耐久値30 MP50 回避40
装甲1 肉体の保護の効果で+10の装甲
呪文 被害をそらす 肉体の保護 精神の服従 完全 治癒

※KP情報
彼は呪文による攻撃しかしません。
理由は肉体が化け物に変わっても対人戦をしたことがないからです。
1R目は精神の服従を使うようにしてあげましょう。(お前たちで殺しあえなどと言わせてPL同士での殺しあいをさせてあげましょう)
※魔術本を取り上げても暗記をしているので止まりません。
※口に何かを突っ込んでも何処からか声がします。
【目星】成功で阿形の体中に小さな目や口が付いていることがわかります。
※戦闘技能を持った探索者が少ない場合は弱くするなどしてあげてもよいです

戦闘が終了したら次の描写へ
『何故だ、何故なんだ。もう少しでもう少し愛子ちゃんを…』その場に崩れ去る阿形。
探索者が愛子さんはそんなこと望んでないなどと言った場合
『そんな…俺は間違えていたのか…。』といい、涙を流す。
ある程度、探索者のRPが終わったら【聞き耳】の半分で降らせよう。
成功すると背後からハヤリガミが現れた事に気づく。
失敗した探索者は【回避】を振らせる。
回避を失敗した探索者はハヤリガミに捕まりそうになり、目を閉じるが捕まっていない事に気づく。
なんと阿形が探索者を庇い、ハヤリガミを抑えている事がわかるだろう。
『そんな驚く事ないだろう。…最後くらい医師らしく…いや、人間らしくいたいんだ。こいつは君たちじゃ、どうしようもない。俺も長くは持たない。…早くその本で退散呪文を唱えてくれ!』と付箋を貼っているページだと教えてくれる。

※エイボンの書
手に触れただけでその禍々しさがつたわる。 SANc 1/1d5
付箋の貼ってあるページを開くと詳しい呪文の内容がわかる。

※流病り神の召喚/退散
呪文の使い手がMP20とSAN2d10支払う事で使用可能。(複数人で割る事もできます)
使用者はクトゥルフ神話が+5%

呪文を使用したと同時にハヤリガミの悲鳴声が室内に響く。
もくもくと黒い煙を立てて姿を消した事がわかるだろう。
阿形はその場に崩れ去る。
慰霊碑から青白い光が漏れ出ていることがわかる。
『もしだ、もしよかったら俺を愛子の所へ連れていってくれ…頼む』
これに断ると阿形は静かに息をひきとる。
※この時点で阿形へ応急手当などを試みる探索者がいるだろうがすでに手の施しようがない事がわかるだろう。

※慰霊碑へ
青白い光の靄の中から愛子の姿見えるのがわかるだろう。

阿形を連れていった場合。
『宗介くん…!』と言いながらこちらへ駆けてくる。
阿形を抱きしめ、涙流している事がわかるだろう。
阿形は『愛子ちゃん、ずっとずっと会いたかったよ』と言い、そのまま息をひきとる。→ハッピーエンドへ

※阿形を連れていかなった場合
探索者から事情を聞くと『そうですか…。仕方ない事です。宗介くんは決して許されない事をしてきました。
罪を受けて当然なのです。
探索者の方をみて、深々とお礼を言う事がわかるだろう。その顔は何処か悲しそうなのがわかる。→ノーマルエンドへ

しばらく沈黙が続くと愛子は探索者に深々とお礼を言いエイボンの書を渡すように促すだろう
探索者が赤いリボンを渡した場合は愛子はリボンを両手で持ちそこへ光が集まる。
そして探索者の人数分のリボンを差し上げる。
『これは私のおまじないを込めています。きっと役に立つはずです。』

※幸運の赤いリボン
所持していると幸運+5

愛子は阿形を抱えながら
靄へ帰っていく事がわかるだろう。
最後に探索者へ一礼をすると靄と同時に消える。

ハッピーエンド
どれだけの時間が過ぎたのでしょうか。
気がつくと朝日が昇ってきている事がわかる。
あなたたちは呪いも解け、無事に日常へ戻る事が出来たのだ。

ノーマルエンド
どれだけの時間が過ぎたのでしょうか。
気がつくとぽつりぽつりと雨が降ってきている事がわかる。
あなたたちは何処か愛子の涙を思い浮かべるだろう。
しかし、呪いは解け、無事に日常へ戻る事が出来たのだ。それだけでいいではないか。

バットエンド
あなたたちの健闘虚しくそのまま息をひきとる。
魔法陣の光がより一層つよくなり
中心からこの世の生物とは思えないものが現れた。
阿形はそれを大切そうに抱きしめ『愛子…愛子』と言っている事がわかるだろう。あなたたちは阿形宗介の野望を止める事が出来なかった。

クリア報酬
ハッピーエンド 2d10
全員生還 1d8
阿形を連れていった1d6

ノーマルエンド 1d10
全員生還1d8

最後に
少しわかりにくい内容となっておりますが
自由に改変などをしてください。こちらに一言頂ければ喜びます。→@araragi_0703
探索者が何故ハヤリガミに選ばれたかは探索者だからです。普通の人とは違うってことだね!

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