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シンデレラ

あらすじ
ひょんなことから某アイドルグループのコンサートのお手伝いをする事になった探索者。
そこで共にお手洗いをする新人アイドル神倉蘭子。人見知りで引っ込み事案な彼女と知る。
アイドル達の裏側、業界の闇。そして怪しい噂…
探索者に待ち受けるものとは…!

クローズドシナリオ
シナリオ難易度 中
ロスト率 小 発狂率 大
KP難易度 中 PL難易度 中
プレイ時間 オンセで3~6時間
推奨人数 2~4人(多くて5人)
※主にRPを楽しむシナリオになっております。
※作成者がデレ○スにハマり思いつきで作ったシナリオです。
ファンにとっては不快に思う方もいるかと思いますのでお気をつけください。

必須技能
回避、信用or説得
推奨技能
目星、聞き耳、図書館、
芸術(歌唱)
準推奨技能
忍び歩き、変装

導入
探索者はいつも通り仕事や学校などをし、もうすぐ1日が終わる時間になろうとしている。
そんな時、携帯が鳴り一本のメールが届く。それは共通の友人 歌唄井圭という青年だ。

※歌唄井圭について
探索者の友人。大学生で割と爽やかな青年だ。
最近、アイドルグループ ニュージェネレーションの追っかけをしており
照明関係の仕事を目指しているため、アルバイトスタッフとして照明補佐をしている。

メールの内容は『とりあえずスカ○プにきて!話がある!』との事だ。
探索者達がスカイプを繋げるやいなや歓声一番に『明日暇?一緒のお願いがあるんだ!』との事。
※探索者は丁度、暇です。
彼の話を聞くと以下の話が聞ける。

※歌唄井圭の話
明日のお昼(12時)から幕張○ッセで行われる。
アイドルグループ ニュージェネレーション(以下 ニュージェネと略)の照明スタッフとして働くのだが
急遽、アイドル補佐担当のスタッフが倒れてしまって人が足りていないとの事だ。
歌唄井はそのニュージェネのプロジューサー(以下 Pと略)と親御さんが仲が良く
今回、アイドル補佐に相応しい人を紹介してほしいとの事だ。
そしてそのアイドル補佐を探索者にしてほしいとのお願いだ。
※アルバイト代もそこそこ出る。

探索者がニュージェネについて調べたいなどと言った場合は【図書館】に成功すると以下の情報が出る

※ニュージェネについて
ここ1年で有名になってきている女性アイドルグループ。
メンバーは3人。
キュートで可愛い 島村兎(通称しまむー)
クールで綺麗な 渋川凛(通称しぶりん)
元気で明るい 三ツ星未央(通称みお)
※クリティカルなどを出した場合は追加情報で
しまむーがレコード会社社長と夜の街で密会!?などの情報を出してもよい。

レコード会社について調べる場合は【図書館】に成功すると以下の情報が出る。

※レコード会社について
レコード会社 ゴウマン。社長の名前は傲慢 嶺二(ごうまんれいじ)
数年前に出来た新しいレコード会社だが敏腕社長のもとですぐさま人気レコード会社の仲間入り。
今ではこのレコード会社に入れば勝ち組などと言われているくらいだ。

次の日、探索者達が会場まで訪れると
たくさんの人がいる事がわかる。
うちわやTシャツなどをきた大人達でごっちゃかえしている。
遠くの方で手を振る歌唄井がいる事がわかるだろう。
※探索者が知り合いではない場合はここで自己紹介を挟むと良い。

しばらくすると歌唄井が武内Pの所へ案内してくれるだろう
武内Pはバインダー片手にせっせと働いてる事がわかる。

※このイベントはするかどうかは好きにしてください
探索者に女性がいる場合
武内Pが名刺を手に取り『貴方は今、夢中になれる事はありますか?』
『アイドルになりませんか?』『笑顔です』などと言わせよう!
※ここでアイドルになると言った方は最後の描写が少しかわるかもです

適当に自己紹介を挟んだ所で舞台裏へ案内される。

舞台裏につくと
大勢のスタッフがいる事がわかるだろう。
武内Pから簡単なセトリ(スケジュール)を渡され詳しい説明が入る
やる事は単純でライブ衣装替えの手伝いをするのとアイドル達の休憩時間に茶菓子などの差し入れを渡してきてほしいとの事だ。
ここで衣装を出されよく覚えておくようにと言われる。
※知識ロールに成功した場合は覚えてられる
※セトリ
14時よりリハーサル
…この時に衣装替えの練習をしていただきます。
舞台裏集合です。
15時休憩
…自由時間です。
17時
…本番開始です。

全員の力を結束させて
ツアー最終日。成功させましょう。

武内Pからもう一つお願いがあると言われる
武内Pの後ろからひょこりと女の子が顔を出しているのがわかるだろう。
女の子はもじもじしながら探索者の方へ近づき自己紹介をする。
『私、神倉蘭子って言います。宜しくお願いします』とぺこりとする。
探索者が蘭子に自己紹介しても目を合わせてくれない事がわかる。
武内Pから『この子はこれから我が社が売り出していこうと思っているアイドルの卵なのです。とてもいい逸材なのですが見てわかる通りの極度の人見知りでして…。アイドルたる者人見知りではやっていけない。そこで貴方達と一緒に行動していれば少しはマシなるのでは?と思いまして』などと言われる。

ここで探索者がOKしてくれたら
蘭子は恥ずかしそうにしつつも探索者の方へ近寄っていき、再度お礼を言うだろう。

断った場合は武内Pから『これもバイトの一環です!』と言われ、結局一緒にされる。

神倉蘭子 APP16 DEX9
耐久値9 SAN75
目星50 聞き耳50 図書館50 回避30
方言(KPの好きな)80 歌唱70 信用40
地方出身のアイドルの卵。とても恥ずかしがり屋さん。心優しく慣れてきた相手には心をすぐ許す。時々、なまってしまうのを気にしてる。

探索者と蘭子の自己紹介がある程度終わると
蘭子から『あの…小腹空いてたりしますか?』などと近くのケーキ屋さんへ行こうと誘われる。
探索者がOKを出すとちょっぴり嬉しそうなのがわかる。
※好感度+1

断るとしょぼーんとして
『そ、そうですか』と言う事がわかる。※好感度-1

※好感度チェックについて
蘭子が喜ぶ事をしたり言ったりしたらあげていこう(最大6まで)
その逆もある蘭子が嫌がる事をしたり言ったりしたら下げよう(最大-6まで)
何が喜ぶか嫌がるかはKPにお任せします。

ケーキ屋さんまでは自由なので
思いついた茶番や探索者側から何か提示してきたら乗ってあげてもOK

※ケーキ屋さん
小洒落た雰囲気の良い感じのお店だとわかる。
中は喫茶店と繋がっており、常連客だろうお客さんが座っているのがわかる。
美味しそうなケーキやコーヒーのいい香りがする事がわかるだろう

店へつくと蘭子は探索者に何を食べたいか聞くだろう
この時に探索者が蘭子の方を見たり、蘭子に何か尋ねた場合
蘭子がもじもじしている事がわかるだろう。
【信用】【説得】に成功したら
蘭子が自分のおすすめのケーキを食べてほしい事を伝えてくる。
※好感度+1
※イチゴのショートケーキとキャラメルラテのホイップ多め

席に着き、探索者が食べると『ど、どうですか?』と味を確かめてくる事がわかる
もちろん美味しい。生クリームの甘さら控えめでイチゴ独特の甘酸っぱさが口の中で広がり、キャラメルラテとも良く合う。(ここは好きにしてください)

探索者が美味しいなどと言うと
蘭子は嬉しそうに『よかったぁ』ニッコリと笑う

探索者が違うものを食べている場合は
蘭子がチラチラと見ているのに気づくだろう。
【信用】【説得】に成功したら
少しほしいと照れくさそうに伝えてくる。
分けてあげるととても喜ぶ
※好感度+1

しばらくすると
蘭子から探索者がどんな仕事をしているか聞いてくる。
探索者の事が興味深々なのだ。
探索者の事をとても褒めてきたり励ましたりします。
ある程度、話し終わると蘭子が少し不安そうな顔をした事に気づくだろう。
理由を尋ねても初めは大丈夫などというが技能を使ったり上手なRPをしたら話しだすだろう。

※蘭子の悩み
1.この後のニュージェネへの挨拶が上手くできるかが不安
2.自分は歌が好きなだけで本当にアイドルとしてやっていけるかどうか
3.最近いろいろ緊張して喉がつっかえて上手く歌えなくなってしまった

ニュージェネの挨拶に同行してくれると言ってくれたらとても喜ぶ(好感度+1)
そして彼女を励ましたりするととても喜ぶ(+1)
歌ってみてなど言われた場合はここでは恥ずかしいなどと言い、後で防音室に行きましょうなどと言う。

ある程度食事を終えると
蘭子はニュージェネの挨拶へいきます。
ここで挨拶へ付き添う人は共に向かうことになるだろう

※ニュージェネへの挨拶
蘭子は緊張しつつも勇気をもって扉をノックします。
中へ入るとまさに楽屋って感じです。
しまむー、ちゃんみお、しぶりんがいる事だろう
蘭子は震えた声で自己紹介をする(ちょっと噛んだりするRPしたらいいかも)
真っ先にしまむーが駆け寄ってきて蘭子の両手をとり自己紹介をする。
蘭子も緊張感が解けるだろう
ここでしまむーから探索者の事を尋ねる事だろう

※楽屋の探索
部屋に【目星】した場合
部屋には彼女たちの私物が置かれている。
しまむーに【目星】した場合
目の下に化粧で隠しているが酷いクマがあるのがわかる。
クマについて尋ねても最近忙しいなどといってはぐらかすだろう。

そのあと、すぐにしぶりんとちゃんみおも挨拶へくる。
探索者が有名人なら2人のうちどちらかがファンなどにしてもよいかも

※KP情報
ここは茶番タイムです。
自由に遊べ〜

挨拶が無事に終わるとリハーサルの時間となる
当然部屋にスタッフがきてニュージェネにスタンバイの準備と探索者にも舞台裏まで行くように伝えてくるだろう

挨拶が無事終わると
蘭子は探索者達にとても感謝をする (+1)

※リハーサル
リハーサル時間になると蘭子と共に行動している探索者は蘭子からもうすぐリハだと告げられ、急いで舞台裏まで向かうだろう。
舞台裏に着くと武内Pがスタンバイしてます。
探索者たちにちゃんと衣装を覚えているかと誰がどのアイドルの衣装替えをするかを尋ねてきます。
あんまり自信がない人には蘭子が付き添いをしてくれます。

※衣装替え
この時に探索者に誰の衣装替えをするかを選んでもらいましょう。
決めてもらったら【アイデア】を振ってもらい成功した上手くできます。
※衣装を覚えてもらう時に知識ロールに成功した探索者がいれば補正+20
蘭子に手伝ってもらった場合も+20

衣装替えが終わると
ニュージェネはステージに行くのがわかる。

※リハーサル開始
スタッフの合図と共にニュージェネの3人がステージへ飛び出します(オススメBGM お願い!シンデレラ)
※リハは一曲のみです。

【聞き耳】に成功するとすぐ側のスピーカーから
曲や歌声に混ざって何かブツブツといっているのがわかります。
さらに詳しく聞きたい人は【聞き耳の半分】に成功すると
『もっと…もっと……私を見て……』と聞こえます。
【アイデア】に成功すると喋っているのが島村兎だということがわかるでしょう
さらに【クトゥルフ神話】に成功すると彼女が呪文を演唱している事がわかります。 SANC1/1d3

詳しく聞けた探索者のみ
pow×5を振ってもらってください
以下の描写がはいります。
『貴方の身体から白い塊みたいな物が飛び出たかと思うとそれは浮遊しながらステージの方へ飛んで行きます。
そしてどこか体のダルさをおぼえた』 SANC1/1d4
POWロール成功の場合は
-1MPとSANが-1
POWロール失敗の場合
-1MPとSANが-1d3

※このあたりでPL会議をする時間をあげよう

舞台裏にニュージェネの3人が帰ってくる
スタッフなどもお疲れ様でーす的な事をいうだろう
※この時にはしまむーはいつもの笑顔に戻っています。

すると背後から
大きな拍手の音が聞こえる
探索者が振り返るとそこには高いスーツを見に纏い、2メートルを超えるだろう身長の男が立っていた。
※この男は傲慢嶺二です。

拍手をしながら彼はコツコツと足音を立てながら
ゆっくりと近づいてくる
『いやぁ、実に良いリハーサルだったよ、ねえ?武内くん。』
武内Pは緊張しながら返事をするだろう。
そしてしまむーのすぐ側まで行き
彼女の両肩をポンと掴むと
『特に島村くん、君には本当に期待をしているよ
君は他の誰にもない君にしかできない事があるからねぇ』

探索者に【目星】を振ってもらいましょう
しまむーはニコニコしながらも軽く震えているのがわかるでしょう。

そうすると傲慢は『最高のライブにしてくれよ!』などと言いながら帰っていく。
※KP情報
傲慢はこの後は姿をくらまします。
会場から出て行ったなどと言っておきましょう

しばらくすると
武内Pが自由時間だと伝えてくるだろう
蘭子に楽屋2に弁当などあるから連れていくようにいう
他のスタッフもそちらに休憩しにいくだろうなどと伝えてくるだろう

※楽屋2
ニュージェネのいた楽屋と作りは変わらない
机の上に高そうなお弁当がある。

探索者達がそこでしばらく話をしたりしていると
歌唄井が現れるだろう
※KP情報
歌唄井に取りこぼしている情報などを伝えさせればよい
彼も傲慢の事をあまり良くは思っていない
ちなみにサインとかあげたら凄く喜ぶ

ここから先は探索か蘭子との好感度上げの時間だ。(行動回数を決めてもよいかも?)
二人だと一人三回、四人だと一人二回がちょうど良かったです。
※探索場所(これは公開してあげましょう)
楽屋(ニュージェネ)、ステージ、舞台裏、防音室、会場外
※蘭子は探索者の指定がなければニュージェネの楽屋に向かいます。

※しまむーに接触
探索者達がしまむーに話を聞きにいったり様子を見に行くと宣言した場合
しまむーは楽屋にいる。当然他のメンバーもいるだろう
明るく探索者にお疲れ様でした!などという
探索者達が心配したりすると
申し訳なさそうにお礼を伝えてくる

そして蘭子の方をみて
『蘭子ちゃん、良かったら一緒にボイトレ行かない?』などと伝えてくる
蘭子は喜び行くというだろう。
もちろん探索者がついてくるのもOK
他のメンバーは行かない
※KP情報
この際、しまむーに必ず自分の荷物をもっていかせるようにしよう

※防音室
施設内にあるボイトレようにの部屋だ。
中に入ると雑音一つ聞こえなくなるくらい壁が厚いことがわかるだろう。

※蘭子としまむー
防音室につくとしまむーは慣れた手つきで準備をはじめる
そして準備が終わると蘭子に『さあ、緊張しないで歌って!』と笑顔で伝えるだろう

※蘭子の歌声
少し緊張しつつも蘭子は大きく息を吸い歌い始める
「探索者達は一瞬時が止まったかのような感覚におちいる。
それはどんな色にも染まっていない透明さと、触れると壊れてしまいそうな繊細さを含んだ歌声だった。その歌声は室内に響き、探索者の体の芯まで響いた』
※蘭子の歌声
これを聞いた探索者が不定の狂気だった場合は【幸運】ロールに成功するとなおっちゃいます。

探索者が褒めてあげたり
一緒に【歌唱】してあげたりするととても喜びます +1

しまむーは俯きながらボソボソ何かを言っていることがわかる
【聞き耳】成功で以下の情報がわかる
『やっぱり…噂通りか…。才能なんて嫌い…消えちゃえばいいのに』

探索者が声をかけようとすると彼女は微笑みながら
『蘭子ちゃん!とっても上手ね!私なんかが教える必要ないよー!…ほんと』などと伝えて楽屋へ帰っていく
※探索者がアイドルの場合は探索者の事も『羨ましい』や『私にはない』などのワードを使ってより恐怖を与えましょう
※この際探索者が止めようとした場合は
《被害をそらす》を使い捕まらないようにしよう
※RPなどで引き止めてきた場合は全部聞いた後に壁に手を向けて《萎縮》を使い、探索者の所持品を燃やしましょう。
『貴方に何がわかるの!』的な
※ちなみに楽屋に戻ってはいません
会場の外でいます。

※他のメンバーに聞き込み
しぶりんや未央に聞き込みをした場合
二人ともしまむーの事を心配していることがわかる
理由を尋ねても言いにくそうにしている
【信用or説得】に成功すると話だす。

1.最近、レッスン終わりに社長の個人レッスンに行ってまともに寝てないのではないか
2.時々、人が変わったみたいになる(具体的にはわからない)
3.このツアーの最中にずっと何かを呟いている時がある(何かまではわからない)

去り際にしぶりんから連絡先を教えてもらえる。

KP情報
彼女達は心の底から心配をしている。
社長個人レッスンについては詳しく聞けてない

※ステージ(1回目)
大きなステージだという事がわかるだろう
もうそろそろ始まるのか慌ただしくスタッフなどが準備をしている事がわかる。
【目星】に成功するとステージ上(床)にあるスピーカーに違和感を感じる。
客席の方に向かって二本の分厚いケーブルが伸びている。
ケーブルの先に行くとまたスピーカーと繋がっている。
【聞き耳】に成功すると上から誰かに呼ばれていることに気づく。歌唄井だという事に気づく。
歌唄井に会場内にあるスピーカーの位置を聞くなどをした場合は彼は教えてくれるだろう
【アイデア】【オカルト】に成功した場合は線で繋いでいくと六芒星になる事に気づくだろう。
オカルトの追加情報
八芒星は何かの召喚や封じ込めるための儀式などにつかわれる事がわかる。

※スピーカーを退けようとした場合
まずは歌唄井が止めようとしてくるだろう。彼に事情を説明し【信用】or【説得】に成功させれば協力をしてくれる。
まずスタッフの目から気づかれないように【忍び歩き】やスタッフに【変装】する必要があるだろう
これらに失敗するとスタッフに摘み出されてしまう。
成功した場合は簡単に退ける事ができるだろう
※スピーカーを退けた後、PL側から目星の宣言を受けた場合のみスピーカーの下に五芒星の目のマークが刻み込まれている事を伝えよう。
※2回目からは客が入っているためステージにあるスピーカーの情報しか手に入らない
スピーカーを使えなくした数だけアザトースの招来ターンを1ターン延長してあげよう。

※舞台裏
先ほどよりも慌ただしくスタッフ達がしているだろう
周りをみわたせば武内Pがいる事がわかる。
※ここでは武内PとのRPになるのだが彼は基本的に何も知らない。
※武内PのRPのみなのでここで何を話すかなどはお任せします。
KPする方が思う武内Pでどうぞ
ちなみに作成者はかなり動画をみたりセリフを覚えて
何を言われてもいいようにしてました。頑張ってください!

※防音室
一回目は【目星】に成功すると真新しい紙の箱を見つける
開けると中にマイクがある事がわかる。
何処と繋がっているかわからないが電源が入り使える。
蘭子の歌を聞きそびれている探索者がいた場合は蘭子が共にいれば歌ってくれるだろう。

※会場外(一回目)
もうすぐ開場のため客が並び出している事がわかる。
【聞き耳】に成功した場合や客の方に近づいた場合
客が騒いでいる事がわかる。
『みおちゃーん!』『みおちゃん!他の奴らが裏切っても僕らはみおちゃんの味方だよ!』『人気は票じゃない!』『僕らのシンデレラガール!』『主力キャラなのに順位低いとかかんけーねぇ!!』などと騒いでいる。
それを見ていた探索者に気づき、完全に包囲され、みおちゃんについての熱いトークをされます。
POW×1ロールに成功しなければ
みおちゃん狂信者にされてしまいます。
※イメージはペンギンのコラ画像
※一回目はこれで終わりますが2回目が始まる前に【目星】を振ってもらい成功した場合はしまむーがいる事に気づかせましょう

※会場外(2回目)
もし探索者がしまむーの事を見つけた場合
しまむーは外で缶コーヒーを片手に風に当たっている事がわかるだろう
【目星】などをした場合
彼女は何処か儚く切ない顔をしている事がわかる。
探索者が何か話かけようとした場合
彼女は食い気味に話しだす。

『…(探索の名前)さんは好きなお話とかありますか?
私は昔からずっとシンデレラが好きだったんです。
意地悪な姉やお母さんに虐められながらも健気に頑張って努力して
…小さいながら私は『努力』すればきっといつか輝けるんだ!って
育成施設時代も仲間が辞めていく中、ずっとずっと『努力』をしたらって
夢は叶うんだって
…でも、現実はそこまで甘くなかったです。頑張ってデビューしても才能がある子が努力をしたら私なんて一瞬で置いていかれちゃう。』などという
※ここは自由なRPにしてもよい

探索者がしまむーの事を元気づけたりした場合は
彼女は『ありがとうございます。…もう少し早く会いたかった』などといい
探索者におまじないの魔法をかけるという
呪文『記憶を曇らせる』と『肉体の保護』を使う。
記憶を曇らせるの内容は『島村兎の事を忘れる』だ

以下の描写
探索者は目の前にいる女性が誰かぼんやりとしていてわからない
確かここに誰かを探してきていたはずなのに頭の中に霧がかかったように誰か思い出せない。
目の前の女性が『ありがとうございます』と言って走り出した事がわかるだろう
探索者はそれをただ姿が見えなくなるまで見届けるしかなかった。
姿が見えなって頭の中の霧はれていく
すべてを思い出した探索者は走り出すことだろう。
走りだしたと同時にライブが始まる合図のブザー音が会場内に鳴り響く。
探索者は必死にステージに向かうでしょう。そう…島村兎を救うために(とめるために)

※本番スタート
舞台裏についた探索者
武内Pに急いでスタンバイしてください!などと言われ、スタッフに引っ張られていかれるだろう
しまむーも大勢のスタッフが慌てて化粧や衣装の準備などをしている事がわかる。

それでは本番スタートでーす!
スタッフの合図とともにニュージェネの三人がステージへと走り出す。
同時に会場の屋根が大きく開いた事がわかる

※一曲目開始
全員に【聞き耳】+50をしてもらい
成功すると以下の描写

『すぐ側のスピーカーから確かに歌に混じりながら声が聞こえた。
それは島村兎の演唱だ。
《いあ!いあ!アザトース》と言っている事がわかる』

※衣装替え
事前に決めていたアイドルの衣装替えを行います。
※先ほど同じ判定をしてもらいます。失敗した場合は衣装替えに夢中になります。
成功した場合はしまむーの事を【目星、聞き耳】をしてもらいます。
探索者は以下の描写がはいります。
【目星】
虚ろな表情をしており、小刻みに震えているように見えるだろう
【聞き耳】
『成功させなきゃ…成功させなきゃ…』とブツブツと呟き続けている
※この時にしまむーに触れようとしたらその手が右へ左へといってしまう
喋りかけても意味がない。
※KP情報
島村はこの時に無意識に呪文 『被害をそらす』を使っている。

※探索者が止めようとしても
スタッフの合図と共にしまむーはステージへ走り出していきます

※二曲目開始
【聞き耳】+85でしてもらいます。
(自動成功でもファンブルチェックでも好きな方をどうぞ)

以下の描写
『先ほどよりも演唱が大きくなっている事がわかる。言葉の一言一言が貴方の中に砂嵐のように流れ続ける。
吐き気、頭痛、強烈なダルさが貴方たちを襲う。
周りのスタッフが一人また一人とバタバタと倒れていく事に気づくだろう。
だがそれに気づいた時はもう遅い。
会場内は人々の悲鳴や嗚咽で溢れかえっているのだ。…ステージの上には島村兎が歌うように呪文を唱えている。
そう『アザトースの招来』をだ』

探索者全員にPOW×3ロールをしてもらう
POWロール成功の場合は
-1MPとSANが-1d3
POWロール失敗の場合
-1MPとSANが-1d5
※このSAN消費での発狂はないです。

『自分たちの体から白い塊のような物が抜け出していった。それは先ほどよりも大きくふわふわと浮遊するとステージの方へ飛んで行った。』
この現象が初めての人はSANc SANC1/1d4

次にCON×3ロールをしてもらいましょう
成功したらギリギリ立っていられます。
失敗したら気を失います。

まだ立っている探索者がいた場合
一回だけ行動する事が出来ます。

※音響ルーム(KPからの提示)
音楽を止めようとしたり、スピーカーを壊そうとする探索者がいた場合はここに向かうでしょう。
しかし何度向かっても同じ場所に帰ってきます。SAN-1

※KP情報
これは傲慢が入らせないように先に『門の創造』を使用しているからです。
仮に入れたとして曲が止まってもしまむーは歌い続けます。

※ステージ
ステージへ向かおうとした探索者がいた場合
背後から『なあに、本番はこれからだろう?』と聞こえ後頭部に鈍い音が響きます。
気絶します。
※KP情報
この声の主は傲慢だ
探索者一人一人に聞こえるよ、不思議だね

以下の描写
『あなたはかすれゆく意識の中
その場で蹲り涙を流ながら震える神倉蘭子の姿が見えるだろう
貴方はそのまま意識を失った』

次に探索者達が目を覚ました時
そこは楽屋だという事がわかる。
目の前で蘭子が涙を流しながら探索者の事を心配しているのがわかる

※KP情報
蘭子が探索者を一人一人ここまで運んできた
頑張ったね!えらい蘭子!
そしてニュージェネの楽屋だけ空いていた
他は全部閉まってるよ!

楽屋のスピーカーからは演唱が聞こえてくるだろう
そしてスピーカーの隣にある時計の針が23時50分を指している事に気づく。

ここで探索者全員に【目星】を振ってもらいましょう
成功すると机の上にしまむーの手荷物が置かれている。
中を漁るとタブレット入れの中から一冊の日記帳を見つける。

※島村兎の日記
◯月×日
やっと他のメンバーが揃った!
未央ちゃんと凛ちゃんというらしい!
これから本当に楽しみ*\(^o^)/*

○月×日
2人とも本当にすごい!
未央ちゃんは踊りが上手で凛ちゃんは歌がとても上手!
私も負けてられないなー

~しばらく日にちがあく~

○月×日
私の存在理由って何だろう
Pさんは笑顔って言ってたけど
笑顔なんてみんなできる…。

○月×日
新しいレコード会社に入った!
社長が私の事を気に入ってくれたみたいで直接指導してくれるみたい!

○月×日
トレーニングが始まった
まずは基礎かららしいよ、本読むのは得意じゃないけど…。
島村兎頑張ります!

○月×日
この本の勉強始めてから凄く体調が悪い…。
何だかよくわからない事ばかり書いてるし…怖い。
でも、頑張ることしか取り柄もない私を社長は1番凄いってみるみる変わっていくって言ってくれてるから
頑張らなきゃ!

~しばらく日にちがあく~

○月×日(今日の日付)
もう後には戻れない
時計の針が0を指す時
私はシンデレラになるの。

※【目星】に成功
『助けて』と書れて消された後がわかる。

ここで探索者に問おう。
この後どうするか
このまま帰るかステージに向かうか

帰った場合は【罪悪感の果てで】エンドへ
※蘭子は一人でもしまむーの事を救うためステージへ向かう。
ステージへ向かった場合は以下の描写

『貴方は急いでステージへと向かう。
向かっている最中も倒れている人から白い塊が抜け出てステージへと浮遊しながら飛んでいくのがわかるだろう。
舞台裏へ辿り着くとステージ袖でしぶりん、みおが倒れている。二人とも意識がない。不思議なことに二人からは白い塊が抜け出ていない事がわかる。
そして彼女達を包むように青白い光が包んでいる事がわかるだろう』

※KP情報
これはしまむーが肉体の保護と演唱を聞こえないようにしているのだ。
そして触れないよ!

『ステージへ飛び出た探索者達。
目の前にはあり得ない光景が広がっていた。
会場の中心に巨大な白い塊があった
それに引き寄せられるように倒れている人々から抜け出てた浮遊物が集まっていく
次の瞬間、その巨大な白い塊はどす黒い黒へと変わる。それはこの世の邪悪さ全てを集めたような色だ。
ステージに立つ島村兎は歌を歌うように演唱を続ける。
ふと探索者の方を島村兎は見た事がわかるだろう
何処か美しくも儚くシンデレラのように貴方達の瞳には映った』

がいる反対側のステージ袖から大きいな拍手の音。
聞き覚えのコツコツという靴の音。
姿を現したのは傲慢嶺二だ
『やあやあ、島村君。やっぱり君は最高だ!
私が見込んだ通りだ、君にしか君だけにしか出来ないことだからね!
…おや?まだ立っているお客さんがいるじゃないか
まあいい、せっかくだ……最後まで楽しんでいってくれたまえ!』

戦闘スタートです。

※KP情報
※アザトースの招来
アザトースの招来ターンを決めます。
こちらは蘭子の探索者全員の好感度の合計、スピーカーの除去数によって変化します。

島村兎
STR10 CON10 SIZ12 DEX15
耐久値12 MP18 SAN10

傲慢嶺二
STR30 SIZ18 DEX5
耐久値30
鋭利な腕の刃(伸びます)85% 1d8ダメージ
※耐久値は探索者の数によって変えてください。
二人だと20 三人だと25くらいがよかったです。

※島村兎
しまむーのターンはひたすら演唱を続けます。
探索者に1d3の正気度減少と-1MPGです。

※島村兎に説得
一回目は彼女は目から涙を流します。
二回目は彼女の目に光が宿り、涙を流しながら謝り続けます。
戦線離脱します。

※傲慢
しまむーが戦線離脱すると彼は深くため息をつき
しまむーの事を用無しの役立たず的な暴言を吐き指を鳴らします
すると客席で倒れていた人々がぬうっと起き上がりしまむーのかわりに演唱を唱えだします。
※KP情報
このイベントしまむーが戦線離脱した直後に行いましょう。
そしてしまむーのターンの代わり演唱ターンが入り正気度減少1d5と-1MPとなります。

※傲慢へ攻撃
探索者の誰かが傲慢へ攻撃を仕掛けるかもしれません。
傲慢はその攻撃を避ける事はなく以下の描写が入ります

『あなたが殴った(貫いた)彼の体に違和感を抱く。それはまるで薄い皮で包まれているようだった。
貴女が驚愕したのはそこではない、中身が人として必要な中身が空っぽなのだ。
そしてあなたが殴った(貫いた)場所からベリベリとベリベリと皮が剥がれていく
本来、人として必要な中身は…黒だった。
詳しく言うのであれば人の形をした黒。この世の邪悪さ禍々しさ全てを集めたようなどす黒い黒だったのだ。
それは体内で蛆にも見える白い糸が螺旋状に回転していた』
『さあ、パーティーはまだまだ』
SANC 1/1d8

※蘭子に説得or信用
蘭子は頭をかかえながら震えています。
彼女へ【説得or信用】を行う事で戦線復帰します。
それまではひたすらビビり倒しています
※マイク無しの歌唱の場合
1d5ダメージと探索者の不定期の狂気回復
※マイクありの歌唱の場合
1d10+1ダメージと探索者の不定期の狂気回復

※探索者の歌唱
勘のいい探索者が歌唱を行うかもしれません
歌唱を成功させた場合は1点ダメージです。
そして誰か(蘭子も含み)歌唱を行なった場合は傲慢は攻撃に入ります。

※探索者の助け
蘭子が攻撃対象に選ばれた場合は探索者の誰かがかばう事が出来ます。(行動済みでも可)
その際は【回避】の半分の数値になります。(ここは自由に)
探索者が蘭子に【信用or説得】をする事で蘭子の歌唱の成功判定値を上げることができます。
1回ごとに+10

※アザートースの触手
傲慢の体力が半分を切るか招来時間が半分を切ったらこのイベントを強制で行います。
『黒い球体状の物。いや、化け物から何本もの触手が鞭を打つようにあなた達目掛けて飛んできた』
探索者全員に1d10ダメージ
※KP情報
探索者分の攻撃を仕掛けてきます。
回避を使い避けることが出来ますが不意打ちとなりますので成功判定値が半分となります。

※島村兎の決意(これはしまむーを説得できていないと起こりません)
探索者の誰か(蘭子も含み)がアザトースからの攻撃で致命傷を受けそうになる場合
彼女が庇います。(組みつかれていた場合も)
『貴方は背後からくる攻撃に反応する事が出来なかった。
ああ、もうだめだと瞳を強く閉じる
鋭い刃が肉を割く音、飛び散る液体の音、そして引き抜かれる音と同時にドサッと何かが崩れ落ちる音。
しかし、貴方が感じるはずの痛みがない事がわかる。
ゆっくり目を開くとそこには貴方達を庇うようにして膝をついている島村兎の姿があった。
黒い触手が最後の一本を抜いたと同時に島村兎はその場で倒れた』

『ごめんなさい、私わかっていたの
蘭子ちゃんが彼に…。彼を止める事ができるって。私を止めれるって。
でも、私が…。いらない嫉妬がプライドが』
『羨ましかった。私も蘭子ちゃんみたいになりたかった。
馬鹿みたいだよね、でもね、最後にこうして誰かの為に死ねるなら私…
これは私からのお願い。止めて、私には出来なかったけど貴方達ならできる』

描写
『彼女はそう言いながら赤く染まる手で貴方の方を触る。ボソッと何かをつぶやくと少し微笑みそのまま動かなくなった。
ゆっくりと先ほどまで確かにあったその頬の温もりが地面へと落ちた』

『次の瞬間、貴方達は青白い光に包まれる。
そして脳内に1つの歌がメロディーが流れる。』

※KP情報
探索者の歌唱の攻撃が1d3に変更
蘭子の歌唱の攻撃が2d10+3に変更

さあ、ここからはラストスパートです!
思う存分楽しんで勝利を掴みとりましょう!!

蘭子の説得、しまむーの説得、傲慢を倒した場合
→ハッピーエンド

しまむーの説得が出来ていないが傲慢に勝った
→ノーマルエンド

アザトースの招来
→バットエンド1

蘭子の死亡、探索者の全滅
→バットエンド2

※ハッピーエンド
傲慢の体が青白い光を放つ
咆哮をあげ、苦しみながら青い炎に包まれそのままチリも残さず消え去った。
アザトースを囲んでいた人間達もバタリバタリと倒れ出すのがわかるだろう。煙が消えるかのごとくアザトースも姿を消す。
貴方達はその場でへたり込んでしまう。
すると拍手の音が聞こえる。ふとそちらを確認すると先ほどまではなかった白い靄の姿があった。
その靄の中から紳士服で身を包んだ褐色肌の中性的な顔立ちの人物が立っていた。
『いやー、いいステージだったね!
本当に僕感動しちゃったよ、涙が出るかと思ったよー、まあ、出てないけどね!笑
さあ、良いものを見せてもらったから何かお礼をしちゃおう!
この際僕が誰とかはいいだろう?
さあ!三つの中から選びたまえ!
ああ、勿論出演者全員で一つだからね!』

1.永遠の命(con+3)
2.無限の知識(INT+3)
3.友の命(探索者の命+しまむーの命)

※KP情報
カッコ内は言わないように。

『そうかい、
では、その願いを聞き届けた。
君達とはまた何処かであいそうだねぇ』
そう男が言うと貴方達は眩い光に包まれる。
次に貴方達が目を覚ましたのは病院のベットの上だった。
どうやら5日も眠っていたらしい
そして(死んだはずの探索者)もいきているのがわかる。
ただ少し記憶がぼんやりとしているらしいが特に影響はないみたいだ。
蘭子は探索者達より酷くはなく、すぐに退院したみたいだ。
しばらくして貴方達は日常生活に戻る事になるだろう。

ある日の事。貴方達一人一人に手紙が届く
それは神倉蘭子からだ。

※蘭子の手紙
『皆さん、お久しぶりです。
無事に退院されたと聞き、この手紙をお送りさせていただきました。
皆さんはあの日の出来事を覚えていますか?
私はある日がなかったら今の私はいなかったと思います。貴方達と一緒に過ごした時間があの出来事が私を大きく変えてくれました。
皆さんには感謝の気持ちを込めて
ソロライブが決まったので是非来てください。
チケットを付属しています。
P.S ちょっとしたサプライズがあります』
手紙にはチケットと笑顔で歌う蘭子の写真が入っていた。

貴方達はライブ会場に向かうだろう。
ライブ大いに盛り上がり、蘭子も少し前の蘭子とは別人のように楽しそうに歌って踊っている。
(凛と携帯番号交換した探索者)の携帯の音がなる。
メールを確認すると『右』と書いていた。
右を向くと凛と未央が手を振っているのがわかるだろう。
そして蘭子の方へ指を指す。
『みなさん!今日は本当にありがとうございます!
実は今日私が無茶を言ってある先輩にお越しいただきました!』と言う。
その彼女の背後から貴方の見知った人物が現れた。そう、島村兎だ。
『みなさん、大変ご迷惑と心配をおかけしました。
私が今ここで立っていられるのは凛ちゃん、未央ちゃん、蘭子ちゃん、そして私にとってかけがえのない皆さんのおかげです。
この場をお借りして皆さんに感謝の気持ちを込めて歌います!』
(推奨BGM S(mile)ING)

※ノーマルエンド
傲慢の体が青白い光を放つ
咆哮をあげ、苦しみながら青い炎に包まれそのままチリも残さず消え去った。
アザトースを囲んでいた人間達もバタリバタリと倒れ出すのがわかるだろう。煙が消えるかのごとくアザトースも姿を消す。
貴方達はその場でへたり込んでしまう。
どれくらいの時間が過ぎたのか分かりません。
貴方達が次に意識を取り戻したのは病院のベットの上だった。
貴方の友人(探索者)は残念ながら助からなかったみたいだ。
島村兎は精神病院へ入院したらしい、おそらくもう普通の生活を送ることは出来ないとのことだ。
蘭子はあれから事務所を辞め、行方が分からなくなった。
風の噂ではまだ何処かで歌っているらしいがそれは貴方達に知るすべはないだろう。
貴方達は日常生活へ戻っていく。

※アザトースの招来
アザトースの招来ターンが来てしまった場合はこのエンドとなる。
描写
『不定形のそれは完全な形となってしまった。いや、それはなんとなくそう感じただけだ。
冒涜的な言辞を吐き散らかしながら無数の偽足を所構わず振り回している。
それは何処か無理やり起こされ怒る赤子のように見えるだろう。
あえてそれを言葉にするならこうだろう。『怪物的な混沌の中心』と…』

盲目にして白痴の王 アザトースを目撃した探索者
SANc 1d10/1d100

ここで探索者に【幸運】を振ってもらいます。
成功したらアザトースに連れて行かれる事はありません。
失敗した場合はアザトースの触手に掴まれそのまま混沌の中へつれていかれます。
描写
『それは触手を鞭のように振るい、(幸運に失敗した探索者)、島村兎、傲慢嶺二を掴み
混沌の中へ引きずり込んでいく。
完全に吸収すると煙を撒くように姿を消した』
→幸運失敗の探索者はロスト

貴方達はその後、病院へ運ばれていくだろう。
室内でこのような噂を聞く
『傲慢社長としまむー駆け落ちしたんだって!』
そんな事貴方にとってもはやどうでもいいだろう。
大切な友を犠牲に生き残れた。ただそれだけでいいではないか。

※蘭子の死亡、探索者の全滅
蘭子が死亡した場合はそのままアザトースの招来です。
探索者が全滅した場合は以下の描写を
『最後の一人がその場で崩れ落ちる。
微かな意識の中、蘭子が貴方達を庇うように傲慢の前に立ち、何かを叫んでいる事がわかる。しかし、頭を鷲掴みされ何度も地面へ叩きつけられ、その身を引き裂かれているのを確認できるだろう。貴方はそのまま意識を失った。』
→ロスト

※罪悪感の果てで
探索者が途中で帰ってしまったパターンのエンド
『貴方達が帰ると告げると蘭子は何処か悲しそうな顔をしつつも笑顔で『今日は楽しかったです。また何処かで会いましょう』と微笑みかけてくるのがわかる。
貴方はそのまま日常生活へ帰るだろう。
次の日だ。なんとなくテレビをつけると耳を疑うような話が聞こえた。
幕張◯ッセがなくなったのだ。綺麗さっぱりさら地になった。
会場内にいた人間全てが行方不明で遺体も残っていないとの事だ。
貴方達は何処か蘭子の最後の言葉と笑顔が脳裏に浮かんだ』

※武内Pからのスカウト
こちらはハッピーエンドの方でシナリオ終了後に選択してもらってください。
武内Pからのスカウトを受けアイドルになるか?ならないか?です。
なる場合は蘭子とユニット結成だぜ!やったね!
芸術(歌唱)+20 芸術(ダンス)+20

※ハッピーエンド
SAN回復 2d10+2d6
芸術(歌唱)+1d10成長
※ノーマルエンド
SAN回復 2d10

ざっとした事のあらすじ
全ての始まりは傲慢嶺二だった。
彼は永遠の命、そして自分を馬鹿にしてきた人間を見返すための知識を欲しがった。
そのために人が歩んではいけない道を進み出してしまった。
沢山の魔道書を読み、全ての創造の神 アザトースの存在を知る。
アザトースにあえばもしかしたら自分の願いを叶えられるのではないか?と考えた彼はニュージェネの事を知り、島村兎の存在を知った。
彼女を利用すればより効率的にアザトースに会えるのではないか?と考えたのだ。
そんな事も知らずにしまむーは自分の事を必要としてくれる傲慢の事を信用し、魔道書を読み漁る日々を過ごしていた。
呪文魅了などを使い、ツアーを開くほどの人気を手に入れた。
沢山の人間の正気を吸い取り、アザトースの招来をしようとしていた。
しまむーは風のうわさで蘭子の存在を知り、彼女の歌なら傲慢をそして自分の事を救ってくれるのではないか?と思ってはいたが『才能』への憧れと自分のコンプレックスで話せずいた。
そんな中で探索達と出逢ったわけですね!
しかし、アザトースは別名 白痴の王ですね。
そんな事を知らない傲慢さんはアザトースを招来しようとしていたわけです。おちゃめ☆ミ
しまむーの呪文は被害をそらす、萎縮、記憶を曇らせる、魅了です。

シナリオ改変や小説、動画などはご自由にどうぞ
一言あれば喜びます。
→@araragi_0703

※読まなくてもよいこと
まず初めにお読みいただきありがとうございます。
台詞が多く、読みづらかったことでしょう。。
このシナリオはデレ◯テをしている時に脳内にアイデアが出てきて勢いで作りました。
テストプレイを何度か行いましたがハッピー5回、ノーマル3回、バット2回という感じでした。
割と難易度が高めで茶番をしっかりとしないと後々後悔する事になります。
ちなみに作成者はデレ◯テしか知らないにわかですので
そのあたりは御了承ください。

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