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長い眠りから覚めたフロッグが公園デビュー、嬉しい展開に…。|タミヤ マイティフロッグ
ついにシェイクダウン!
当事物のマイティフロッグ。
約40年の時を経て公園デビューを果たしました。
キットと一緒に貰った約30年前のバッテリーは完全に眠りから覚めていませんが、低い電流でじっくり充電して放電することを繰り返し復活の時を待っています。
ひとまず思う存分走らせたいため、バッテリーを新たに購入しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1638066120073-mY5sn7F3x1.jpg?width=1200)
これで長く走らせることが出来ます。
公園には散歩やジョギング、サッカーの練習をするなど、老若男女いろんな人がやってきますが、ラジコンを走らせているのは私1人。
その中でマイティフロッグに一番興味を持つのは、人ではなく散歩中のワンちゃんですw
自分より小さくすばしっこい動きをするからなのか興味津々で追っかけようとします。
飼い主さんはリードを引っ張るのに必死ですw
次に興味を持つのは小学生になる前くらいの子供。
ずっとフロッグの走りを眺めていました。
「僕も欲しいなぁ…。ラジコンやりたいなぁ…。」と呟きます。
少し貸してあげても良かったのですが、
「すみません。お邪魔しちゃって。」と母親が謝ります。
「とんでもないです。」
その子のお父さんよりずっと年上であろう私が、その子の欲しいもので遊んでいる。
不思議な気分です。
その後、びっくりすることがありました。
通りがかりのお婆さんに声をかけられたのです。
私の親くらいの年齢の方だと思います。
どうやら、一度私の横を通り過ぎて行ったのですが、まだラジコンやっているかなと思って、また戻ってきたそうです。
お婆さん「高尚な趣味をお持ちですね。」
私「あっ、ありがとうございます。」
お婆さん「私の息子がね。子供の頃、ラジコン作って走らせていたの。この文字になんか見覚えがあってね。」
フロッグのウイングに貼ってあるステッカー『No Guts No Glory』を指差して言いました。
息子さんは私と同じマイティフロッグだったのかも知れません。
私「そうなんですね。よく気付きましたね。このラジコン、実は40年くらい前のもので、作らずにずっと押入れにしまってあったものを貰ったのです。子供の頃、子供の頃は欲しくても買えなかったものですから、ようやくこの年になって実現しました。」
お婆さん「それもなにかの縁ね。大事にして楽しんで下さいね。お邪魔してごめんね。ありがとう。」
私「こちらこそ、いい話が聞けて嬉しかったです。声かけて下さってありがとうございます。」
自分が好きなことに他人が興味を持ってくれることって幸せですね。
とても嬉しかったです。
![](https://assets.st-note.com/img/1638066171188-ZXaQgR7mTt.jpg?width=1200)
家ではいい年こいたおっさんが子供のおもちゃで遊んでいると思われていますが、一歩外に出るとまた違う世界があります。
公園で走らせるのもイイなと思った日でありました。
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