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サスアームの動きを良くしてハンドリングをクイックに。|京商ミニッツ

ミニッツ関連のユーチューブを観ていたら、「フロントサスアームは自重で落ちた方が良い。」と言われていたので、早速、私の車体を確認してみました。

キングピンについては以前に確認し改善済みです。

まずはサスアームにはまっているサスボールの動きを確認します。

スムーズにコロコロと動いたらOKです。

次にサスボールを取り外し、アッパーサスシャフトとアームだけの状態にして自重でアームが傾くかどうか確認します。もちろんスプリングは取り外しますよ。

全てのパーツが黒なので分かりにくいかもしれません。アッパーサスシャフトは正面に見える細いプラスネジになっている部分です。

右のサスアーム(正面から見て左側)がスプリングが無い状態であるにもかかわらず、ほぼ車体に対して平行を保っています。左の方は自重で傾いています。

サスアームをスルスルと動くようにする為、アッパーサスシャフトの黒く塗装された部分をペーパーをかけて剥がします。

シャフトをペーパーで包み込みドライバーを差して回せば簡単に剥がすことができます。

シャフトの塗装が抵抗になるのかな?

左が塗装を剥がした方です。私はペーパーで磨くだけでなくコンパウンド研磨しました。

研磨加工されたオプションパーツがあるくらいなので効果があるのでしょう。

シャフトを取り付けサスアームの動きを確認しましたが、全く変化なし。

どういうこと?

シャフトを削ったので、逆にシャフトを通す穴を広げればいいのですが、かなり細いので、穴に入るような道具なんて持っていません。

シャフトを出来る限り細くするしかないのか…。

再度、シャフトをコンパウンドを使いペーパーがけしましたが、サスアームは微動打にしません。

どうしよう?諦めるしかないのか…。

もう一度ユーチューブを見返して見ました。

なんとシャフトの塗装を剥がしてもダメだった場合のやり方も、きっちり説明してくれているではありませんか。

シャフトを研磨して動かない場合はサスアームのドアのちょうつがいの様になっている可動部分にペーパーをかけます。

バリがあると動かないからですね。肉眼では分からなかったです。
私は車体側のアッパーアームの接合部分にもペーパーをかけました。

ペーパーをかけすぎるとガタが大きくなると思いますので、ほんの少しだけ。それで動かなければ再度ペーパーをかければいいと思います。

無事に自重で傾きました。

まずは自宅の三畳くらいのスペースで試走しましたが、ハンドリングがクイックになった気がします。

サスアームの動きが渋かったのは、出荷状態からなのか、サーキット走行で何度もぶつけたからなのか分かりませんが、メンテナンスすることにより、本来の性能を引き出せたかも。

これでまたタイムアップを狙います。

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