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初めてのRADIO CRAZY

毎年観に行きたいと思っていたRADIO CRAZYに初めて参加することが出来た。元々はChilli Beans.やELLEGARDEN等自分が好きなバンドが多数出演している29日の公演を観に行ったが結果的に上記したバンド以外の印象が強く残るフェスになった。

毎年年末は幕張のCOUNTDOWN JAPANに参加していて日程が少し被っていたりRADIO CRAZYの方が1週間前に開催される事が多く移動や金銭的な面でも参加を見送っていたが今回はCDJも28、30、31に参加して29日はRADIO CRAZYに参加と出演者側の様な日程を過ごし充実した年末年始を過ごした(疲労は年々増している)

特に印象に残っているのはストレイテナーとTHE SPELLBOUND
今回RADIO CRAZYに来た理由のひとつはストレイテナーのCDJ出演が無かったから。中止になってしまった2020年のCDJで彼等はカウントダウンアクトになっていた。2023年バンドは結成25周年でツアー、ベストアルバム、日本武道館公演と一連の周年行事の締めとしてこのタイミングでカウントダウンを演るだろうと予想していた(自分以外にもそう思っていた人はいる筈)ところがカウントダウンどころか出演すら無い。ロッキン・オンは何やってるんだよ!と憤慨した。彼等がCDJに今までどれだけ貢献してきたか。メインステージのトリを務めたこともあるのに…

そんなこんなで楽しみにしていたストレイテナーのライブだが全く予想していなかった内容になってしまった。
ホリエアツシが喉の不調で満足に歌える状態では無かった。観ているのも辛くなるほど苦しそうで所々シンペイとOJが代わりに歌ってホリエをカバーしていた。そして観客もホリエの代わりに沢山歌っていた。何度となく彼等のライブを観ているがこんな光景は初めて観た。前日から声が全然出なかったらしい。でもキャンセルはしたくない、とホリエは泣きそうになりながら言っていた。ピアノに変えて灯りを歌おうとするもやはり声が出ずに断念。本当に悔しかったと思う。本来はもう数曲演るはずだったと思うが仕方が無い。そして最後に日本のロックを格好良くしてくれたバンドのカバーをしますとミッシェルガンエレファントのダニー・ゴーを演奏した。この日は別のステージに出演していたw.o.d.がミッシェルのスモーキン・ビリーを歌っていてチバユウスケに思いを馳せる場面が多かったが喉の不調の中で歌うこの曲は余計にグッとくるものがあった。普段であれば40分の持ち時間なら8~9曲演る彼等だがこの日は大分時間を残し全6曲。年内最後のライブを不本意な形で終えたがとても印象に残るライブになった。

そしてTHE SPELLBOUND 
ブンブンサテライツの楽曲が聴けるのを楽しみにしていた。当初は20~30分観てELLEGARDENのステージに行くつもりでいたが結局最後まで観てその結果、エルレは全然前では観れなかったが余り後悔はしていない。それだけTHE SPELLBOUNDのライブが良かったからだ。集客こそ今ひとつだったが観た人全員満足していたと思う。とにかく圧倒的だった。KICK IT OUTのあのリフが聴けるのを。これだけでも充分だが最後にw.o.d.のサイトウをゲストに迎えて披露した曲はミッシェル・ガン・エレファントのダニー・ゴー
まさかストレイテナーに続いてまた聴けるとは。サイトウはこの日2曲目のミッシェルのカバー。本当に良いものを観させてもらった。

本調子では無かったストレイテナーもミッシェルのカバーをするTHE SPELLBOUNDも大阪まで行かなければ観れなかったと思うと得難い経験をしたと思う。

初めてのRADIO CRAZYはとても印象に残るフェスになった。

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