鴨川に約7万9千円沈めた話
この記事は、Kumano dorm. Advent Calendar 2019の15日目の記事です。遅れてしまって申し訳ございません。
URL→ https://adventar.org/calendars/4652
こんにちはこんばんははじめまして。工学部1回生の物理学実験( @Nishikyo_KU )と申します。好きな全学共通科目は物理学実験です。もともとは「ヒッチハイクで日本縦断した話」というタイトルでこのアドベントカレンダーの記事を書く予定だったのですが、途中まで書いてみたところ終わる気配がしなかったので急遽内容を変更しました。この件に関しては後でまとめます(ほんまか?)。どちらかといえば寮祭ネタのほうが熊野寮関係者にとって親しみやすい記事になると思うので、駄文ながらも最後まで読んでいただければ幸いです。
事の発端
寮祭最終日の12/8(日)午前11時ごろ、私は寮内放送の音で目が覚めた。今から寮祭企画鴨川イカダレースに向かうとのこと。私は前日結構遅くまで起きてたので正直なところ11時に起きられるとは思っておらず、特にイカダレースのためのネタは用意していなかった。しかし、まあ見るだけ見に行ってみるかと思って食堂に向かった。
ここは熊野寮なので、定刻になっても当然誰も出発しない。「なんだまだ出発しないじゃないか」と思った私は、とりあえず食堂周辺でイカダ制作をしている人たちの様子を見ていた。すると、某氏が金属製の棚にブルーシートを張って防水したものを持ってきた。これでイカダレースに出るらしい。その様子を見ていた私はよからぬことを思いついてしまった。
「これ、自立式タテカンで同じことできるんじゃね?」
そして気づいたら自立式タテカンイカダが完成していた。棚とタテカンでは安定性がまるで違うので同じことをタテカンでやったところでうまく行くはずはないのだが、そんなことには気づかなかった。どうやら私は頭が弱いらしい(1回目)。
イカダレース出場
そんなこんなで自立式タテカンイカダを持って三条大橋までやってきた。めっちゃ寒い。観客の方に荷物を預け、鴨川に入った。やっぱりめっちゃ寒い。
そんなこんなでイカダレースが始まる。まずはイカダに乗り込む。意外や意外、沈まない。さっそく漕ぎ出す。が、全く進まない。浅すぎただけだった。どうやら私は頭が弱いらしい(2回目)。
気を取り直して深い場所に移動して再スタートする。不安定なので、当然のように転覆する。めっちゃ寒い。どうやら私は頭が弱いらしい(3回目)。仕方がないのでイカダを曳いて泳ぐことにする。
そして、半分くらいまで来たところで私は重要なことに気づく。
「あれ?俺スマホ預けてなくね???」
スタート前にツイートしたので、スマホを持ってきたことは間違いない。私は今スマホを持っていない。預けてもいない。あ、終わった。
どうやら私は頭が弱いらしい(4回目)。
私のスマホは防水なのでここで取りに戻ったところであまり効果は無いと判断し、一旦ゴール地点の四条大橋まで泳いだ。正直ここから先はあまり覚えていない。確か三条まで戻って一回探したはず。見つからなかったけど。
被害の全貌
失ったのはスマホ(OPPO R15 Pro)1台とその中のデータ、そしてSIMカードである。まだ買ってから9ヶ月しか経ってなかったのに・・・
寮に戻ってからレシートを見てみたところ、スマホの価格が約7万5千円だった。また、SIMカードの再発行手数料が約4千円だった。格安SIMを利用していたため端末は無保証で、被害(もとい加害)総額は約7万9千円となった。
ちなみに、スマホの中にはこの前ヒッチハイクで日本縦断したときの写真が全て入っていたので、それが失われたのがかなり残念だった。バックアップはしとけ。
後日談
「スマホ沈めた。拾ってきたら2万円あげるよ。」的なツイートをしたところ、何故か5人(SKさん、なっちゃん、北窓さん、かよちゃん、酒池肉林店長)も集まってきてしまった。
10日の昼頃、私のスマホを拾いにみんなで三条大橋に行った。上流から流れてきた靴を拾って持ち主に渡した。何しに来たんだっけ?まあ、楽しかったから良いや。来年もやろう的な話が出たので、やりたい人は勝手にどうぞ。
最後になりましたが、今回集まってくださった5人の方は寒い中本当にありがとうございました。そしてごめんなさい。
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