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最後の詰めがいつも悪い。

一人でデリー出れるかな〜。って思ってて
意外と簡単に出れて、まぁ良かったって感じだった。

そして、中国のトランジットもめちゃくちゃ余裕で、もー日本か!!ってめちゃくちゃ油断してた。

そして、昨日の夜から何も食べてなくて、デリーの飛行機で吐きそうになっていた。

そんなところに、"牛肉うどん"っていう、
この世の中で一番美味しそうなものが目に飛び込んできた。

これは絶対食べる!!と思って近くにいた日本人に一万を千円に両替えしてもらい、2000円を80元に変えた。(手数料取りすぎだろアホ)

そして、食べた瞬間。醤油風味のスープと牛肉とうどんが絡み合い、もう幸せの絶頂だった。

そんな喜びも束の間。

ふと俺の上にあった時計を見た。
13:10分。

ん?ん?ん?ん?🚀🚀🚀🚀🚀

そういえば、俺の時計はデリー表記になっていて、三時間半くらい遅い。

そこから、未だかつてないほどのスピードで搭乗口に向かったものの

「あー、この飛行機は今飛んだよ。」

しんだぁ!!!!!!!!!

乗り遅れってやばくね?しかもここ中国。

まじで、泣いた。少し。

必死に打開策を探るべく、俺の拙い英語で、
飛行機が飛んでしまった事。俺がミスをした事。チケットを変えたいことを伝えた。

今まで俺は中国に対して、人の事は考えない。
そんな人種かと思ってた。

でも、めちゃくちゃ色々な人が出てきてくれて
爆笑しながら、次の便はないかとか色々な事を一緒に考えてくれた。

そして、結果明日の朝一の飛行機に無料で乗れることになった。

有り難すぎるわ。不幸中の幸いにも程がある。

そして、自分アホすぎか??

油断するのはわかってたから、常に油断しない、油断しない、って心の中で呟きながら歩いてて、たった一つのうどんの表記のおかげで
すべて水の泡になった。

でも、本当に良かったとも思う。
優しい中国の方が居なかったら、俺はこのままWi-Fiが使えなくなり、連絡もできなかった。

良かった。良かった。良かったーーー。

それと同時に、やっぱり詰めが甘いのがわかった。英検も残り2点で不合格になったり、

ゴール直前で抜く癖が自分には絶対にある。

これを旅終わる直前で知れてよかった。

正直、みんなが出来ないって言われた旅を見事完遂して、自分は何でもできる!って天狗になってた部分がある。

自分は何も出来ない。けど、みんなの助けのおかげで旅が無事に終わった。

これを念頭において、自分は何もできないから
努力するし、最後の詰めもこれでもかと思うくらいやる。

この失敗を自分なりに分析して、今後に繋げれるようになったのは成長!!

確かには成長してるけど、まだまだ何も出来ない。

って事をしっかり考えて、今後の挑戦に生かす。

次の挑戦が一番大きいんだ。
この挑戦のために旅をしてきた。

常に"出来っこないをやらなくちゃ"

自分ができるかできないか、微妙なラインを攻めまくる。

明日帰国!!後悔なし!!
22:44。上海から。

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