四つ葉の日

『四つ葉の日』

作詞・作曲・編曲:ぽて

唄:鏡音リン





(あやふや ふや ふにゃっとした)
(あたふた した あしたに)
(ふかふか ふわ すやすやる)
(ふと すやるふり ふたり)

偶然なんてまぁそうそうと
やってこないように
退屈なんて言った 14のままで
すっかり大人になって
呑気にメトロにのった
朝は急展開

寂しく今日は昨日に
「また明日」はいつか過ぎ去って
思い出して何度となく忘れられない瞬間はあったでしょう

いつになっても
アスファルトの隅に
ありふれた今日はクローバー
「ぽけーっとしてときめくのは何で?」
謎を解き明かそう 不思議を探そう
きっとご機嫌な空になって
ずっと続く坂道も 夕暮れ空の下も
終わらない夢でいて
宇宙の秘密とへんな寝癖に
気づかないまま日が
続くのだ

ふと窓を叩く風が運んだ
日々の香りは14のままで
すっかり変わった町を気分気ままに沿った
午後の休息感。

思い出ばかり浮かぶのは、
退屈なさみしさのせいじゃなく
繰り返した暮らしは形を変えて
また出会ってるから

こんがらがっている
裏道の先のため息は今日もクローバー
どこか飽き飽きする景色は
泣いた帰り道 ふいに見つけた
温かさによく似ていた
ずっと長い坂道のバス停の下も
限りある情景だ
たった一度きりの星が降るのは
歯磨きをしている今なのだ

同じ記憶も汚れその他も
混ざりあって曖昧に
陽の香るベランダから空想を浮かべた

いつになっても
コンクリートの影に ありふれた今日はクローバー
平凡な姿も不思議と
謎を解き明かして 想いを添えたら
きっとそれは四つ葉の日になって
ずっと広い星空も 君の隣も
見慣れてしまうから
宇宙の果てだって 今夜の夢だって
わからないままでいい日々なのだ

(あやふや ふや ふにゃっとした)
(あたふた した あしたに)
(ふかふか ふわ すやすやる)
(ふと すやるふり ふたり)

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