時代

ちょっとリッチな入浴剤を入れた湯船に浸かって妹のちょっとリッチなヘアトリートメントを  バレないように使って(バレたらタコ殴りにされる)ちょっとリッチなパックをして        少しの幸福感を感じている自分に何故だか無性に悲しくなってnoteを久しぶりに書いている。 

何年か前の自分じゃ考えられないこの女子力は 一般の女性からしたら歯を磨く事となんら変わりねえだろ、ぶっ飛ばすぞと思われて当然だと思うのだが何年か前の私はお肌のケアなんてものは皆無で古い銭湯に置いてあるリンスーインシャンプーで全身を洗って仕上げにごま油を塗って香ばしくしていたような女だ。 

何故そんな香ばしい私がここまで入念に体のケアをする様になったか。それはとても残酷な事で老いなのです。

せざるを得ないのだ。


シミは増えるし肌も荒れるしクマもエグいし髪も抜けるし彼氏もいないし毛穴も太いし手荒れも酷いし彼氏もいないし香ばしさだけではとても賄いきれない。

なんかフラカンの東京タワーの歌詞みたいだね。

だからこそ少しでも食い止めようとケアをしている。

年を重ねていくごとに喜びや知識も増える分  もちろん上記の様な悲しみや怒りも増える。

あの頃、酸欠になるくらい笑ったり      アメリカンドッグを一気に3本食ってダッシュして口からミニホットドッグを出したり      この世で1番面白くない替え歌を作ったり    ゲスブを荒らした荒らしてないで揉めて喧嘩したりそんな思い出がいっぱい詰まったあの公園に昔みたいに気軽に集まって思い出話に花咲してエモくなる夜を過ごすなんてことはもう27歳にもなるとそれぞれ家庭があって子供がいたり地元から離れた所にいたりして簡単にはできないんだと実家団地壁サランラップ女は思うと悲しみが襲う。

しかし今、生きている一瞬一瞬が楽しいからそれでいいのだ!

因みにここ最近で1番笑ったのは何ヶ月か前に  先輩と行ったスナックで常連らしきお爺さんが満を持して歌った中島みゆきの時代が半世紀くらいズレていたことです。サビ歌い始めたくらいでもう曲終わってました。

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みんな体調には気をつけてお身体ご自愛ください

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