【レース回顧】アルゼンチン共和国杯 2022

レースデータ振り返り

そこまで極端な展開にはならず、1キングオブドラゴンが主張して逃げ。
ラップは下記の通りです。※最初は100m、以降は1F(200m)ずつ

7.2-11..0-11.3-12.8-12.8-12.6-12.3-12.7-11.8-11.7-11.5-11.6-11.8
前半1300m:80.0
レースタイム:2.31.1

ミドルに近いスロー。レースタイムを単純に割るとイーブンの1250mは75.5秒なので極端なスローではないかと。
事前のレース予想で言うところの、ちょうど間くらいのペースになった。

2021年:2.32.4・・・前半1100mが69.6のスロー。道中は遅く、L1000mから持続力勝負
2020年:2.31.6・・・前半1100mが65.8のミドル。中間で息を入れてから、ラスト3Fでの瞬発力勝負
2019年:2.31.5・・・前半1000mが68.5のスロー。最初が遅く、L1200m~1000mからの持続力勝負

序盤

キングオブドラゴンがハナを取ってからは隊列が割とあっさり決まる展開。
出遅れたのはダンディズムとキラーアビリティ。ダンディズムはともかく、キラーアビリティは気性が難しい馬なので、ちょっと辛くなった。

内に進路を取ったテーオーロイヤルは特に問題なかったように見えるが、軽く促さないといけない感じで行きっぷりがよくなかったのは気になった。状態が良くなかったのか・・・? と今振り返ると思う。パドックもテンションが高かったから、状態的には60%くらいかと見える。
ただ、それにしても結果的には負けすぎですが・・・

道中~第4コーナーまで

隊列に大きな変化はなく、各馬が楽な雰囲気のままコーナーへ。
L1000mあたりから加速が始まる展開は想定どおり。いかにもスローからの末脚勝負といった展開。スローが得意な馬はめっぽう得意なので、適性によって大きく結果が変わるレース質になってきた。

第4コーナー以降

各馬が直線を向いたあたりで、キングオブドラゴンがラチに激突。内を通っていた馬に影響があったが、特にふりを受けたのは16ヒートオンビート、17ハーツイストワール、5テーオーロイヤル、9ディアマンミノル。勝った7ブレークアップも多少の進路変更はあったが、一番は9ディアマンミノルの前が完全にふさがれたせいで横に進路取りを大きく変えたのが影響した。不運。せっかく中団内目のいい位置にいたんですけどね・・・こればっかりは・・・

そのあとは末脚勝負になるが、前目につけられていた馬の中で実力上位だったブレークアップがそのまま快勝。後ろに構えていた差し馬とは展開と位置取りで上位になった印象。
田辺Jもコメントしていたが、実力のみで勝ち取った重賞勝利とは評価しにくい。ハンデ差が埋まった後の重賞で通用するかはまだ判断できない。東京巧者の印象もある。年末のG1ですぐに通用するイメージはわかない。

進路取りで凄かったのは17ハーツイストワール。前述のことがあってから、再度開いた内側を通しての再加速。瞬発力を活かして切り込んだのは能力の高さ。府中の中距離レースにはやはり強い。ジャパンカップにもし出てきたら・・・ヒモで狙ってみるのはありかもしれない。今後もスロー予想ならやはり狙ってみたい

16ヒートオンビートは・・・わかんないなあ。ほんと。今回も前述の不利があっても3着。中団につけてラストの末脚はきちんと活かせているし、ラストも伸びている。う~~~ん・・・本当に何度レースを見ても、この馬の実力値はとらえきれないところがある。ハンデが重くなかったら、来年の目黒記念や日経新春杯で狙ってみるかどうかか。2000mは短いのかな。次走もそこそこの人気になりそう。

そして5テーオーロイヤルだが・・・ここまで展開を選ぶタイプかとわからされた。最後も影響こそ受けたが、ラチ沿いは確保してまっすぐ走れている。このレースで勝ち切れないどころか、3着内にも届かないのは予想外だった。一度減速したあとの切り替えこそできているが、スピードが乗る雰囲気はなく、2Fの末脚勝負では他馬と勝負できていない。楽にスピードを乗せられないと厳しく、瞬発力勝負はできない・・・この字面だけ見ると、やはりステイヤーだなあと思おう。来年の天皇賞春で穴になったら勝負してみても良いかもしれない。阪神よりは京都がよいだろうし。


他についてはあまり今後につながるレースをした馬はいない印象。秋G1で買いたい馬は出てこないレースになりました。東京の芝はまだまだ先行有利、内有利。改めて天皇賞秋を勝ったイクイノックスの差し脚はとんでもなかったと思い知らされた中距離重賞でした。



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