【予想回顧】2022/7/31 クイーンS、アイビスSD、関越S

関越S

◎グレートマジシャン・・・競走中止
残念でしかない。レースレベル的にも手ごたえのまま直線を走れていれば完勝だっただろう。ここを勝って毎日王冠へ、なんて未来も思い描いていた。
〇グラティアス・・・3着
できる競馬の限界がこれだとみえる。直線のしぶとさが今の売り。差されてしまったのはとても残念。いったん間をあけるか、ハンデが重くならないことを期待して新潟記念に出てくるかな。ただ、勝ちきれるレースが今後あるのか。適鞍の見極めが難しい。
☆プライドランド・・・16着
抜かれてやる気をなくして終わり。あと2回くらいのチャンスでOP特別が勝てるかどうか。ちょっと厳しいかな。

アイビスSD

◎トキメキ・・・11着
ラスト200mまでは良い競馬だった。敗因は進路取りだろうか。いきなりストップしてしまい、そこからは厳しくなった。能力はある馬と思うので、1200mでまた見てみたい。
〇オールアットワンス・・・6着
スティクスにも負けたのはいただけない。古馬になってからの成長力が厳しいのだろうか。北九州記念に出てきても、ちょっと厳しいかも。
☆ロードベイリーフ・・・3着
やっぱり1000mへの適性はあるんだね。枠を考えたら最も頑張った馬。馬場が良く、ハイペースになるレースには追走できることは改めて証明した。ただ、OPで勝つには強烈な逃げ馬がいる必要はありそう。テイエムスパーダがモズスーパーフレアの後釜になれば、北九州記念で好走できるかも。
△シンシティ・・・2着
人気通りに好走した。事前予想ではラップを下げると厳しい展開になると思ったので軽視したが、下げても残ることができた。ハナをきれるタイプなので、直線以外ならダート1200mのOPとかで見てみたい。
△ライオンボス・・・10着
手ごたえが悪かったとのこと。年齢とトップハンデが想像以上に厳しく堪えてしまった。もう適鞍はないかもなあ。

クイーンS

◎テルツェット・・・☆1着☆
最内をこじ開けての勝利。内が開くことに賭けた鞍上はさすが。これが重賞を勝つ騎手の乗り方だと思う。道中は中団にいれたのもよかった。自分の競馬ができれば能力はある馬。クラブ馬なので今年で引退だが、メイチにすべきG1はどれだろうか? 非常に難しいが、ドスローになることに賭けてエリ女か・・・? でもデアリングタクトが来るらしいからなあ。
〇ルビーカサブランカ・・・4着
見どころはある競馬だった。唯一外枠から掲示板に入るあたりは、強さを見せられたと思う。この馬こそ目標はエリ女だろう。鞍上のコメントも、もう少し距離が欲しいとの内容だった。上り34.3を出せたスパート適性は十分。オールカマーも狙えるだろう(ただし、ゲートを出れば)。
次走以降は人気なら軽視したいけれど、マクリがきく展開が予想されるなら評価しておきたい。
△ホウオウピースフル・・・5着
相当調子が良く臨んだレースで、展開的にも良かったが・・・この馬としてはかなり良いパフォーマンスだった。ただ、上位陣との差は最後の末脚。やはり、もう少し距離が長くなるほうが強みを発揮できそうではある。2200mの重賞で見てみたい。
△ウォーターナビレラ・・・10着
距離適性。これにつきる。いくら桜花賞2着馬だろうが、距離が長いと厳しいのだ。今後はこういう馬には手を出さないようにしないと。
馬自体はできることをしたと思う。友人とも話をしたが、今年の阪神カップで狙いたい。というか、それ以外の適鞍が無い。向くとしたら、G1は高松宮くらいかなあ。ちょっと無理あるかなあ・・・秋華賞はもし出てきても買わないと思います。
☆ゴルトベルク・・・11着
パドックで落ち着きがなく、そこで消耗してしまった感じ。G3の牝馬重賞ならハンデも背負わないだろうし、次の目標は府中牝馬Sあたりかな。祖母エアグルーヴの血を信じているので、府中でも穴狙いしたい。完全な力負けではなかったと思う。

予想総括

クイーンSは悔いが残る。サトノセシルを推奨できなかったのは悔しい。ラップの分析をして、短い距離の適性が探れなかったかは検討したい。血統データですぐわかるレベルの距離短縮/延長によるデータを軽んじたのも痛かった。頭が固すぎた。
アイビスSDは枠の力をなめていた。「前が開けば」と書いたビリーバーの前がほんとうに空くとは思わなかった。内ラチに4頭いったせいで馬郡の密度が低くなることを想定できなかったのが反省点。全頭が韋駄天S組だったのもあり、特殊な重賞における特徴的なローテは重視すべきだった。クイーンSも2頭はVM組なわけで。
関越Sは評価が難しいレースだったと思う。次走出てきたときは叩き良化かどうかを見極めて取捨選択したい。復帰明けの馬たちからすると、次のハンデ戦が本番だったりする。

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