題[先輩の一人鍋パ時々後輩]
ある仕事帰り、先輩がノソノソと商店街を歩いてくる。
先輩「はぁ〜疲れた〜〜さみぃ〜な〜」
先輩は、商店街を歩きながら
先輩「う〜〜ん食べてこうかな〜(少し考えて)そうだ!鍋しよう。」
急に思い立って、商店街の中にあるスーパーに入って鍋材料と少し迷いながらも少々酒を買ってスーパーを出る。
先輩「よし!後…は…ケーキでも買っとくか。……コンビニでいいか?」
先輩は、近くのコンビニでショートケーキ的なのを買って
先輩「よ〜し、買った買った(袋を見ながらボソッと跳ねた声で)ケーキ」
先輩は、寒空のなか家路を急いだ。
なんやかんや時が経つ……
先輩「おぉ〜〜さみぃ〜まずはシャワー浴びるか。」
またなんやかんや時が経ち。
先輩「よし、作るか」
一人用の鍋を取り出し、買ってきたネギ・豆腐(その他諸々の野菜)・少し奮発して高めな肉を準備をして、出汁を入れた鍋に切り終えた材料を丁寧に入れて蓋を閉めて。
先輩「・・・準備おけ〜。待つか〜(何かを思い立ち携帯で誰かにかけ始める。)・・・・・・出ないな(チラッと時計を見て)多分仕事は終わってるよな。(ボソッと)何で知ってんだ。俺…気持ちわりぃな。」
後輩「はい・・・もしもし・・・先輩どうしました?」(寝ぼけた声で)
先輩「寝てたか?」
後輩「はい・・・夕食を食べ終わってからちょっとボーとしてたら、寝てました。」
先輩「あ、そうなんだ・・・すまんな。寝てるところ」
後輩「良いですよ別に・・・・・・それで、どうしました?」
先輩「いや、別に何も用事はないんだけど何か電話した。」
後輩「そ、そうですか・・・(少し気持ち悪そうに)」
先輩「何だそっけない返事だな。」
後輩「(さらに察して)いいえ・・・そんなことは」
先輩「お前、ケーキ食った?」
後輩「ケーキですか?ありますけどまだ食べてません。これから、食べようかな?」
先輩「あぁ〜そうなのか・・・ちなみに何ケーキが好きだ?」
後輩「急ですね・・・種類ですか?・・・食べるならチョコですね。」
先輩「チョコ好きなのか?」
後輩「好きというかまぁ〜色んな種類の中では好きですね。」
先輩「そうなのか、(不意にタイマーが鳴る)あ!急に電話してすまんな、鍋が出来たわ〜今日は良い日にしてくれ。」
後輩「(少し引き気味で)あ、はい・・・それじゃあ・・・来年も宜しくお願いします。」
先輩「おぅ!じゃあな。また、どっかで呑もうぜ。」(電話を切る。)
後輩も電話をきって、冷蔵庫からケーキを取ってソファーに座って
後輩「先輩・・・元気だな。」(ケーキを食べる。)
電話をきってから先輩はカセットコンロを用意して出来上がった鍋を置いて、鍋の横に〆のうどんと日本酒と酒各種を用意して
先輩「よし……いただきます〜〜。」
先輩は、鍋を食べ始める。
(幕)
「文章だけですが、イメージしながら……。」
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