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BLM

僕たち日本人にとってBLMのトピックはリアルじゃないとか、だから気軽にSNS等で支持を表明すべきではないとか言ってる人多いよね。
そんなのダサいしトレンドに乗っかってるだけだよ、とかさ。

でもさ、丸腰の人間がひどいやり方で警官に窒息死させられても、しかも窒息死させた警官は肌が白いからって理由で罪に問われなく、おまけにそれが国家の正規ルールとしてまかり通っても、
まあしょうがないよね、怖いよね、で済ましちゃうのはちょっと違うと思うんだよね。

だってあの映像って圧倒的にリアルじゃん。
これ以上ないほどリアルじゃん。

同じ人間があんなに醜い扱いを受けているのを見ても、国が違うから、肌の色が違うから、歴史が違うから、というだけの理由で声を上げるのは間違っていると言うのなら、じゃあ何に対して声をあげればいいんだよって話だよ。
だってこれは政治のトピックではないし、カルチャーの話でもない。地理も歴史も関係ない。もっと直接的な話だ。恐怖と痛みの話だ。ハートと尊厳の話だ。僕たちのライフを根底から揺るがす話だ。

最低限の権利を求めて声を上げるという事は、人間として最も根源的な感情だと思う。
だから勝手にボーダーを引いて遠くから眺めたり、変にポーズを意識したりする事はナンセンスだし、間違ってる。
想像してみなよ。自分の友達や家族が同じ目にあったとしたら絶対に許せないじゃん?同じ事だよ。良識ぶってカッコつける必要なんてまるでない。

僕たちは人間としての権利に危機を感じた時は、血眼になってでも抗うべきなんだ。ストリートの側から、シチズンの側から、中指を突き立て続けるべきなんだ。画面を黒く塗り潰すべきなんだ。それをやめたら絶対にいけないよ。
#blacklivesmatter

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