長崎北高等学校

 35℃/29℃の東京。

 まずは本日の『半沢直樹』。最大のトピックは、メガネセンターのビルで粟根まことさんが働いていたことだろう。二番目は、山西惇さんと八十田勇一さんが兄弟だったこと。あー、おもしろかった。

 今日は、石川寛美さんとコロちゃんの『いしころプロジェクト』稽古場へ遊びに行きました。「幸福の王子」と「よだかの星」のリーディング公演。二人の声は実に相性がいい。観ていて耳に心地良い。本番は8月28日、29日。チケット発売は8月20日より。生観劇以外にも、いろいろな方法では観られるそうです。
ご予約は、hiromi.ishikawa1112@gmail.comまでメールを。8月20日からです。
詳しくは、↓
https://www.corobuchica.com/next-stage

 今日の、こうち総文。演劇鑑賞は、
 長崎県立長崎北高等学校 学芸部演劇班『アルキメデス・スリッパー』

 僭越ながら感想を、
 演劇班が出来たのが令和元年らしい、二年で全国大会は快挙だろう。確かに、すぐれた脚本と演出だと思う。少ない部員少ない登場人物で、世界を作り上げるためには想像と工夫が必要だ、それがとても良くできている。部費が10,500円なのに、あのバス停と椅子を作ったのはすごい。たくさんの人の協力があったのでしょう。
 
 設定がすばらしいだけに、役の背景がやや薄く物語が物足りなく感じました。
私は、もっと人を見たいと思いました。アオキくんをもっと知りたくなりました。これは私の欲が深いのでしょうか。
 
 しかし、とてもよく出来た作品なのは間違いありません。後輩の皆さんたちは、大きな『アルキメデススリッパー』という財産を得たのですから、この作品の良い点、足りない点をたくさん話し合い、考えることで、更にすばらしい作品を目指してください。
 すてきなお芝居をありがとうございました。

 プラス、最近演劇について考えたこと。

 スポーツと演劇は似ている、限りなく近い、優れた俳優は、優れたアスリートだ。心も身体も同時に使う、その紙一重の繋がりを感じて、求めて進んでいく。

 筋肉トレーニングが限界を超えて重い負荷をかけることで伸びるように、演劇も負荷をかけないと演技が伸びないのではないかと感じはじめた。

 厳しい演出家は、それを知ってか知らずか体現している。ただ、バランスは必要だ。たとえば、個人演技には厳しく、全体演出では楽しく。すると、お芝居をきらいにならずに済みそうだ。

 …なんてことを考えている。あんまりまとまってないけど。

 ではまた。
 皆さん、どうぞお元気で。

 All the best.


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