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【メソロギア】極私的個別カード論 第2回「ラファエル」


何このブログ?

  1. 昔輝いてたカードが今見なくなったの何でだろう、を勝手に語る。

  2. 今よく見るカードは何でよく見るの、を勝手に語る。

上記内容でネタを思いつき次第、不定期に書いております。
なお、第2回で終わる可能性もあります。

さて、今回は2.です。

「ラファエル」はどんなカード?

カード名:ラファエル
パック:Avalanche and Eruption(Aパック)
レアリティ:ウルトラレア(虹)
役割:チャージャー
コスト/パワー:0/6
状態異常:相手召喚時効果封印(戦場時、相手の召喚時効果は発動しない)

どこまでを布地と見るかで性格が表れます

 このカードが場に出ている時は相手の召喚時発動が無効になります。このカードだけでなく相手召喚時効果封印というものがそうなのですが、『”ゴーレムの創造者・ダンテ”のターン終了時戦場発動で手札のゴーレムの召喚時発動を発動する』というような、召喚時発動タイミングでない召喚時発動や、相手の手札や墓地にあるカードの召喚時発動も全て無効になります。

え、今よく見る?

 ・・・前よりは、ね。
 2023年2月の更新までこのカードのパワーは5でした。このパワー5というのが使いづらかった。デッキコンセプトにより例外はありますが、最低パワー6は欲しいんですよね、感覚として。”ナイトスレイヤー”とか”衝撃の大蛇”とか別格はいますけど、あれらは別格なので。
 そのためレウィン時代、トリックマン時代など局所的に輝くことはありましたが、わかりやすいコントロール(ここでは相手のしたいことを邪魔するというくらいの意味合いです)カードでありながら、”ロイヤルサーヴァント”などの後塵を拝してきました。
 それが実際にパワー6になり、純粋にチャージャーとしてのプレゼンスが上がり、同じパワー6で並んだ”ロイヤルサーヴァント”などの枠を奪うことも増えてきたわけです。直近では”無言の支配者”が同カテゴリで一歩リードしてますが。
 尚、召喚時発動をほぼ用いず、戦場発動や手札発動で押して押して押しまくってくる種族も増えているのが直近の不安材料です。何だよ忍者って。
 「召喚時発動:ゲームに勝利する。」とか出てくればまた更に変わってくると思いますけどね。

今使うには?

 現状すでに「無理して使う」カードではないので普通にお使いください。

例えば?

 ・・・普通くらいの強さのカードをフィーチャリングするのが一番難しいんだよ。

 相手召喚時効果封印は相手が召喚時発動持ちのカードを同ターンに場に出してくれないと無意味です。相手はこちらが”ラファエル”を出すのを読んでスカすこともできる。その「出さない」という択に対するカウンターとして、手札破壊(バウンスでもいいんですけど)を併用する、みたいな感じでこんなデッキを。

 ”黒の使い魔”は”白魔道士・ナンシ”でも代用・・・できません、今の環境では。だいたい忍者とゴーレムのせいです。

ラファエル3枚では多いなと思った方。
1枚別のカードに差し替えてみてください。

ラファエル2枚でもきついなと思った方。
もう1枚差し替えてください。

ラファエルいらないなと思った方。
このページをそっと閉じてください。

貝デッキ?普通に強すぎるので載せません。
異形デッキ?普通に弱すぎたので載せません。

おわりに

 ”ラファエル”の歴史を本気で紐解こうとしたら”闇の継承者”に触れないわけにはいかないんだけど、私には解説は無理です。誰かやって。

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