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【メソロギア】極私的個別カード論 第1回「ムサシ」



aboutブログ主

初めましての方は初めまして。そうでない方はお世話になっております。
メソロギアというゲームのレート戦の片隅と、Twitter(現在xと自称しているようですが)の片隅で細々と生きています。
主に感情でメソロギアをプレイします。半引退状態になること数回。書くような戦績は特にありません。「なんだ、雑兵か」と思った方、お茶漬けでもどうぞ。

何このブログ?

  1. 昔輝いてたカードが今見なくなったの何でだろう、を勝手に語る。

  2. 今よく見るカードは何でよく見るの、を勝手に語る。

上記内容でネタを思いつき次第、不定期に書いていこうかと。
なお、第1回で終わる可能性もあります。

さて、今回は1.です。

「ムサシ」はどんなカード?

カード名:ムサシ
パック:EX(初期配布)
役割:チャージャー
コスト/パワー:0/7
特殊能力:召喚時発動:相手の手札全てのパワーを1減らす。

こんな顔でしたっけ?

 昔々、あるところにメソロギアの勝負はパワー8(よくてパワー9)のアタッカーで3回殴ることで決まることが多く、またアタッカー同士は純粋に場でパワー比べしてました。
 一方で手札を入れ替えるカードは今ほど充実しておらず、サーチ系カードも使いやすいものはありません。盾もちゃんと入ってましたね。パワー16のやつが。8点アタッカーにぶち当てて逆に8点もぎ取るために。
 そんな中で”ムサシ”が持つ『相手の手札全てのパワーを1減らす』能力はかなり意味がありました。相手アタッカーがパワー8から7になればアタッカー同士のパワー比べで勝てますし、相手ディフェンダーがパワー16から15になれば防御されても7点ダメージで済みます。その優位が相手が次の一手を引くまで続くわけです。

何故消えたの?

 そんな中世メソロギアから現代メソロギアがどう変わっていったかを考えると、それがそのまま”ムサシ”が希少種になった理由になります。

・アタッカーが山札の中から下から直接出てくる。
・サーチや入れ替えを行うカードが増え、今ある手札をデバフしても代わりの五体満足なカードがすぐこんにちは。
・相手の場に対して破壊・バウンスを行うカードが増え、パワー差があればアタッカーが通るということもない。
・ダメージソースの多様化(そこそこのコストで8点を超えるダメージを稼ぐアタッカー、使いやすい各種効果ダメージなど)で、カードをデバフされても相手ライフを削りきる再計算がしやすくなった。

 総じて「今手札にあるカードのパワーを1減らす」ことの価値が下がっているわけです。

今使うには?

 ・・・無理しなくていいよ。パワー8になるの待とうよ。
 
 まあ、上に挙げた「現代メソロギア」を潰せるようにカードを突っ込むのがいいのではないかと思ったので、例えばこんなデッキとか。

環境に抗うデッキ(抗えるとは言ってない)

 なんか懐かしさを感じない?と思った方。私もです。 
 使ってみると分かりますが、やたら読み合いを強いられるデッキです。私は読み合い好きなのでいいんですけどね。安定感はありません。
 使用は自己責任で。ここ数日マッチングが黒騎士だらけなので”かめさん””ブラント”を入れてますが、環境によりカード入れ替え推奨です。

おわりに

 ブログって書いてみると大変だ。というかこの文章、どの層に向けてのものなんでしょう。少なくとも初心者向けではない気がします。

 私的って書いてある通り、「私の目からはこう見えてる」という論ですので悪しからず。(逃げ道確保)
 歴史認識については記憶力D+くらいなのでかなりあやふやです。今のTwitter、なんか検索してもあんま出てきませんし。「不服リボルバー」で検索したらヒット0件って何でよ。
 何か間違ってたらこっそりやんわり教えてください。よろしくお願いします。

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