卒論で荒れた生活を立て直そうと、部屋にぞうきんをかけた。床の塵を払いながら、年月の経過を知る。大学生活も終わろうとしている。今月末で実家に戻る友人たちに思いを馳せ、終わりを知らない生活もいつかは終わりを迎えることを知る。有限。自己憐憫と不安に囚われていてはもったいない。

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