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【ルールブックが有料でたまるか】猿でも分かるシュライヤ効果処理解説
みなさんこんにちは。
にらです。
2024年1月現在、ワンピースカードの中で最も裁定が分かりにくいカードと言えばこのカード。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126523191/picture_pc_81bd9fe4954a51c6bfc5e798874ec936.png?width=1200)
このキャラは次の自分のターン開始時まで、相手のリーダーと同じパワーになる。
この処理をよく分からないという方が少なからずいるなあとお見受けしたので解説していきたいと思います。
解説を始める前に、公式様よりエラッタが入っているので確認しておきましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126523492/picture_pc_751c798c8a59c25854635e07378de578.png?width=1200)
「このキャラの元々のパワー」とは
まず、パワーが5000のキャラを準備します。
他の効果によって増減していない素のパワーが5000のキャラです。
5000くんと名付けましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126597428/picture_pc_a3529eb761a93981485eee3f3774c5cc.png?width=1200)
パワー5000
5000くんのパワーを上げてみます。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126597795/picture_pc_bf4ba28c170a8238bac4b7a852930980.png?width=1200)
パワー6000
5000くんがソードフォルムになったことでパワーが1000上昇して6000になりました。
しかし、これは装備した剣の力でパワーが1000上昇しているだけで5000くんそのものが強化されたわけではありません。
続いて、5000くんのパワーを下げてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126598771/picture_pc_e54d0d2d43e8f04b7bbf66a229e7ae33.png?width=1200)
パワー4000
足に重りをつけたことで5000くんのパワーは-1000されて4000になりました。
しかしこの場合も、重りによって-1000されているだけで5000くんそのものが弱体化したわけではありません。
このように、パワーが増減する前の状態のことを「元々のパワー」というのです。
これらの場合も全て元々のパワーは5000になります。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/126601091/picture_pc_88c0f151e8a6ec127cd58addca5a1944.png?width=1200)
シュライヤは元々パワー4000のキャラ。
この「元々」の部分が相手のリーダーのパワーと同じになるのです。
元々のパワー4000から加算ないし減算されているところから元々のパワーが5000になった場合は、5000の状態から再度計算されるというわけです。
効果処理順
基本の効果処理順は以下の通りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704858748725-Tg7uyA62cF.jpg?width=1200)
シュライヤがアタックした場合
この場合、シュライヤのパワーが変化するのはアタック時。
![](https://assets.st-note.com/img/1704956092098-PWIfY0DaBD.jpg?width=1200)
相手のリーダーが5000で、かつシュライヤに1ドン付与している状態で考えてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704967857983-IqnM85kduq.jpg?width=1200)
シュライヤの元々のパワーが4000から5000に変わります
![](https://assets.st-note.com/img/1704967903339-AwsqUFTje7.jpg?width=1200)
原理さえ分かってしまえば難しくもなんともありませんね。
シュライヤがブロックする場合
この場合のシュライヤ効果発動のタイミングはここです。
![](https://assets.st-note.com/img/1704967978054-Mq8GIyH8aC.jpg?width=1200)
では、シュライヤがパワー-2000されていて相手のリーダーが10000で攻撃してきた場合を考えてみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1704969001695-YRvXqonlYb.jpg?width=1200)
相手のリーダーのパワーは10000となっているので、シュライヤの元々のパワーも10000になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1704969071708-eKJ97j9qcP.jpg?width=1200)
シュライヤのパワーは8000となり、3000カウンターでシュライヤを生存させることが可能です。
次に、シュライヤがパワー-2000されている状態で相手のリーダーのパワーは6000、アタック時3000以下KOの効果が発動した場合の処理を考えてみましょう。
「…複雑すぎない?」と思うかもしれませんが、そんな事はありません。
こちらがその盤面です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704969906135-TfyH9R00Dr.jpg?width=1200)
この時、9ひげの効果でシュライヤがKOできるでしょうか。
先ほども図示しましたがブロック時効果の発動タイミング、もといシュライヤのパワー変動はアタック時効果の処理後。
![](https://assets.st-note.com/img/1704969975232-mircfpph0L.jpg?width=1200)
つまり先に9ひげの効果が発動してシュライヤがKOされます。
おわりに
シュライヤの効果処理についてご理解いただけたでしょうか。
少しでも理解の助けになれれば幸いです。
もし「このパターンならどうか」などの疑問点等あればリプライ、或いはDMにて回答させていただきます。
ぶっちゃけ、シュライヤの効果処理についてはほとんどの方が既知なのではないかと思っていました。
note、特に有料記事について是非が問われている昨今、実績も何もない自分が何を誇っていけるかと考えた際にたどり着いた答えの一つが「分かりやすさ」でした。
回この記事を書くに至ったのは画像(イラスト)を用いての解説の使用感を確かめたいというのが正直なところです。
好評であれば今後も活用していきたいと思います。
今回もお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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