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【全文無料】4弾環境赤ゾロ・宮城CS振り返り

挨拶

皆様はじめまして。
にら(@nira_onepiece)と申します。
普段は仙台でザキオカらとワンピースカードをしています。
この度は無名プレイヤーの私如きが書いた記事をご覧いただきありがとうございます。
拙い文章や間違った考察など多々あるとは思いますが、全文無料となっておりますので最後までお読み頂ければ幸いです。

宮城CS

対戦レポート

1回戦 vs黄リンリン 先攻 勝ち
サーチを絡めながらゴードンマルコ、ゴードン火拳で相手の盤面を壊滅させて余裕の勝利。

2回戦 vs赤ゾロ 後攻 勝ち
当方3ゾロ引けず、相手は5マルコ5マルコのぶん回り。終始圧倒的劣性でした。
盾3からのリーサルを決めなきゃ負けという場面でしたが、効率よく相手のガード値とスペルを吐かせた後盤面処理に移行して5マルコ処理して捲り勝ち。個人的今大会のベストバウト。

3回戦 vs赤緑ロー エアロさん 後攻 勝ち
事故った先手ローに火拳、5マルコ、ジェッピまでぶつけて勝ち。小学生でも勝てるぶん回りvsクソ事故。

4回戦 vs緑紫ドフラ 後攻 勝ち
火拳のコストが引けず腐り続け一時は相手の盤面が7ルフィ7ルフィウタウタウタになる程の劣性。相手のミスを誘導してギリギリの勝利。途中完全に諦めてました。

5回戦 vs白ひげ しょごさん 先攻 負け
未だに引きずっているワンピ人生最大のプレミ敗北。向こう半年は夢に見そうです。
先攻取ってゴードン着地、相手4コスキャラなしからの6サッチに+1ゴードンとマルコでサッチ焼いて圧倒的優勢。
ハンドにピストルや火拳が溜まって腐っていたものの最後まで有利に進め最終ターン
相手:9ひげ、リーダーのみ
自分:4マルコなし、盾2、1ドンアクティブ、ハンドラディカル+ガード値なし4枚
相手リーダー2ドン付与8000
7エース、ジョズともに8000-9ひげ10000が最大打点の為、リーサル誘導するために通し
トリガー白ひげ海賊団→サーチ不発
相手5ルフィ登場9000アタック→ガード不可
トリガーダダンで+1000足りず敗北
ザキオカ、わかさん、万ねぎさん、サトシくんなど身内の白ひげが誰もルフィ入れていたことがなく完全に失念してました。
Twitterでルフィ入り白ひげもちょこちょこ見かけたことはありますし、赤ゾロにも入りうるカードな時点で気づけなかったのは150%自分の実力不足です。
そもそも7エースやジョズ前提なら殴り方も7000-9000-10000になるはずなので8000スタートな時点で気付けますね普通に。
唯一の救いだったのは対戦相手のしょごさんがとても感じの良い方だったので、この方に負けるなら…と思えたことですね。対戦ありがとうございました。

6回戦 vsカタクリ 先攻 負け
プレミ負けでメンタルズタボロで始まった試合。3ペロスペロー2連続から始まり劣勢に。
5000や6000ラインをことごとくガード値で守られ、盾4から10マム着地されほぼ負けの展開。
盾と面に攻撃散らして効率よく攻め、リーサルをずらしなが最終ターン
相手:10マム、3ペロー、リーダー、ハンド3枚、盾0
自分:ハンド0、4マルコ、盾2(一番下5マルコ固定)
前ターンに相手のハンド2枚に対して4マルコ6000アタックで通ればリーサルでしたが、返しで
10マム:盾上+1000で勝ち
8カタクリ+雷霆:盾上+1000で勝ち
であり、ピストル、火拳、3ゾロ、ゴードンの行方は山一周する中で確認済みの為盾にないことが確定、白ひげ海賊団については1枚トラッシュで山にあったかは覚えていませんでしたが盾から捲れてもサーチ当たれば+1000に変換可能の為、次ターン受け切ることを選択しました。
相手から飛んできたムーブは7マム+雷霆。対戦ありがとうございました。

4-2でワンチャンすらなくなり、メンタルも崩壊していた為ドロップ。
4戦目までは不利状況を捲ったりと勢いもあり、オポもかなり強かった為本気でベスト16が見えていただけに悲しい終わりとなりました。

デッキ構築


BANDAI TCG+

割と後悔だらけのレシピです。構築が直接的に勝敗に関わるところはありませんでしたが、改善点だらけでした。

某有名プレイヤー式ゾロについて


先日の広島CSでベスト4に入った構築の率直な感想としては「凄い」の一言でした。全ての採用カードが理に叶っており、実際に自分も構築段階で火達磨を採用しようとすると「このゾロで良くない?」となってしまうような完成度でした。
しかし、このデッキを使えない理由がいくつかありました。
1つ目は、純粋にプレイ難度が高いという点です。カウンター値やリソース回復手段が少ない為に、一つのミスが命取りとなってしまうこのデッキは自分がプレッシャーの中戦うにはあまりにも難しすぎると感じました。プレイヤーの実力あってこそのデッキだと思います。
2つ目はあまりに有名すぎるという点です。使用者があまりに有名で影響力がありすぎる為、世間的にゾロのテンプレとして考えられているように感じました。ゾロは見えないマキノや火達磨で7000アタックを無駄に守らせたり、存在しないラディカルで相手のリーサルや抑制したり過剰なドン付与でのアタックを誘発させるのが強みだと思っています。CS出場者ぐらいになると当然リストは把握していると思うので固定化されたリストを使うよりも、むしろ3弾環境のテンプレリストを使いながら入っていないディアブルや火達磨、マグラをケアさせた方が強いと考えました。(逆にあのリストにラディカルとかを入れれば良いのではと考える方もいるかもしれませんが、ピカソの絵に落書きするような行為です。やめましょう。)

各対面の動き


対白ひげ

白ひげ対面は、理想的な動きをした場合ゾロが有利を取れていますが、再現性等を考えると4:6ぐらいで白ひげ側が有利だと思います。
先手後手はひげ側の構築やプレイ、ゾロ側のドローカードによって有利不利が変わります。
ゾロ側が先手の方が白ひげ側のミスを誘発できる為、私は優先的に先攻をピックしていました。
中盤以降は試合によって展開が変わりすぎる為、ある程度決まりきっている序盤の動きのみ記載します。

先攻
初手にゴードン+5マルコがある場合
1ターン目
ゴードンorイゾウ登場
※2tの理想がダダン+L6000の為、5マルコが確定している場合はサーチよりゴードン優先。なければ5マルコ全力サーチ
2ターン目
サーチorゴードン登場、L6000
3ターン目
4マルコやアトモス登場→5マルコ
登場なしの場合→3ゾロ優先

初手にゴードンor5マルコへのアクセス札がない場合
1ターン目
バギー最優先、なければサーチ札登場
2ターン目
L6000+バギー6000
他キャラ登場の場合は
ダダン>イゾウ
(相手イゾウいない場合のみマキノ起動最優先)
3ターン目
3ゾロ優先でリーダーに複数回攻撃

ゲーム展開
基本的にゾロは1回の攻撃で白ひげの手札を2枚以上切らせるのが困難な為、手数で押していくのが原則です。
しかし、イゾウやナミは対白ひげだと非9ひげ下でも3ドン要求と攻撃するのが困難な為、中盤以降は欲しいサーチ先がなければガード値として使っていくことが多くなります。
以前より白ひげの2000ガード値も減っている為、余った1ドンをイゾウ登場ではなくリーダーに付与して5マルコと7000連打すると白ひげ側のリーサルターンを誘発できる場面もあります。

ゲームプラン
以前より火拳やゴードンを厚く採用するようになった為、白ひげ側の盤面を処理できるようになり、以前より盾をキープしてリーサルターンを一つ先に伸ばすことができるようになりました。
白ひげは高い打点でリーサルを組むことができるデッキである反面、盾が一定枚数以上あると途端に一切詰められなくなります。
4マルコやラディカルを最大限使うために盾2まで全通ししてしまう方も散見されますが、基本的には6000アタックは+2000で守り、終盤の猛攻に向けてラディカルなどを温存できるようにした方が吉です。

お得に攻めよう
ゾロの強みはマキノやマグラ、火達磨を何枚持っているかわからないところです。
相手からすれば7枚手札があれば3枚ぐらいはマキノマグラに見えてしまいます。
従って、白ひげはゾロ側に多くの手札とドンが余っている場合は常にバカデカリーサルを考慮しなければなりません。
例えば相手のライフが残り自分で回収することが確定している1枚の場合に5マルコに1ドン付与して8000でアタックするとします。相手は火達磨やマキノをケアしてガードポイントやガード値で守るしかありません。
次に6000でリーダーにアタックすると、これも相手はガード値で守らざるを得ません。
ここまで相手に守らせた上で、残りのドンで盤面に向かったり、4マルコや5マルコを着地させましょう。
白ひげ対面に限った話ではないですが、1コスキャラの打点をなるべく大きく見せて、相手のガード値を多く切らせることは赤ゾロを使うに於いて必須のテクニックです。


対ドフラ

お互いにキツいと思っている対面だと思います。ドフラに勝つ為にはナミやテゾーロを起動している余裕を与えないように圧をかけていくしかありません。
基本は後手を選びます。
ゾロ目線だとキツいカードはウタ、7ルフィ+白滝ですが、リーサルターン以外は基本的に除去を当てず、手数で押していく意識が重要になると考えています。リソースを回復されるとゾロ側は詰んでしまう為、テゾーロとナミを確実に除去できるように火拳やピストルは残しておきましょう。
序盤〜中盤は相手が盾2になると雷鳴八卦を使用しようと考える為、盾3タイミングでは5マルコやリーダーは7000ラインでボード処理に向かってから5000で顔をチクチク殴ります。
基本的にゾロ側は押せ押せのプランを取っていく為、相手にボードを殴られて盾に触れられないとリソースが枯れて厳しい展開になります。
ゾロ側も盾3までは貰った方が嬉しい対面の為、キャラを起こして返すターンを作るなどして盾に攻撃を誘導する必要があります。
終盤に関しては、ゾロは比較的10ドフラが刺さりにくいデッキではあるものの対処を間違えると普通にキャッチされて負けてしまうので注意が必要です。
ゾロの盤面は2-3000のキャラが多いので、全面寝かしてしまうと3面は上から踏まれて残り2面+リーダーキャッチで負けてしまいます。
なるべくアクティブのキャラを残すこと、場合によっては寝たイゾウやバギーを圧死させて1コスサーチを投げることも重要です。

vsロー

5000、5ローがいる時は6000でいっぱい殴りましょう。
気をつけるポイントとしては火拳の使い方です。
ロー側のハンドが潤沢にある場合だと、こちらのリソースが枯れる一方で、かえって不利になってしまいます。
逆にベッジやお玉、ブルックを必死に並べてダダンやナミがなさそうな場合は一撃で壊滅的なダメージを与えることができます。
また終盤は相手のブロックや面に向けて攻撃するのと合せることで、相手の盤面を2面以下にすることでリーサルターンの火力を下げることに使用するという使い方もあります。
闇雲に撃つのではなく、相手のハンド状況を考えながら適切な場面での運用を心がけましょう。

vs青クロコ

正直あまり練習していません。
戦闘丸だけはしっかり除去し、あとは横に並べて殴っているといつの間にか勝っています。
かなり有利だと思いますが強い青クロコとやったことがないので良く分かりません。

vsクイーン

序盤はリーダーにドンつけてぶん殴り、中盤以降に横展開して詰めていきましょう。
ダダンやバギーをしっかりピックできると楽になると思います。
正直自分はあまり練習できていない対面なので詳しいところまで分かりません。
9ヤマトが純粋にクソ重いので引きに依存している部分も大きいと思います。

vs青ナミ

有利です。
対話拒否デッキに†正義の剣†の何たるかを叩き込んでやりましょう。
相手のラス1のハンドは絶対にデスウインクです。
甘えたプレイすると普通に負けます。

vsレベッカ

強いレベッカのレシピを知らないのでよく分かりません。
1コスキャラは除去されてしまうので、ダダンや5マルコがどれだけ仕事できるかにかかっていると思います。
序盤は面形成より盾を大きなパワーで殴り、終盤全面展開からの一転攻勢といったゲームプランになるのではないかと思います。
多分不利だと思いますが、序盤当たらなければカタクリなどに淘汰されていくと思うので全力で避けましょう。
あと個人的にレベッカの強いレシピ欲しいです。お待ちしてます。
※福岡CS後追記
有利不利論争起きており、自分は理解が浅いので言及しません。構築にもよると思います。
ゲームプランは前述の通りで良いのではないでしょうか。


採用カード


5マルコ・イゾウ・バギー・ラディカルビーム


デッキの基盤です。4枚から減らすならデッキを丸ごと変える必要があります。

3ゾロ


ティーチとの選択枠だと思っています。
「ゾロがあったら勝ち」の場面は少なからずあり、ミラーの後手で必須級だと感じている為4枚採用しました。

ゴードン


今弾最も輝いているカードです。環境に存在する多くのデッキがアクティブのこのキャラを処理できません。先2Tや後2Tに置くと相手の6000キャラ登場をかなり抑制できます。
お菊などがいないこの環境では序盤中盤終盤どこをとっても強いキャラですので当然4枚です。

ダダン


4枚。現状のプールだと基本的には抜けることはないと思います。少なくともリソース勝負する白ひげ軸ゾロには4投確定です。最近では中々出すタイミングがないと感じるかも知れませんが、現プールでダダンより優先して入れたいカードはないと思います。
特に今弾はキュロスが1コストを除去してくるので2コストのアタッカーであるダダンは重宝します。

ガード値2000のカード

白ひげやゾロが環境の中心である以上、6000打点が形成されやすく、10枚以上の採用が望ましいです。

サンジ


クイーンや要塞ドフラにノーパンされると、引くカードによっては詰めきれないことから採用に至りました。実際に使ってみるとかなり強力ではありましたが、それぞれのデッキ使用者の母数が少ないことや1枚だけで戦況を大きく変えてしまう程の力は無いことから不採用で良かったと考えています。
みんなが入れていないオリジナルカード採用したくなっちゃうよね、反省。

ジョズ


ゾロで使うと4コスト4000のバニラキャラ。なんだこれ弱すぎだろ。でも4枚です。後述しますが、ゾロのサーチの中で序盤最も出す機会が多いのがイゾウです。イゾウのサーチミスは敗北に直結する為、必ずヒットさせなければいけません。
マキノやお玉など別の役割を担う+2000カードは多くある為、役割の少ないジョズを入れても邪魔に感じることはほとんどありませんでした。抜きたくなる気持ちは分かりますが、白ひげ軸ゾロ組む以上はマキノやお玉よりデッキから抜けないカードだと思います。
ティーチなどを採用し、通常よりも白ひげ海賊団やイゾウのサーチ対象が多く安定するのであれば、役割の多いお玉やマキノ優先でも良いとは思います。

マキノ


最強のガード値2000です。マグラにガード値2000が付いていたとしてもマキノを使うと思います。
5マルコで小型を除去してからマキノを出して起動を使うと相手の5000以上のキャラがアタックしてくれるので、一仕事した後に実質的にガード値の役割を担ってくれます。
しかし一方で、以前までの環境ほど手放しで褒められるカードでもなくなってしまいました。以前のゾロはマキノの有無によって最終のリーサルが通るか通らないか変わることが多々ありましたが、現環境では3枚以上ないとそうそうリーサルターンが変わることはありません。赤のラディカルやドフラのカウンタースペルで受け側の性能が格段に上がっている為です。相手にあるかも…?と思わせる行為はとても強いですが、出す側の視点ではそこまで強くないです。むしろジョズでサーチを安定させたり、お玉でボードを処理したりする方がよっぽど勝利に貢献できるといった対面もあります。
クソ強カードであることは間違いなく、4枚で全然良いとは思うのですが、マキノ4枚から構築を始める時代は終わったのかもしれません。

お玉


ゴードンが強い環境ということはお玉も強い環境です。前弾までは赤のみを見れば良かった為、採用されないことが多々ありましたが、他色の強化もあり必須レベルになりました。
私はゾロとひげ以外を舐めていた為、採用していませんでしたが、絶対に採用するべきだったと思っています。

ナミ


5枚目6枚目の3ゾロや、クイーンやドフラ対面でサンジを引き込むためのカードとして採用しました。サンジが不採用であるべきであったので必然的にこのカードも不採用にするべきでした。横並びできないとゾロの強みを活かせないという考えもあったのですが杞憂でした。

JET銃


ナミのサーチ先があまりに少ない為、火拳2枚をJET銃に変えました。特にドフラ対面で有用なカードであり、お玉やゴードンを絡めずにテゾーロを焼いたり先2で登場した3ナミを返しで取ったりと器用に使えました。
しかし、4マルコの蘇生札にもならず4ドンと火拳よりコストが1重いこともあり終盤手札で腐ってしまう場面が多くありました。また、JET銃の強みもありまありましたが、基本的には火拳でも十分な場面がほとんどだった為、こちらも採用は見送るべきであったと思います。

おわりに

最後までお読みいただきありがとうございます。大変恐縮です。
画像の追加や推敲もできていない状態での投稿となってしまい申し訳ございません。読みづらい部分もあったことと存じます。
今後も機会があれば投稿したいと思いますので、その際は是非よろしくお願いします。
何の実績もないプレイヤーですが、質問等あれば誠心誠意お答えさせていただきますのでDMまでお願い致します。


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