金曜 #01

厳しい寒さは年始にもかかわらず営業中であるが、皆様はいかがお過ごしだろうか。私はバイトと大学院に忙殺されつつも、何とか睡眠時間を確保しながら布団でぬくぬくと過ごしている。
ということで、初めまして。本年から金曜日に週報を書くことになった者である。

これまで更新したメンバーがあまりにも何も説明していないような気がしないでもないので、不肖ながら金曜担当の私が説明させていただくこととする。
こちらのnoteは昨年まで十字架に縛り付けられたバイタリティの塊が毎週日曜日に義務感のみで(実際のところ乗り気だった可能性もないことはないがおそらくはない。)更新していたわけだが、2024年の1/1から彼の友人であるところの各曜日担当が7人でnoteを更新することと相成った。
昨年まではYouTubeに動画を投稿していたのだが、今年からはテキストベースの更新をすることになった。なぜそんな酔狂なことをしているのか、今となっては誰も思い出せない。思い出したとしてもどうせ大した理由ではないだろうから割愛させていただく。

金曜担当の私のざっくりとしたプロフィールを紹介しておく。
男、23歳、学生
この三つの属性がわかっていれば私という人間の約6割がわかっていることになると言って過言だが、まあ自己開示なんて大したメリットも生まないのでこれ以上書くつもりもない。

さて、金曜担当の私がこれからどのようなnoteを書こうと考えているかについて書き記しておこうと思う。
毎週起きたイベントをつらつらと徒然なるままに書き下していくのもそれはそれで趣があり、もしかしたら遠い未来で教科書に載るような可能性も微粒子レベルでは存在する訳だが(その場合のタイトルは「徒然www」になってるだろうな、時代背景的に)、ここはひとつテーマを持って一年を過ごしたい。
ということで本年の金曜テーマは「読み物とアニメ」である。
自分が読んだ本や漫画、アニメについて魅力の紹介や批判をしていければいいなと思っている。もしかしたら私のような若輩が物事を批評することに憤りを隠しきれない方もいたりするかもしれないが、時代は令和なので私の価値観も受け入れてもらえれば幸いである。


今週は最近話題の「薬屋のひとりごと」について書こうと思う。
周りの友人が面白いと言っていたので正月に研究室で作業をするついでに流してみた。
作業中に流すアニメなんてある程度面白ければ何でもいいと思っていたわけだが、面白すぎると作業が止まるという至極当然の事実を失念していた。
薬屋のひとりごとというアニメを一言で表すと「名探偵コナン薬屋ver.」である。断っておきたいのは、主人公は怪しげな取引現場に遭遇しないし、やたら徒手空拳の強い幼馴染もいないし、ましてや薬屋だからと言って体が小さくなるような薬を作ったりもしない。
ではなぜこのアニメが名探偵コナンかと言えばそのアニメの構成が古典的なミステリーアニメの枠を出ないからである。ミステリーアニメ、特にコナンに関しては、
謎の提示→状況確認→解決編
という順で展開が進んでいくわけだが、薬屋のひとりごとに関してもこの流れを踏襲している。それが良いか悪いかは視聴者の感性にゆだねるとするが、私の感想としては「飽きがきやすい」というものである。
いうまでもなく、薬屋のひとりごとはおもしろい。
「ちいかわ風にいったら『薬屋のひとりごつ』だな~」
などと考えていた私が若干の申し訳なさを感じる程度にはストーリーライン興味深いし、時代考証もそれなりにしっかり(壬氏が猫猫の衣服をスカートと称した部分とタイトルが薬師でなく薬屋なのは気になった)しているように思う。
しかし、面白いからこそ良くない部分が目立つというのが悲しいところである。

ということで今週の金曜担当分はこれにて締めさせていただく。薬屋の独り言は面白いので私の評価が正当かどうかの判断するためにも是非ご覧になってほしい。


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