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【#こんな社会だったらいいな】SIFプロデューサーお気に入り作品紹介#2

こんにちは。日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2019プロデューサーの藤田です。

SIF2019では、自分と社会課題の距離感から3つのカテゴリに分けて、12コマの「フューチャーセッション」をご用意しています。
※フューチャーセッションの一覧は、こちらから

私が担当するのが、個人や家族が社会と関わる中で生まれるテーマを扱う「社会を、考える」 。

平成の時代が終わり、これまでの価値観や社会との関わり方が変わりつつあります。一方で、私たちはまだまだこれまでの「常識」に縛られていないでしょうか。「幸せ=なんだかんだでお金」、「働く=やっぱり正規雇用で1日8時間週5日勤務が安心」、「政治参加=何も変わらない投票」、「地域の支え合い=自治会、でもちょっとめんどくさい」・・・。このカテゴリでは、私たちが、無意識に前提としている「常識」を敢えて問い直し、新時代の社会との関わり方を考えたいと思っています。

みなさんの投稿の中でも、多くの方が社会との関わりの中で生まれるテーマに関して投稿をされていました。
特に私が担当するフューチャーセッションに関連のある投稿をご紹介させて下さい!

藤田プロデューサーPick Up作品①

★この作品の、ここが良かった!★
いまは絶版になっている絵本、『ぼくは くまのままで いたかったのに』を紹介する作品。
森の中で自然のままの生活を送っていた「くま」が、冬眠の間に木を切り倒し大きな工場を建ててきた人間に無理やり働かせられ、そのうちに熊としての本性・幸せを失いそうになり…というお話しなんだそうですが、荒唐無稽なストーリーの中に、いろいろなメッセージが込められているように感じます。私には、いまの産業社会、資本主義社会を一生懸命生きる中で、私たち人間もどんどん本来の人間らしい本性・幸せを失いつつあるのでは、といった危機意識を感じました。SIF2019でも、改めて暗黙の前提としている価値観を見直し、私たち自身にとっての「幸せ」を考えるセッションをご用意しています。
★おススメセッション:令和時代の幸福論~わたしたちが選べる幸せのかたち~<ウェルビーイング>の最先端
https://www.social-innovation.jp/programs/166/

藤田プロデューサーPick Up作品②

★この作品の、ここが良かった!★
「好きな日に連絡なしで出勤、欠勤できる。出退勤の時間も自由」。そんなフリースケジュール制を導入しているパプアニューギニア海産さんのお話。そんなまさか!?という働き方が実際に実践できているのだからおもしろい。確かに大きな企業でこういった働き方は難しいかも。でも、こんなこれまでの「労働」の既成概念を打ち破る「働き方」が、小さくてもたくさん生まれれば、作者のタイトルにもある『「働けないひと」が「働けるひと」になる』社会が実現する、大きなソーシャルイノベーションにつながるように思いました。SIF2019でも、100人100通りの働き方宣言をしているサイボウズさんをお呼びした働き方をテーマにしたセッションをご用意しています。少しでも、作者の願う社会に近づく貢献ができればと思います。
★おススメセッション:1億2千万通りの「働き方改革」~わたしも会社も豊かになる、新時代の働き方改革とは?
https://www.social-innovation.jp/programs/169/

藤田プロデューサーPick Up作品③

★この作品の、ここが良かった!★
「どういう社会がいいか?」という話の中で「どういう政府がいいか?」という話題が少ないと言う作者。確かに、今回の「#こんな社会だったらいいな」の投稿の中でも、政治を扱った作品は少なかったように感じます。「政治」というと何か遠い、自分とは関係のないようなものに感じますが、本来は身近であるべきもの。「どういう社会がいいか?」そのためには「どういう政府がいいか?」という思考のプロセスを子どもたちに学んでもらいたいという作者のメッセージに私も共感しました。SIF2019でも、「政治」×「テクノロジー」をテーマにしたセッションを実施します。どうしたら「政治」が身近なものになるか、ぜひ一緒に考えましょう!
★おススメセッション:テクノロジーが変えた僕たちの政治~テクノロジーは若者の政治参加をどうアップデートできる?
https://www.social-innovation.jp/programs/172/

藤田プロデューサーPick Up作品④

★この作品の、ここが良かった!★
作者にとっての「こんな社会だったらいいな」は「迷惑を掛け合うことに寛容である社会」。以前はとにかく「人には迷惑をかけてはいけない」と考えていた作者。育児の壁にぶつかってはじめて降参して、人を信じて迷惑をかけられるようになったそう。私自身、「人には迷惑をかけてはいけない」と踏ん張るからこそ孤立してまい、生きづらさを感じる。そんなとき、迷惑かけていいんだよという居場所があれば救われるのかなと感じました。いま、支えあいや共生社会の必要性が叫ばれていますが、どんなに制度や仕組みが整えられても、この「寛容性」がなければうまくいかないのかもしれません。SIF2019でも、これからのコミュニティのあり方を考えるセッションをご用意していますが、そのセッションでも「寛容性」は一つのキーワードになりそうです。
★おススメセッション:自由なのに居場所がない私たち~これからのコミュニティについて丁寧に考えてみた
https://www.social-innovation.jp/programs/180/

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▼▼割引クーポンコードは、こちら▼▼
SIF19NOTE

▼▼お申込み方法▼▼
①SIFのチケットサイトにアクセス:https://eventregist.com/e/sif2019
②「全日チケット」と枚数を選択し、上記のコードを入力し、「適用」を押す。続いて個人情報などを入力しお申し込みを完了させてください。
③お申込み完了メールにある、参加票を印刷し当日お持ちください。
※note割引クーポンは、ご本人を含め計5名まで利用可能です。
※同クーポンは、「全日チケット」のみ適用が可能です。


【ソーシャルイノベーションフォーラムとは】
「社会をよりよくしたい」、「日本の明るいビジョンを語りたい」という想いをもつ方々が共に対話し行動するための「ソーシャルイノベーションのハブ」として、日本財団が2016年より毎年開催しているフォーラム。官民学等のセクターを超えた豪華ゲストが登壇する基調講演や特別企画、参加型の分科会、次世代の社会起業家を輩出するソーシャルイノベーションアワードなど、多様なプログラムを提供し、これまでに延べ1万人の方々が参加しています。2019年度は、11月29日(金)~12月1日(日)に東京国際フォーラムにて開催予定です。
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