【＃こんな社会だったらいいな】SIFプロデューサーお気に入り作品紹介#3

こんにちは。日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム2019（SIF2019）プロデューサーの樋口です。

SIF2019では、自分と社会課題の距離感から3つのカテゴリに分けて、12コマの「フューチャーセッション」をご用意しています。

私が担当するのが、自然や環境に関するテーマを扱う「地球と、向き合う」 
あなたは自分や家族、地域の未来にどんな豊かさを残したいですか？
そこにどんな景色があったら良いでしょうか？

なんだか大それた話のようですが、このカテゴリでは一人一人の今と、日々の暮らしの観点から、自己責任ではたどり着けない持続可能な未来に向けたアイデアや行動を対話形式で探ります。

実際、SNSで環境問題を叫ぶのはちょっと勇気がいりますよね。
今回は、「＃こんな社会があったらいいな」の投稿から、文明社会と自然に思いを馳せた貴重な作品をいくつかご紹介させてください。

樋口プロデューサーPick Up作品①

★この作品の、ここが良かった！★
美味しい地方の食材や逸品が手軽に手に入る現代。そこにある違和感と向き合い、「地産地消」という概念を出発点に独自に想像を広げていく作者。その地の特産をその地で消費するライフスタイルから、信頼を前提とする地域通貨や、関係人口に通じるこれからの観光の話題まで触れていらっしゃいました。「地産地消」を軸にした地域づくりは、昨今のグローカルな価値観とテクノロジーとも相まって、今後も注目のテーマです。
SIF2019でも、食料を生産する「農」と「都市」の関係を考えるセッションがあります。あなたの毎日と日本の食料自給率を変えるかもしれない、明日からできること、会場へ見つけに来ませんか？
★おススメセッション：コンクリートから野菜へ〜都市からみた"農"の持続可能性 − テクノロジーは日本の未来を救うのか？
https://www.social-innovation.jp/programs/183/

樋口プロデューサーPick Up作品②

★この作品の、ここが良かった！★
文明化社会において最も重要なことは、生存が危ぶまれていたような時代から変化しているはず。それを人が持つ内面的な能力ー「褒めること」「長所を見つけて伸ばす力」ーだとして分かりやすい文面で定義する作者。ベストセラー「ホモ・デウス」の筆者ユヴァル・ノア・ハラリ氏は、飢餓、疫病、戦争による生命の危機を克服した人類が次に向かうのは、不死、幸福、神性の獲得だと述べています。作者の言う、褒めるというクリエイティビティは幸福を追求する上での重要な鍵のように思われます。
長い人類の歴史の中で、もっとも急速に変化を遂げる現代に生きる私たち。人ではなくAIやロボットとも分業する時代はすでに始まっていると言えます。そんな中、人は何を進化として受け入れていくのか。SIF2019で、人の真価と向き合ってみませんか？
★おススメセッション：今を生きる私たちの「しんか論」〜AI時代に問われるヒトの「進化」と「真価」とは
https://www.social-innovation.jp/programs/186/

樋口プロデューサーPick Up作品③

★この作品の、ここが良かった！★
「ゴマ塩おにぎり」
詩的な短文の中に込められた作者の趣向。普遍的な価値に対する願いのような何かにふっと共感します。テクノロジーの恩恵は享受しながら、昔ながらの変わらぬ美味しさがこの先も続くように。身近な日常食こそ、美味しくて心がほんのり豊かになるようにしたいですね。
「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されて6年。一方、訪日外国人が増える中で露呈してきた大量の食品廃棄や自然環境への配慮の遅れ。現代の多様な価値観やテクノロジーは、日本食を衰退させるのか、それとも未来に継承することができるのか。SIF2019で一緒に語り合いましょう。
★おススメセッション：日本食があぶない！？〜2020のおもてなしが問う、明日の日本の食文化
https://www.social-innovation.jp/programs/193/

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③お申込み完了メールにある、参加票を印刷し当日お持ちください。
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※同クーポンは、「全日チケット」のみ適用が可能です。

【ソーシャルイノベーションフォーラムとは】
「社会をよりよくしたい」、「日本の明るいビジョンを語りたい」という想いをもつ方々が共に対話し行動するための「ソーシャルイノベーションのハブ」として、日本財団が2016年より毎年開催しているフォーラム。官民学等のセクターを超えた豪華ゲストが登壇する基調講演や特別企画、参加型の分科会、次世代の社会起業家を輩出するソーシャルイノベーションアワードなど、多様なプログラムを提供し、これまでに延べ1万人の方々が参加しています。2019年度は、11月29日（金）～12月1日（日）に東京国際フォーラムにて開催予定です。
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