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この日わたしが見たものは すべて星月夜にとける この街にいる生き物の 固有の音を透過する わ…
わたしがいつか泣いたのは きょうへとつづくことはなく ひとりきりには遠い場所 しきりに鳴い…
てらてら光る都市の明かりに 所在なさげに空を泳ぐ 意識がある ものだけ生きていること に錆び…