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病気や医療について

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精神疾患や身体疾患、ストレス性疾患、発達障害、難聴など、様々な疾患や障害とともに生きてきた中で考えたことや、経験したことなど。
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#病気

心因性って仮病って意味?

「仮病の見抜きかた」という本を図書館で借りて読んだ。著書は内科医の國松先生。 以前にも國松先生の本は読んでいて、すっかり好きになってしまった人だ。 この本の中ではいくつかの架空の(と言っても、実際にあったような)エピソードと、「賢明な読者へ」という、やや専門的な内容の叙述と、その後のエピソードという感じでまとめられていて、そうした形のお話が10編入っている。 タイトルが「仮病の見抜きかた」なので、当然その10編のエピソードに出てくる人物や症例は簡単に見抜ける病気ではない。

病気の診断は難しい

普通は身体の病気に関して言えば、然るべき検査をすればちゃんとした診断がされるはずって思ってるよね? ところが実際は皆さんが考えてるほど、確定診断って容易ではないんです。 私は癌専門の治療技師をやっていたんだけど(ただいま休職ちう)、癌という一見わかりやすい病気でさえ、「怪しいけど良性か悪性かわからない人」や「転移性の進行癌だけど原発(大元の癌)がわからない人」、「何件もの病院で検査を受けて異常ないって言われたけど納得できず、大学病院に半年検査入院してやっと癌が発見された人」