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2023年を振り返る

 区長辞任など江東区にとって激動の年になった2023年。あらためてどんな年になったかを振り返る。


  【春~夏】
 4月に行われた江東区長・区議選。区長選告示直前に出馬予定だった山崎孝明元区長が死去するなど混乱づくめの選挙となった。結果的に区長選には4人が立候補し、木村弥生氏が区長に初当選した。区議選には定数44人のところ59人が出馬。13人の新人が当選するなど議会に新しい風が吹いた。
 そして6月に開かれたは新区長初の議会。木村区長は公約にしていた退職金カットなどの法案を提出。新人議員も初質問を行った。
新型コロナウイルス感染拡大が落ち着いた夏はさまざまなイベントが復活した。区は、4年ぶりとなる江東花火大会を8月に開催。6年ぶりの深川八幡祭りが開かれ、コロナ前の活気を取り戻すにぎやかな夏を迎えた。

【秋~冬】
 関東大震災から100年となり、防災意識も高まった秋。小中学校の学校給食費無償化など区政が進んだ。一方で、フレッシュな前半とは異なり、年の後半は暗いニュースが占めるようになった。9月議会では、木村前区長の公職選挙法違反疑惑を追及された。前区長は疑惑を否定し続けたが、10月には東京地検特捜部に区長室を家宅捜索された。議会開会中に異例の捜査が行われ、2日後に木村氏は区長辞任を発表した。 
 区長不在という異例の議会が始まったが、舵取り役がいない区政は停滞。そして、12月には区長選が告示された。5人がその座を争い、自民、公明、国民、都民ファが推薦する大久保朋果氏が当選。年の最後に新区長が決まり慌ただしい1年となった。

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