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木村前区長を在宅起訴 柿沢氏も 公選法違反

 昨年4月の江東区長選をめぐる公職選挙法違反事件で、東京地検特捜部は17日、木村弥生前区長を公選法違反で在宅起訴した。すでに同法違反容疑で逮捕されている衆院議員の柿沢未途容疑者も同日に起訴した。今回の捜査で、前区長と現職の国会議員が選挙買収や違法な有料広告を配信した疑いが明らかになった。
 関係者によると、木村前区長は、区長選の選挙期間中に有料インターネット広告を配信したほか、元区議に対し選挙後に現金100万円を提供したとしている。元区議は区長選と同日に行われた区議選で落選している。
 柿沢議員は、木村前区長を当選させる目的で元区議や現職区議らに計約200万円を提供したなどとしている。
 柿沢議員は、これまでに容疑を認めて議員辞職する意向を示しているとされる。3月15日までに辞職すると、4月に衆院補欠選挙が実施される。

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