◆リプレイ◆#3

ニンジャスレイヤーに全員殺されるTRPG、サンシタGOのリプレイです


ドラッグは大きな利益を生み出す。そのぶん縄張りはシビアなものになる。だが、クワキウートルを雇った組織は、均衡を破った。他の縄張りを犯し、そして価格を崩壊させた。目に余ったがために、ソウカイ・シンジケートはニンジャを寄越した。そして、幾度かの失敗を経て、ニィニィにお鉢が回ってきた。

組織も大分、危機を感じていたらしい。というのも、ボスのブチヨが高飛びの準備を始めたからだ。モリクボはそれを嗅ぎつけた。本来ソウカイヤに連絡し、指示を仰ぐのが賢明だ。だが、単独でこのミッションを成功させればキンボシ・オオキイであるのは間違い無かった。然して、ニィニィは賭けに出た。

モリクボが身を賭して炙り出し、二人のニンジャによって用心棒も無力化された。そして、クワキウートルの自白により、ボスのブチヨも確保された。彼はバーの床下に隠されていたのだ。賭けは成功に終わった。そしてカタは付いたので、キセノンは鬱憤晴らしを始めた。

「お前は、しでかしたことにどう責任をつけるんだ?」キセノンは、ブチヨの胸ぐらを掴んだ。「アイエッ…俺はただ、公平なビズを…」「どこが公平だ?どこが?お前は俺が飲んでる酒の邪魔をした」

「それは…全く関係ない…」ブチヨが答える。「変わらんなあ、邪魔をしたんだよお前は」「アイエエ…」なんたるニンジャの理不尽か!キセノンは気が狂っていた。「埒が開かんな、ならばひとつ提案をしてやろう」キセノンは穏やかにブチヨへ語りかける。「ひとつ、キャッチボールをしないか?」

「……」ブチヨは喉を潰されて声が出ない。「そうかそうか肯定か。良いぞ、お前はキャッチャーミットを持つんだ。」胸ぐらを掴まれた体勢から一転、床に放り出されたブチヨは咳き込み、そしてうずくまった。「なんだ野球もできないのか?どうれ立たせてやろう」キセノンがブチヨを蹴り飛ばす!


GM、PL2にアワレの付与「けが人を蹴るのは好みの動き」


蹴飛ばされ、姿勢を変えられたブチヨが悶える。「どうだ?感謝しろよな、立てたんだし」ブチヨは肋骨が折れていた。血を吐きながらブチヨが苦しげに息をする。「どうだ、立てたんだろ?ならキャッチボールだ」ブチヨは息をするだけで、答えることができない!頭蓋に白球が投げられる。「アバー!」

ブチヨはまさに生死の境といった危篤状態であった。オトシマエは十分につけられた。


(キセノンにアワレ付与メント)


「よう、クワキウートルさんよ」一方で、パラライサーはニンジャのトドメをさしにかかった。「ほら、そこに座れや。あんたに恨みは無いんだ。少し話でもしようぜ」「呑気なヤツだな…イヤーッ!」「グワーッ!」パラライサーがパンチを食らう!


GM&PL2からアワレ付与メント


ウカツ!本来、ニンジャのイクサはいつでも油断のならぬものである。だが、パラライサーは手負いのニンジャ相手に弛緩しきっていた!「馬鹿め!プアーマウスキャットを殺すというコトワザを知らんのか?」「オキナワではきかんな」「またオキナワか…!ほざけ、イヤーッ!」弱々しい一撃が放たれる。

パラライサーは防御!そして唾液を直撃させる!「グワーッ!麻痺毒!」「いかんなあ、若者は…話をきけ。そしたら、殺さないかもしれない…ぞ?」麻痺毒に次ぐ麻痺毒!「ARRRRRH…」クワキウートルは呼吸すらもままならない状態になってきた。「”お前、タフガイはつらいよ”ってドラマ知ってるか?」

クワキウートルが答える。「俺はそんな昔のドラマ、知らん…」「そうか、知ってるか?」答えを意に介さずパラライサーが言う。


PL2、PL1にここでアワレ付与メント


「あのドラマでなあ、俺はあのヤクザが好きなんだよ。あのヤクザはなあ、オキナワに飛ばされて、そこで敵対するヤクザを皆殺しにして、…そしてサーフィンに乗って逃げた。だがそこに、ハブが追いかけてきて奴は噛まれて海に落ちて死んだ。この話がわかるか?」クワキウートルは黙っている。

およそ狂人の戯言にしか思えなかった。クワキウートルはだまり続ける。「なら質問をシンプルにしてやろう。ハブは誰だ?」クワキウートルはもう何かを言うのを諦めた。もうこの狂人には付き合っておれぬ。爆発四散こそが彼の望みであった。もはや彼は人生に絶望していた。

「そうか、そうだよな。だから教えてやる。ハブはニンジャだ」そしてパラライサーは断頭チョップを振り下ろした。「サヨナラ!」クワキウートルが爆発四散!これでビズは終了した。「ふう、楽な仕事だったぜ…」血まみれでパラライサーは強がった。

「まったく大変なビズだったが、これで終わりだ。世はすべて事もなしってな」モリクボが言った。「ア?」パラライサーが睨んだ「アイエ!?」「お前、俺が見えねえのか?ア?」「オ、オレ、生傷!これ生傷!オレも体を張ったんだぜ!?オレはニンジャじゃない、情報屋!ワカル?ニンジャじゃない!」

「俺はハブだ!」パラライサーがピシャリと言った。「アイエッ!?」モリクボが怯えた!犯罪組織ニィニィのビズ風景…。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

3
ニンジャ学会ついほう者

この記事が入っているマガジン

コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。