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髪のパサつき 原因と対策
毎日トリートメントやケアをしてるのになかなか髪のパサつきが改善しないと感じてないですか?
もしかしたらそのやり方は意味がなかったり余計悪化させることをしているかもしれません。
この記事では、そもそも髪のパサつきの原因はなんなのかというところと、その対処法を解説していきます。
髪のパサつきの原因
髪のパサつきの原因には主に以下のような要因があります。
物理的要因
化学的要因
髪質
それぞれ具体的にどのようなことなのか解説します。
物理的要因
物理的要因とは、髪と何かが物理的に擦れることで髪にダメージを与え、それがパサつきにつながることです。
日常的に髪を扱っていてパサつくほどの原因になってしまう行為というのはよっぽどのことで、むしろ神経質になって色んなことをやりすぎてしまっている方のほうが要注意です。
最低限気を付けてほしいのは髪が濡れている状態での摩擦です。
髪が濡れたままというのは、髪が無防備で物理的な摩擦に弱い状態になっています。※ダメージ毛やエイジング毛は特に
髪が濡れている状態で軋みや引っ掛かりを強く感じる方は、乾かす前にタオルで擦らないように優しく水気を取ったり、アウトバストリートメント使ってみることを心がけてみてください。
※引っ掛かりが激しい際に無理矢理ブラッシングやコーミングするはやめましょう。
もう一つの物理的要因はカットによって髪がパサついているかもしれないことです。
主に以下のようなことが考えられます。
梳きすぎ
研がれていないハサミで切られる
ドライ時のレザーカット
お客さん側にも理解していてもらいたいのは、無駄に毛量を減らしたい目的で梳く行為はやればやるほど髪を汚します。
減って嬉しい気持ちもわかりますが、綺麗な髪を目指す上では共存しづらい点であるので、その辺はご理解ください。
美容師としては、いかに少ない手数で髪型を作り上げることがポイントになるでしょうか。
切れ味の悪いハサミやドライでのレザーカットなど、髪の断面が綺麗に断たれていないカットも切れ毛になりやすくパサつきの原因になります。
ここを見直す点を挙げるとするならば、カットの上手い美容師に切ってもらうということになります。
化学的要因
美容室で行うカラーやパーマ、縮毛矯正の多くやご自宅でも染められるカラー剤は基本的にアルカリ性のものが一般的です。
髪がアルカリに晒されることでキューティクルが開いたり傷つきやすくなります。
キューティクルが開きっぱなしや傷ついた状態では、髪のタンパク質や脂質・水分も流出してしまうので、結果的に髪のパサつきにつながります。
髪型のデザインや髪の悩みを解決する手段としてカラーやパーマ、縮毛矯正は必要な場合もあり、施術する場合は美容師側の努力でダメージは減らせても全く無しにすることはできません。
ダメージを恐れてカラーやパーマ、縮毛矯正をしない選択を取っても、やりたいスタイルができなかったり、別の悩みを抱えたままにもなるのである程度割り切りも必要です。
自分でできる対策として
セルフカラーをしない
薬剤施術のうまい美容師に施術してもらう
ケアをする
このようなことでリスクを軽減できます。
神経質になって極端な考えにならず、上手くバランスの取れるところを見つけましょう。
髪質
個人的にもっとも多いと感じているのが、髪質が原因でパサついて見えるということです。
くせ毛やエイジング毛では髪が生えてきた時点から艶がないということも十分にあり得ます。
くせ毛やエイジング毛の方が対策やヘアケアをして期待できる艶にも限界があるので、どうしても髪の艶を求めたい場合は、縮毛矯正も選択肢になってきます。
また、ヘアアイロンで癖を伸ばすことも見た目のパサつきを抑えるという点だけ見れば対処法になります。※熱ダメージを考えるとヘアケアとの併用は必須です。
まとめ
髪のパサつきについては、まず自分はどのパターンでパサつきを感じているのかを知ることが大事です。
むやみやたらにあれこれやっていても無駄になってることや、むしろ悪影響になってることもあります。
もちろん複合的におきてる場合もあるので、的確に対処することと自分が取り入れられるそれらのバランスを見つけましょう。
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