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日本語力が壊滅的でも文章力は死んでいないよ

昨日は丸一日Kindleの編集してた。

今回ご一緒している幸坂ゆうあさんは
ウルトラパワーブロガーさんなんですが、日本語力が壊滅的。
でも、めっちゃ文章力がある。

日本語力が壊滅的なのに文章力がある?って疑問に思う方もいるかもしれない。

でも、日本語力と文章力は別物です。
別の筋肉使って書いていると思うほど、違うものなんだ。

文章力って、キレイで調っていて、読みやすい、わかりやすいものが書けることではない。

キレイ、調っている、読みやすい、わかりやすいを飛び越えた、圧倒的な生命力だと思う。 

ゆうあさんは、生命力に関してはめっちゃある人なので(笑)

読んでいるだけで、こちらの心が鷲掴みにされるんだ。

その生命力を殺さずに、日本語力を調えるのが編集の仕事。

上手く纏めようとか、良いこと書こうとか、誰かの役に立とうとか、思えば思うほど文章は死んでいく。

そういうのって読めばわかるからね。

そんな屍のような文章は書かない方がいい。

あなただけが綴れる言葉で
そのままのあなたの言葉でいいんだ。

誰かから借りてきたような言葉とか、耳障りの良い言葉を読むほど、退屈なことはない。

最後の最後に、書いた時の高揚感は忘れて、真っさらな気持ちで読んでみる。

そうすると新しい自分を発見出来る。

行間に埋もれた自分の気持ちを発見して付け足したり、過剰な気持ちを削ぎ落としたりね。

それだけであなたの文章は生きてくるよ。

2年前まで、『てにをは』も『こそあど』もわからなかった私が言うのはなんだけど。

日本語力壊滅的でも、
文章力は死んでないよ。

だから恐れずに、まずは想いのまま書いたらいいんじゃないかな。

では今日も編集してきます。

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