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乾電池が捨てられなかった

ペンライトに使った乾電池が捨てられなかったまま、2023年が終わる。

私は今日仕事を納め、先輩との飲みから帰る道中、部屋干しの洗濯物を片付けなきゃな〜と思いながら電車に乗っている。

でもそんなことより、今年はせっかくnoteを始めたので2023年を振り返ってみたいと思う。


私のTwitterを見ている人にはなんとなくバレていると思うけど、私は関ジャニ∞が好きで、たまに趣味で絵を描いていて、それ以外は朝が強いくらいが取り柄かなといったところ。ご覧の通りまだXとは呼べていない。

2023年は、仕事関係の資格でちょっと大きいのを取った。頑張った。私生活ではやっと実家を出た。
今まで、地道にとは言わないけど地味に頑張っていたことが、いろいろ実を結んだんじゃないかと思える1年だった。



あと、下半期はオタクごとでたくさん泣いたなと思う。
一旦箇条書きにしてみよう。

元々私は涙脆くて、感情が大きく動くとすぐに涙が出てしまうのだけど、ここにあげる「泣いた」というのはオタク特有の誇張表現や涙がぽろりと出たことではなく、「マジの大人が声を出して泣いたやつ」を指す。


  • 8月12日、関ジャニ∞悲願のROCK IN JAPANに参戦、2022年は台風によって中止になったこともあり、大盛況で終えた出番後に大泣き

  • 9月2日、丸山隆平さんが8年半司会を務めたサタプラからの卒業を発表、関ジャニ∞が出演予定の1CHANCE FESに参戦するため宿泊していた熊本のホテルで大泣き

  • 9月9日、卒業が近づくサタプラを見て大泣き

  • 9月16日、卒業が近づくサタプラを見て以下同文

  • 9月23日、以下同文

  • 9月30日、サタプラ卒業スペシャルを見て大泣き

  • 10月2日、関ジャニ∞改名発表で大泣き



さすがにちょっとかわいそうかも。

主にサタプラ関連が多すぎるのだけど、ほんとうにつらかったので仕方がない。唯一確実にリアタイできる番組で、自担がメインで、しかも生放送というものを失ったのはかなり、つらい…。←思い出しつらい

まあその、悲しいことも楽しいこともあった=思い出深い1年だった、ということでどうにか納めたい。
本当は、ロッキンのこともワンチャンフェスのことも日記としてメモにしたためたけど、上記以外にも様々なことが起こりすぎたため割愛する。




あと、上には書かなかったけど、私は12月1日にも大泣きした。
これは少し詳細に書き残したい。


友人が、渋谷すばるさんのライブに連れていってくれた。
こんな端っこのオタクのブログを読んでいる人にわざわざ説明するまでもないと思うけど、渋谷すばるさんは2018年に関ジャニ∞を脱退した。
私は脱退後初のソロツアー以来、3年10ヶ月ぶりに生で彼の姿を見て、3年10ヶ月ぶりに歌声を聴いて、大泣きした。

嬉しかったからだ。

3年10ヶ月前に見たよりもはるかに、楽しそうに歌うすばるくんがいること。その姿に、隣の友人や周りの渋谷すばるファンの人達が全力で手を挙げ応えること。そのファンひとりひとりに手を差し伸べるかのように、「そのままでいいんだからな!!」と強く訴えてくれること。

それがなんだか、嬉しかった。

軽やかに、羽根が生えたように、時に波に揉まれるように体を揺らし、時にどしんどしんとステージを踏み鳴らし、転がり、笑いながら「楽しい!!」と叫ぶすばるくんがいて、

私も、きっとこのままでいいんだなと思えた。


帰り際話していると友人が、すばるくんはちゃんと過去も全部大事にしてて今を生きてるんだと教えてくれた。

私はこれを聞いてすぐ、丸山さんの言葉を思い出した。

「居なくなったとかじゃなくて、ちゃんと吸収されたというか、絶対に残ってるけどそれもその人の歴史と言うか、しわかな、笑いジワなのか泣いたシワなのか、怒りかはわかんないですけど、一緒にシワを作っていってる感じかな。」

8BEAT DOCUMENTARY


なーんだ、同じなんだ
そりゃ好きなはずだわ、と。

これは、時に暴力的な感情のぶつかりによる、
抗えない感動による、
諦念からくるものである。


こう思えるようになったのは、

その日パフォーマンスを見た渋谷すばるの音楽の力と、

いつまでも肩を並べて
君と歩く泣いて笑って
惹かれたのはここにある熱いモノが似ているから
きっとそうだろう?

関ジャニ∞『ひとつのうた』

昨冬にドームの真ん中で肩を組みながら歌う関ジャニ∞を見たことと、

あとは、根気よく私を連れ出してくれた友人のおかげだと思う。



もう大丈夫だ。

好きなグループを、好きになったきっかけの1人だったけど、
私の中ではまだずっと好きなグループのセンターで、好きなベーシストの隣で歌うメインボーカルだったけど、

私の思った「好き」があの時だろうと今だろうと、そのどちらの彼も素敵な歌手であることに変わりはない。

このままで、ちょうどいい距離感を探っていこうと前向きに思えている。
まさかこんなにスッキリした気持ちになれるなんて。

言葉はいつも不器用で 心がすれ違うから
笑顔を見せて それが全てさ

関ジャニ∞『まだ見ぬ地図』




さて、2023年は残すところあと、何日か。
ひとつだけ言えるのは、今年も好きな人たちを大好きな1年だったということ。

来年は、関ジャニ∞が20周年を迎える。
来年も、関ジャニ∞を見ていたら元気になれる。
来年もきっと、今以上に好きになると思う。

私の今年の締めくくりはこれからなので、明日は肉を焼いて、明後日は寿司を食べて、幼なじみと年越しカウントダウンをする予定。

心残りはやはり、乾電池が捨てられなかったこと。
来年は、しっかりタイミングを見計らって捨てられるようになりたい。

2024年もみなさんお元気で。