ルッコラ

このあいだの週末に、おそらく初めて?ルッコラを食べた。

女友達と恒例になりつつある「ちょっと良いランチ会」、今回はイタリアンをたらふく食べる、であって、前菜5種盛り、パスタまたはピザ、お肉またはお魚料理、デザートに食後のコーヒーまでつくのであった。

まず前菜に、キッシュなのかオムレツなのか、その中間みたいな黄色いかたまりを食べて、中にはチーズときのこと緑のお野菜。すうっと程よい香りがあって、友達と「なんかこの緑の、いい感じねえ」と食べ進め、彼女が「絶対これが良い!」と頼んだ生ハムとルッコラのピザ、(彼女はルッコラをよく分かってなかったらしいけど)、はもはも食べて、あ!さっきの緑の葉っぱとおんなじだーと気づく。

本当に本当にたっぷりの食事だったけど、合間にルッコラを挟んだピザを食べ、お口の中をリセットしたおかげで、無事胃もたれすることなく、食べ切った!!

すごくすごく美味しくて、食べ切ることができたことはもちろん、その日までよく知らなかったお野菜に何度も出会い直した気がして、すごくすごく幸せな食事だった。どうぶつの森で毎日収穫してたのは、これだったんだね。


知らないお野菜を初めて食べてそれが美味しいこと、聴いたことのある音楽の曲名がある日やっとわかること、部屋から眺める天気雨、そのあとやってくる暑さ、一週間悩んだと思ったことが、実は一ヶ月悩んでいたらしいこと。

これらは少しずつ、同じかたちをしているようでならないよ。わかっているけど、いつでも後からやってくる、本当の温度と質感を持った理解なの。

セブンでフィナンシェを買います