2024/05/08 ライブ感のある食事ならいつまでも見ていられる

7:15起床、くもり。いつもより15分早く起きられたので「えらいね」と彼に褒めてもらう。によによ。ゴミを捨てて洗濯機を回した。

昨日に引き続きやる気が出ず、仕事中お茶を淹れてばかりいた。ほうじ茶×3、完飲。

GWに河出文庫フェア対象作品を5冊一気買いしたので、積読が溜まっているが、昼休みはコナンの最新刊を読んでだらだらしていた。こないだ「紅の修学旅行」編をやーっと観たのだが、新一のジャージ姿にめちゃくちゃキュンと来た。男の子のジャージ姿ってなんであんなにドキドキするのだろう。私の修学旅行の思い出は、色恋関係はなんにもなく、同じクラスの男の子が蕎麦屋の息子なのに蕎麦アレルギーであるという特ダネを入手し、謎にツボにハマり、夜中まで笑い転げたこと。

おひるごはん→水餃子
よるごはん→焼きブロッコリーとささみのマスタード和え

ブロッコリーは、茹でたてにマヨをかけて食べるのと、何より焼くのが一番。粒マスタードは、克服したものの中で良かったものランキングのかなり上位に来る。

食事記録系のエッセイや日記が昔から大好きで、その内容が簡素であればあるほど読んでいて楽しい。暇な時に読んでいる「おいしい文藝」シリーズの『ぱっちり、朝ごはん』でも、外国の豪勢な朝食や、小鉢がずらずら出てくるメニューよりも、ほかほかのお米に納豆とか、クロワッサンにコーヒーで終了とか、そういうメニューがいっとう興奮する。きっと実態という名のライブ感を伴うからだろう。その人や、あるいは自分自身が食べているところを想像出来るのが重要なのであって、すごく美味しそうかどうかはあまり重要ではない。


ほかにも、フィンランドの映画監督アキ・カウリスマキの映画も、自炊シーンがめっちゃ好き。雑で簡素で全然美味しくなさそうな、フライパンの上で肉や豆やらをじゅうじゅう焼いて、皿にじゃーっと盛り付けただけのものと乾燥してそうなパン、とか。一人暮らしの貧しい男が汚い皿洗い用のブラシで皿を洗い、きちんと干してある布巾で拭くところまで含めて最高。

この映画はカウリスマキの映画で唯一(?)自炊シーンが美味しそうだった。自分を慈しむことができるようになるあたたかい映画。
https://natalie.mu/eiga/film/140284


いろいろ挙げたけど、断トツ繰り返し読めるのは川上未映子先生の初期のエッセイで、毎日スパゲッティ食べてるところです。本当に好き。サイン会で「いまも毎日…?」と聞いたらさすがにもうお子さんもいらっしゃるので、毎日ではないそう。でも今もめちゃくちゃ食べるんだって。

みんなももっと食事日記を上げてください。おわり。

セブンでフィナンシェを買います