見出し画像

司法試験ウケた

約3年半前から準備して臨んだ司法試験がとりあえず終わった。



直前1ヶ月は、1日14時間机に齧り付いた。

準備万端で本番に臨んだは良いけど、
知らぬうちに緊張していたらしく、
1日目からお得意の迷走神経反射で気絶しかけた。
その日は吐き気に耐えながら残りの時間をなんとかやり過ごした。
次の日からもトラウマで、口呼吸をしないと上手く酸素が取り入れられず、
結局4日間とも試験室に入る度に吐き気と戦うことになった。

試験を最後まで受けるだけでこんなに大変なんて知ってたら、司法試験なんて受けなかった。知らなくてよかった。


司法試験を受けて本当によかった。
私ごとき司法試験なんか受かるわけないと決めつけて、テキトーに過ごした大学4年間は楽しかったけど何も残らなかった。

それに比べて、コロナ禍だし就職せず勉強してみるかと、
半ば投げやりな気持ちで身を投じた法科大学院の2年間は、
しんどかったけど毎日必死に生活できて楽しかった。

特に、合格率4%の予備試験に挑戦した2022年は、
無計画に挑んだもんだから、あまりに振り回されていて笑ってしまう。


困っている人の声を直接聞いて、
法律と文章で戦うことができる。
弁護士の仕事なら飽きずに続けられそう。

現実は辛い暗い、時に苦しい。
誰かが幸せなとき、誰かは苦しい。
私は、苦しいときにこそ力強く寄り添える人間になりたい。
弁護士になればそこに近づけそう。



といっても、司法試験の合格発表は11月だし、
だめだったらまた1年頑張らないと。
もう1年頑張るくらいの覚悟は勿論ありますとも。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?