前へ前へと後進し

この休みの間、思うように勉強は進まなかった。
しかし、机に向かい、何はともあれ手を動かすことさえできれば、それなりに理解は進むということも実感できた。
あと3ヶ月あったら、違った未来が訪れたかもしれない。
どんなに現実逃避しようとも、来週には嫌でも試験当日を迎える。
そして、過去8年間同様、カウンタがリセットされ、新たな1年間のタイマーを設定し直さねばならぬ。また、カウントダウンの日々が始まる。
去年のタイマー設定時を昨日のように覚えている。
「今年こそは」とやる気に満ちていた。
どこで躓いたのだろう。
twitterで社労士試験の受験勉強に取り組んでいる人々のツイートを覗いてみた。
おそらく合格するであろう人々だ。
あれだけ問題集を回転させれば、きっと力もついているだろう。
そうだよ、あれだけの取組が必要なんだ。合格するためには。
その絶対的な努力をしてきていない。
絶対的な努力不足。
それを改めて認識した。
この8年間。確かに仕事は忙しかった。
しかし、無駄に過ごした時間も山程あった。
それらを有効に学習に費やせていたら。

絶対的な実力不足を実感し、もはやゴールに辿り着けそうもないと心が折れる。
すると、たとえ時間があっても、何も手がつかなくなる。
何をして良いのか分からなくなるから。
しても勝算がないことだけは分かるから。
突っ走り続けるしかないんだよな。脇目も振らずに。
もう何人に追い越されてきたかな。
こんなに歩みの鈍い者はない。
どうしてそんなに鈍いのか。
それでも、前に進んでいるのならいいけどね。
進まねば。
また1年、長いな。そして、それなのに、あっという間だったな。
どんどん年を取っていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?