休みの日のこと
休みの日は、だいたい12時までに起きる。
これでも起きる時間は早くなったほう。
1、2年前は14時くらいまでひたすら2人で寝ていることもあった。休日に寝溜めするタイプ。
でもここ最近私はだいたい9時頃目が覚めるので、夫より少し先に起きて微睡んでいるうちに、夫の携帯から10時のアラームが鳴って2人とも目が覚める。おなかの子もモニョモニョと気まぐれに動きはじめる。
2人でごろごろしているうちにどちらかのおなかが鳴ったら、ベッドから出て、朝兼昼ごはんの支度を始める。
きょうは金曜日に買ったカタネベーカリーのあみパン(おいしかった🤤)と、スナップエンドウ、トマト、オムレツ。バナナヨーグルト。
オムレツの具は豚ひき肉と玉ねぎとピーマン。人参もあればよかったんだけど切らしていてなかった。卵液にはチーズも加えてバターで焼く。
休日の朝昼ごはんのメニューはだいたいこんな感じ。ひき肉入りのオムレツか、目玉焼きとウインナーにしたり。一食抜いているので少しボリューム多めにするイメージで作る。
平日の朝食は和食なので、休日にはパンを食べる。バター乗せて焼いたトーストに苺ジャム塗って食べるの、本当にだいすき。
今年に入ってから、平日も朝ごはんを一緒に食べるようになった。
それまではお互い適当に、私は食べなかったりバナナ1本とか、夫はコンビニで買って会社で食べたりっていう感じだったんだけど、正月に帰省した時、朝ごはんを食べながらこの時間いいなあと思ったのがきっかけ。
そろそろちゃんとやるか、と。
朝ごはんを一緒に食べると、1日の中で一緒に食事をする回数が増えて単純に楽しい。うれしい。
だいたい魚か卵を焼き、ご飯と味噌汁、あと納豆。前日の夕飯で残った副菜があれば、それも食べる。家族っぽくなってきたな、としみじみ思う。
家族っぽいな、で思い出したけど、はじめて回転寿司で向かい合って食べたとき、すごく家族だなと感じて、すこし照れくさいような嬉しいような気持ちになった。家族との思い出と2人で過ごす時間が重なったときいつもちょっと泣きそうになる。
きょうはごはんを食べたあと、散歩に出た。
寒いのが苦手なので冬の間は1日家で過ごすことが多いけど、春がきて気温が上がったとたん、外に出たくなる。毎年こうやって過ごしている気がする。我ながら虫みたいだなと思う。
幡ヶ谷を抜け、西原商店街〜代々木八幡あたりのコースがすき。かわいいお店や美味しそうなお店がたくさんあって、しょっちゅう足止めくらって、歩いているだけで楽しい。
もっと気温が上がったら、自転車で駆け抜けるのも気持ちがいい。
きょうはもうすこし足を伸ばして、奥渋の好きな本屋まで歩いた。
Shibuya Publishing & Booksellers。
置いてある本のセレクトがすきで、来ると必ず何か買っている気がする。
穂村弘の「君がいない夜のごはん」もここで買った。
寿木けいさんの「わたしのごちそう365」を見つけて、迷わず買った。書籍化されてたの知らなかった。
かわいい。ゆっくり読もう。
本屋を出たらすっかり暗くなっていたので、バスで帰った。
バスに揺られながら、こうやって2人で過ごす休日がだいすきだなあと実感して、泣きそうになった。
渋谷や新宿まで歩きや自転車で向かい、暗くなったらバスで帰る。いつものコース。
いつものコースだけどなんか久しぶりに感じて、胸がギューッとなった。
池袋まで歩いたこともあったな。晴海の海を見ながら自転車で駆けて、疲れたら公園でひと休みするのもすきだった。
2人で同じ景色をみながら歩いて、この三角コーン良いね、とかって言いながら、感性が似ていることを実感できる時間が本当に好き。
もう1人加わることの楽しみも表しようのないくらい大きいけど、2人で過ごす時間も尊かったな、だいすきだなあとじんわり感じて、センチメンタルになってしまった帰り道だった。
この気持ちをちゃんと言葉に残しておこうと思った。
これは昨日食べたAtelier De Marのイチゴタルト。ホールで食べたい。
おわり。
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