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01.第3小節【Vo.は何処?】

コンセプト▶︎歌詞完成!

作曲素人です

無事に歌詞が完成しました。重いけど。
草案は出来ました。重いけど。
満足出来るものが作れました。重いけど。

曲作りのためのソフトはiOSにある「Garage Band」で出来るし…使い慣れてるから今更使い方にドギマギする必要は無し…。
歌唱だって────あれ?

歌う子……いなくない…?
Vo.は…何処?

消えないで(元々いない)

そんな問題が発覚した。
今回はそこからが問題である。

機械音声で歌ってほしい

機械音声といえば
VOCALOIDだね

でもパソコンを
持っていない

無理じゃない?

そう、端的に言ってしまえば、無理なのだ。無理。無理なのだ。
VOCALOIDはそもそもお金がかなりかかる。それにそのソフトウェアに対応してるのはスマホではなく、パソコンだ。

え?じゃぁどうすればいいわけ?

虚無顔

なす術なし。まさにこのことである。
しかし機械音声は何もVOCALOIDだけではない。

他にも有名な子がいるではないか──UTAUだ。

ってか、UTAUってなんなの?

なんか違うの?

UTAUというのは飴屋/菖蒲さんが配布を開始した、あくまでもアマチュアの音声合成ソフトだ。
VOCALOIDがプロの作ったものであることに対して、UTAUはあくまでもアマチュアなのだ。対応OSはWindows、Macとこちらもパソコンだ。
しかし、大きく違う点がある。
それは─

ソフト無料だーっ?!

技術の力ってすげー!

そう、ソフトそのものが無料なのだ。
まぁプロが作る上では、他にも色々とエフェクターなどが必要になるが、生憎そんなお金はない。

しかし…別の問題がある。

WindowsもMacも
ありませんけど??

そんなお金ないんですけど???

ちなみに、ダメ元でソフトをスマホにダウンロードしたが使えませんでした。
当然ですね、当然ですね。
OSが対応していないもの。
いっそのこと家のMacを借りるかする方法も思いついたが、スマホで作れないのだからお手軽なんて言えない。

数年前に戻りたい…

某ねこ型ロボットいないかな

実は今から何年か遡ると、ボカロをスマホで作れたら時代があったんです。
正確にいえば、ボカロを、調教を編集をアプリで行えた時代があったのです。
もちろん今は出来ません。そのアプリの詳細は分かりませんが、もしかしたら初音ミクでボカロが作れたかもしれませんね。

しかし、もう作れないと分かっている以上、他の方法を考えるしかありません。

検索タイム突入

スマホをタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプタプ

この界隈─作曲、機械音声会話には詳しくありません。
そう、光が見え隠れしているような状態だったのです。

【スマホでボカロを作る方法!】
↪︎ダメだ、同じGarege Bandでも、
機械音声部分はmp3ファイルだ…
結局お金がかかってしまう…

【ボカロをスマホで作る方法!】
↪︎UTAU式入力だ…ピッチ操作を
Garege Bandで出来るはずがない
せいぜいピッチ調整だけで、
大幅な調整はスマホでは不可だ

【人力の作り方】
↪︎だからピッチをいじれないんだよ!

これをひたすらに繰り返した。
方法が見つからなかった。検索力にはそれなりに自信があるのだが、今回はそう簡単に行くわけでもなさそうだ…。
本当はお金がかかることを無料でやろうとしているのだから無理もない。
いっそのことピッチ調整ができるアプリを探して──。

ブラウザで出来る!

聞き逃しませんわ!

…え?
この文字を見かけて、私がまず思ったのはコレだ。
本当に、ブラウザで音声が作れてしまうのか…?
と疑心暗鬼になりつつも、リンク先に飛ぶと…。

うわ〜〜〜っ!!
EDMに似た画面だ〜っっ!?

Renoid Playerの実際の画面

🔗▶︎ https://www.g200kg.com/renoid/

まさに、運命的な出会いであった。
このサイトで使われているボイスファイルは…

朝音ボウ
ほのか鳴
和音マコ
重音テト
Hana
Jutero
Nina
Quiro
Robozawa-200kg

とかなり多岐にわたっている。ブラウザである以上、基本的にどのOSでも使用出来るというわけだ。

最っ高だな、おい!

光るぜーーーーーーっ!

テンションがすっかり上がってニコニコと早速いじってみる。

一通りボイスファイルを聞き回る。
ほのか鳴の声は個人的に気に入ったが、以前の記事での歌詞やコンセプトを踏まえると、メインボーカルは彼女ではなさそうだ。

ところで、このマガジンの名前を覚えているだろうか?
そう、「重音テトちゃんと作る作曲奇譚」である。
それが意味することとは─。

私の曲を、歌ってくれませんか?

テトちゃんへのミュージックレター

私は、重音テトちゃんを選んだのだ。
機械音声特有の声質でありながら、力強くあどけない。
そして何より、無知な私でも知っている彼女の名前を、存在を無視出来るはずがなかったのだ。

Vo.は決まった!
これで心置きなく、作曲ができる!

作曲担!聞いたか!?
お前の出番だぞ!

今までのは前日譚でしてよ!

Vo.いない問題も無事に解決し、いよいよ次回からは作曲だ!
もしかしたらちょっとした音声や動画を載せるかもしれないね!?

To Be Continue▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎

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