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つぅという子。

今朝、愛猫が18年の生涯を終えた。

3年前から目が見えなくなり、夏はいつも越えられるか心配な程に老化は進んだ。

野良だったこの子を引き取った時、今にも死んでしまいそうなくらい衰弱していて、動物病院へ妹のパーカーのフードへ入れて連れて行っていた。

元気に過ごし、私の約半生を見守ってくれていた。

決して人の膝に乗ったりしない甘え下手な子だったけど、1度だけ娘氏がお腹にいた時に私の膝に乗ってお腹に前足をかけてこちらを伺って来た時は驚いた。

「お前の妹だからね。お兄ちゃんになるんだよ。優しくしてね」

と声をかけた。

赤ちゃんの娘氏に対して物凄く嫉妬して物置の奥に隠れてしまったが、私達が寝る時はいつも娘氏の足元に来て一緒に寝てくれていた。

コロナが流行り、両親の持病の都合もあり、都内に住んでいた私は会いに行けなかった。

2週間前にご飯を食べなくなって幾ばくが経ったと連絡が来て会いに行った。

出会った当時と同じくギスギスの体でなんとか息をしていた。

それから2週間経っても水だけで命を繋いでいた。

身体中の全てのエネルギーを使って生きていた。

一昨日、最期の挨拶をしに行き、何度もありがとうと伝えた。


そして今朝8時45分、母の腕の中で安らかに眠った。

何度でも伝えたい。

ありがとう。

つぅ、愛してるよ。

8月25日、この名前が今後もたくさん呼んでもらえたらと思い、SNSの名前にした。

台風の最中にいってしまったけれど、今は晴れてきたよ。

つぅの大好きな晴れの日になった夜、記憶と記録に残しておく。

可愛いつったん、大好きだよ。

私と出会ってくれてありがとう。

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