トライアングルストラテジー 感想(ネタバレなし)

久々の更新です。
会社を休職しちゃったからゲームやり放題!ヤッタネ☆

ということで休職期間中にトライアングルストラテジーをクリアしたので感想を。

◎丁寧なシナリオ


・昨今のゲームはユーザーに飽きられないように出来るだけ衝撃的なシーンを連続して展開し、その分、シナリオ全体が雑になる傾向が多いイメージですが、今作に関してはとにかく丁寧。
・登場人物が多く登場しますが、それぞれ何を目的にしているのか、何故そんな行動をとるのか説明され、所謂ご都合展開でキャラが動くことも多くなかった。昨今のゲームでは中々ない作品でした。まぁそれによるデメリットももちろんあって、それは別途後述しますが、個人的にはこちらの傾向の方が好み。
・ただ、カタルシスは感じないかも。丁寧さとカタルシスは両立し得る要素だと思うので次回あるのであればそこは意識してほしいかな、、と。まぁその辺りはインタビューを読む限り狙ってやっているのかもしれないですけど。


◎戦略的な戦闘システム


・あまりSRPGというジャンルは遊んだことがなく、せいぜいディスガイアシリーズとデビルサバイバーくらいなものですが、それでも今作がとても調整された戦闘バランスであることは分かるのです。
・約30近くいるキャラクターが揃ってもどのキャラもステージによって輝ける場所が存在し、戦闘バランスも何も考えず、突っ込めばあっという間に全滅するけど、頭を使えばしっかり勝てる。いい塩梅なゲームでした。

×絶望的なテンポの悪さ


・ただし、優良なシナリオ、戦闘バランスを崩しているのが絶望的なテンポの悪さ。
・まずシナリオは一区切りつくと必ずワールドマップに戻されてシナリオを選択しなければならず、しかも間にローディングを挟む。また、本作はエンディングが4種類あるのだが、エンディングを4種類やるためにはシナリオを1から4周しなければならないのです。(自分は挫折した、、)この辺りはニーアオートマタとかを見習って、2週目からは好きな章から始めさせてほしかった。

□総評


・総じて良作と言えるのだけれど、それだけにテンポの悪さがもったいない。そんなゲームでした。

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