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【コラム】PJCS2024対応!横浜中華街穴場ガイド!

PJCS2024は最高です。

というか初夏の横浜が最高なので、どう転んでも最高となることでしょう。
パシフィコ横浜の大型公式大会と言えば、名物「中華街送り」。
負けた順番に横浜中華街へ集合、そして最後は祝勝会ですね。
しかし今年のPJCSは横浜開港祭と日程が完全に被っており、大混雑の可能性も懸念されます。
そこで、横浜市民歴17年の私めが穴場スポットをご紹介します。
困ったときの参考にどうぞ。


テイクアウト編

福臨閣売店

炸鶏排等のテイクアウト専門のお店です。
炸鶏排はまともな店とまともではない店があり、まともな炸鶏排の売店は行列ができていることが多いですが、こちらは細い通りにあるためか空いています。
大通りの本店で10年以上営業している福臨閣の系列なので信用できます。

こちらの炸鶏排は衣が薄いザクザクした食感のタイプ。
大通りの店舗では小籠包等もよく売れているようです。

張記小籠包

店名の通り小籠包等の点心のお店です。
大通りの鵬天閣や王府井といった大型店が小籠包需要を吸い上げており、奥の方にあって小さいこちらの店は比較的空いてます。
点心以外のメニューもあって店内にテーブル席もありますが、サクッと食べて出るかテイクアウト中心にお世話になることが多いです。

黒豚小籠包というやや高めのものが個人的におすすめ。
何人かで色んな種類のものを分けて食べるのが楽しいかと思います。

ちーさん家のマーラーカオ

マーラーカオという中華風蒸しパン専門のお店です。
上海路という比較的静かな通りに真新しい店舗が鎮座しており、若干浮いています。
ちーさんとは誰なのか。
マーラーカオとは何なのか。
事前情報がないとわざわざ足を止めないかもしれません。

マーラーカオ自体は中華街の随所で買うことができますが、こちらは専門店につきバリエーションが相当豊富です。
中華スイーツと言えばタピオカとかイチゴ飴ですが、個人的にはこのマーラーカオを推していきたいところ。
「マーライコ」とも呼ばれており、ポケモンカード的にも旬なのではないでしょうか。
お気に入りはチョコパンダーカオ(パンダ型のチョコ味)ですが、4種串というロスバレみたいなわがままメニューもありますので迷ったらそちらを。

店内飲食編

餃子伯

餃子が売りの上海料理のお店です。
中華街の西の外れの意外な位置にあり、空いています。
どちらかと言えば横浜スタジアム方面からの客が多そうです。
Googleマップに出てこなかったり食べログが旧店名でしか表示されなかったり、事前に発見するのが困難です。

家庭的でやや雑然としていますが、味はド安定。
水餃子を注文するとおすすめの食べ方をあれこれ教えてもらえます。

開心果中華酒場

広東料理のお店です。
裏路地の2階という見つけにくく入りにくい場所にあるためか、空いています。
隣の建物でテイクアウト中心に営業している小紅楼というお店で買ったものを持ち込めるという謎のシステムがあります。
その小紅楼の方も空いている可能性がありますが、こちらの方がより空いています。
店名が変わると同時に1階が占い屋になるというややこしい経緯があり、食べログも隣の小紅楼の情報しかありません。
ゴールデンウィークの中日のランチにも関わらず他に客がいなくて驚いたことがありますが、普通に美味しいです。

小紅楼の海老クレープを持ち込んで食べるのが特に良いかと思いますが、カレー等の変わったメニューに挑戦してみるのもよいかも。

KOTOBUKI cafe

軽食やスイーツ中心の台湾カフェのお店です。
中国カフェとして有名な悟空茶荘がすぐそばにあり、そちらは激混みのことがありますが、一方のこちらはいつ見ても閑散としています。
内装が可愛くて料理も丁寧という横浜中華街では貴重なお店なので、正直なところ穴場ではなくなってほしいです。

テイクアウトも展開しており、ルーローハンやスイーツ等軽食のメニューが多いです。
この手の店では珍しく中華粥があり、薬味や付け合わせがやたらとついてきて楽しいのでおすすめ。

優味彩

四川料理中心の家庭的なお店です。
太平道という南の端の静かな通りで、ぽつんと営業されています。
テラス席の柵やプランターで店内の様子がわかりにくいのでちょっと入りづらさを感じるかと思います。
しかし、一歩足を踏み入れると想像以上に奥行きがあって席数も多く、清潔で接客も丁寧なので「助かった」みたいな気持ちになります。
穴場というのはそういうものなのかもしれませんが。

癖のない食べやすそうなメニューが多く、各種ラーメン等もおすすめです。
実はからーい四川料理が美味しかったりします。

聘珍茶寮 SARIO 中華街店

広東料理のカジュアルなお店です。
カウンターで注文するフードコートの形式で、2階と3階に合計90席あるのでふらっと立ち寄ってもまず座れます。
大通り側の壁がガラス張りで景色がよいのが好きです。

ファストフード感を売りにしていますが、何にせよ横浜中華街最古の中華料理店として知られた聘珍楼の料理が出てくるので味はお墨付きです。
何を食べても間違いないと思いますが、強いて言えば季節限定メニューは一風変わったものがあるので食べてみてもいいかも。

四五六菜館 別館

上海料理の大型店。
別館が一番大きいです。
穴場とは言えませんが、別館が380席、本館が300席、新館が180席と系列店全体で圧倒的なキャパシティがあるため、どうしたらいいかわからなくなったときの逃げの選択肢として重宝するかと思います。
どの店舗も大通りの混雑の外にあるというのもポイント。

大型店なので大体なんでもあります。
とりあえずチャーシューはつまんでおいたほうがいいのではないかと。

最後に

横浜中華街には沢山の穴場があるのですが、「有名な穴場」のような混む可能性のあるところは今回紹介を見送りました。
そういうところを攻めたい冒険者の方は是非個人的にお声掛けください。
僕自身は残念ながらPJCS2024参加権なしにつき、会場周辺で飯の誘いをスタンバイしております。
よろしくどうぞ。

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