【スピの種明かし】人間は歴史的に、わからないことや未知の事柄を物語に見立てて解釈してきた

どうしてこういうふうになってしまったのだろう…？

私はスピリチュアルで精神状態が悪化し、卒業してもその理由を考えてきました。おかげ様で悪化した理由を大まかに把握でき、スピリチュアルの思想は自己受容や自己肯定感を高める教義が含まれていることを理解しました。

今でも多くの人が混乱して、信仰と現実の狭間で苦しんでいる人を見かけると、心が痛みます。

この記事では、人間は歴史的に、わからないことや未知の事柄を物語に見立てて解釈してきたという事実に焦点を当て、スピリチュアル思想を俯瞰できるように解説していきたいと思います。

人はなぜ物語を作り出すのか？

スピリチュアルでは、天使物語の中で生きている人もいれば、高次元宇宙の中で生きている人もいる。神仏の中で生きている人もいるし、皆信じる象徴がバラバラです。それでも同じ今この瞬間を生きています。

ではなぜ人はこんなにも物語を作り出してきたのでしょうか？ポイントを押さえていきましょう。

わからないことを物語に見立てて解釈する理由

人間は歴史的に、わからないことや未知の事柄を物語に見立てて解釈し、理解しようとしてきました。

スピリチュアルや宗教の理念、神秘的な真理は、どうしても言葉でうまく伝えきれないことが多くあります。人は科学的な理解力や表現の限界に直面すると、物語や象徴が有効な手段となるのです。

このアプローチは、神話、宗教、伝説、神話学、哲学、文学などの文化的な伝統に広く見られます。