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【現実回帰】メンター依存を克服し、自分の力で歩み出す5つの実践

私がスピリチュアル界を去ったのが2020年。
自分自身がメンターに依存しやすいことを自覚し、自立すると誓ったのが2021年でした。

まだ自分軸が持てなかった為、自分自身が辿ってきた過去を振り返り、心の状態や環境を深掘りし、どうして過度に依存してしまうのか、とことん理由を掘り下げてきました。

するとさまざまな心理的、社会的要因が影響していることがわかりました。

この記事では、メンターへの依存から脱却し、自己依存を深めるための5つの具体的なコツをシェアします。


1.不安や孤独感をメンターで解消しない

私は強いリーダーシップ、カリスマ性を持つ人物に依存し、心の不安や孤独を解消しようとしていました。

これまで特定の誰かにどっぷりと依存することなどなかったのですが、当時人生のどん底だった私は、藁にもすがる思いでスピリチュアル界に飛び込み、そこに居場所を感じたのでした。

メンターが提供する明確な指示や確信というのは、これからどうしたらいいのか分からない未知への恐怖や、日常生活の迷走を軽減してくれるかもしれないと、一筋の希望を感じました。

また、子供が生まれてからは主婦になり、発達障害のASDの特性でコミュニケーションが薄い私は、学校や仕事が終わるとそこで人間関係が終わっていたため、必然と定期的に会う人もいなくなり、孤独を抱えていました。

人に興味が薄く、精神的な支えをリアルに求めなくなったのは自分自身の選択でもあるのに、コミュニティがないと寂しいという気持ちがあったようです。

ですからSNSでやるスピリチュアルは手軽にコミュニティに属することができて楽しかったし、メンターは親身になって関わってくれたので、不安と孤独を解消するにはもってこいだったのです。

そういう自分の心をしっかり受け止め、自分がメンターに何を求めていたのか、一つ一つを洗い出し、不安や孤独の解消場所を現実に分散させていきました。

  • 自分の核となる価値観や信念をしっかりと持ちました。

  • スピリチュアル思想のみからは卒業し、一つの思想に縛られず、状況に応じて最適な考え方を採用する柔軟さを持ちました。

  • リアルでコミュニティに参加する覚悟を持ち、非常に苦手ではあるけど、現在はママ友と呼べる人もできました。

  • SNSでは同じ発達障害の方と悩みを共有したり、共通の信念を分かち合ったり、深く理解しあえる仲間と交流を持ち、孤独感を軽減させる場所を大切にしています。

  • 興味関心のある分野のコミュニティを開きました。

  • 子供の問題は、医療福祉を利用して相談できる人を見つけたり、担任としっかりとコミュニケーションをとることにより、不安が解消できています。

依存先を分散させること、沢山の人と関わることは、視野も広がり、メンターに過度に依存せずに済みます。これによりバランスの取れたサポートを受けることができ、日常を安定させることができます。


2.自己効力感の低さは、自分で向き合う

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