見出し画像

新潟2歳S&キーンランドC 購入馬見解

今週の重賞は新潟2歳SとキーンランドCの2レースが開催されます。どちらも狙っていた馬が出走しているので、それぞれ見ていきたいと思います。

まずは新潟2歳Sから、購入馬はショックアクションです。前走が今回と同舞台の新潟1600mの未勝利戦を0秒7差の圧勝。まだどの馬も出走数の少ない2歳戦では、コース経験の有無が古馬以上に重要だと思いますので、その中でもこの勝ちっぷりは魅力的です。新馬戦も敗れはしましたが、ハイペースの中先頭集団を形成し、粘り込んでの3着と悪くは無い内容でした。

血統を見ると外国産馬で、父はGleneaglesという馬。全く知らない馬なので調べてみたら父はGalileoでした。Galileoはサドラーズウェルズ系の種牡馬で、サドラーズウェルズ系は過去日本にも何頭か導入されましたが、重厚な欧州血統が日本の馬場に合わず、失敗の烙印を押されてしまった種牡馬も多い系統です。新潟の重賞は厳しいかと、ここで一抹の不安。

ですがGleneagles自身の戦績を確認すると、出走したレースは全て1600m以下という短距離馬。なるほどつまりフランケルに近いタイプなのかということで、この点はあまり問題視しないことにしました。フランケル産駒のソウルスターリングやミスエルテが2歳から活躍していたのが根拠となってくれるでしょう。

続きましてはキーンランドC。こちらの購入馬はライトオンキューです。

函館SSこそ古川Jの位置取りが悪く6着に敗れましたが、他に掲示板を外したのは条件戦時代に走ったダート戦と、G1の朝日杯の2回のみと、安定感のある堅実な馬です。

スタートが巧く先行力もあるため、先頭集団の後ろで流れに乗り、直線でしっかり進路を確保していれば、毎回良い脚を使っています。前走のUHB賞のような走りができれば、ダイアトニックとの叩き合いに持ち込めると思います。

どうしても鞍上に不安がありますが、G3なら何とか捌いてくれるだろうととりあえずはGOサイン。

それでは今回はここまで。次回この2レースの感想記事でお会いしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?