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社会主義国 ベトナム サイゴン

どうも、国際協力NGO CBBでインターンをしていますタマイです。

私は先週、インターン先からお休みを頂き5泊6日でベトナムのホーチミン(サイゴン)に行ってきました。今日はその旅の内容について書きます。

カンボジアからベトナムは近く、バスで8時間ほどで着きます。しかも格安で往復18ドルです。

バスに乗ると周りは地元のカンボジア人がほとんどを占めています。そしてバスの運転手、スタッフには英語も私の拙いクメール語も通じません。

そしてバスに乗った後半、私はある事に気づきます。

このバス、ベトナムに入ってからは各駅停車なのか

正直焦りました。自分がどこに降りたらいいのか分からない、位置情報はSIMカードが無く分からない為、自分がどこにいるかも知る事が出来ない。後で考えると、本当はスマホのデータローミングを一時的に使い自分の位置を知る事が正攻法だったのですが、当時の私にその発想はありませんでした。

しかし、ここで焦っていると困っているのが伝わったのか流暢な英語で話しかけて下さる方が現れました。フィリピン人である彼女はベトナムで英語の先生をしている方でした。そんな彼女に自分の降りる場所を聞くと親切に教えて下さったのに加え、SIMカード、換金、ゲストハウスへの案内、全てを一緒にして下さりました。彼女が居なければベトナム入りはより難しいものだったと思います。彼女に感謝です。

日系のゲストハウスで出逢った人達

私は日系のゲストハウスに泊まったのですが、ここでは面白い、凄い日本人の方と出逢えました。初日はアメリカに10年間留学に行き今は副業のレーザー加工に力を入れている方と3時間程はなし、翌日は東南アジアの情勢や経済に非常にお詳しい聡明な方に会話というよりもほぼ授業を4時間程して頂きました。この方との出会いが、個人的にはこのベトナム旅で最も影響を受けたものです。彼の様に物事を膨大な知識、経験から身についた広い視点で見れるようになりたいと本気で思いました。これからは色々な体験をすると共に知識も入れていきたいと思います。日系のゲストハウスでは普段会えない人とじっくり話す事が出来るので宿泊費以上の価値があると感じました。


日本語学校で会った方々

ゲストハウスの紹介でベトナムの日本語学校に滞在中3回訪れました。先生に生徒のモチベーション維持のために会話と文化紹介をしてくれと言われ、世間話と過去に私が作った日本の文化を紹介する為のパワーポイントを見せながら簡単な授業をさせて頂きました。私が会った生徒はN3とN2(日本語検定の事です)の取得に向けて勉強している方々だったのですが、皆さん日本語がかなり上手く日常会話では困らないであろうレベルでした。


真面目なベトナム人

日本語学校で学ぶ彼らは日中は仕事をして、夜は週3日、日本語学校に通うという生活をしています。ベトナム人の勤勉さに驚きました。私はインドネシア、カンボジアに行ったことがあるのですが、この2カ国は南国気質である為、人々はベトナムと比べてゆったりした過ごし方をしています。実際、カンボジアやベトナムがフランスの植民地化にあった時、ベトナム人は勤勉であった為カンボジア人よりも優遇されていたと聞きました(これが現在のカンボジア人のベトナム人への嫌悪感へと繋がっているそうです)。

この国民の気質の違いは、文化の違いがもたらすのか、地理的な要因がもたらすのか私には分かりません。もっと勉強して行きたいです。

今回のベトナム旅では色々な人と出逢う事が出来ました。先程書いた人の他にも私が一人で参加した周りが団体だらけのツアーで私をグループに入れてくれたアメリカ人の大学生達、ぼっち飯をしていたら一緒にご飯を食べようと誘って下さったフィリピン人家族。一人旅の楽しさは人との出会いにあるんだなと感じました。今回の旅は個人的には大満足です!

そろそろ、今回の記事は終わりにしようと思います!

ここで読者の一部の方は「タイトルの社会主義について全然触れていないじゃないか」と思うかも知れません。その通りです、全く触れずに終わります。

本当はそれについて書く予定だったのですがそれに関してはまた別の記事で書きます。

今日はもう、疲れたんだ…。
なんだか、とても眠いんだ…。